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オリジナル小説について

139・NAME IS MAN

こっちのブログはちょいとさぼり気味ですが、小説のほうはけっこう頻繁に更新しています。
http://quianred.blog99.fc2.com/
お時間があればぜひごらんになって下さいね。

アメブロのほうにもショートストーリィをアップしています。
http://ameblo.jp/quianred/

こちらはさらにさぼってますが。

やっぱりね、長いのはなかなか読んでもらえませんから、ショートストーリィなり、連載なりのほうがいいのでしょうけど、自分自身は長いのを書くほうが好きで、ブログにアップしたときの充足感も長ければ長いほど大きいという、どうも困ったものです。

で、139「NAME IS MAN」

これは長いです。今のところはたいていは長い、フォレストシンガーズNOVELと番外編の自己解説のみやっておりますので。

主人公は繁之&真次郎。フォレストシンガーズの鈍感コンビです。
曲名はポルノグラフィティ。「俺は男だ」ですね。はい、ストレートでいいですね。苦笑。

まあね、男なんだから、「俺は男だから」と言ってるのはいいですよ。女はあまり「私は女!!」と言わない気がしますが、このへんの差はどこから来るのでしょうね。

とある、黒い豹のお話を書いている男性作家さんが女医さんを書いてまして、彼女はひと仕事終えるとシャワーを浴び、自分の乳房を自分で包んで量感をたしかめて、ああ、私は女なんだ、と確認するというシーンがありました。
女友達数人と失笑したものですが。

いや、まあ、それはいいんですけどね。

すこしずつ売れてきたフォレストシンガーズに、かなり無名のコーラスグループとアルバムでコラボするという仕事が入ります。関係者には、あいつらは適当に使えばいいんだよ、と言われて苦い気持ちになるリーダー、本橋真次郎。

昔は俺たちが軽視されていたのに、売れてくるってこういうことか。こんな世界なんだもんな。

悩んでイラついているリーダーを見ている他の四人。章は章でちがった感じにイライラして、共演グループ、リパプルズのリーダー格の男性に八つ当たりしたりもしています。

そんなみんなを見て、彼も彼なりに考察するシゲ、といったお話です。

http://quianred.blog99.fc2.com/blog-entry-293.html

私は売れないミュージシャンを書くのが好きなんですよね。売れてくると本当に一般人とはちがった世界に行ってしまうけど、売れていないときには一般の人間とそうは変わらない、仕事が音楽関係だっていうだけ。

そういうのを書くのが好きなのだから、音楽はやっぱり単なる小道具ですね。そりゃそうでしょ。私には音楽的知識はないのですから。ただ、好きなだけだから、と、改めて認識しました。

138・向日葵のうた

タイトルは乾隆也作詞、フォレストシンガーズの歌になったのかどうかは不明です。

http://quianred.blog99.fc2.com/blog-entry-292.html
乾隆也33歳。フォレストシンガーズの面々が行きつけにしている、巨漢のマスターのいる店、「向日葵」にてのある夜のできごとです。

「向日葵」ってクレヨンしんちゃんの妹の名前ですよね。ひらがなの「ひまわり」だったかな。そのせいでけっこう流行っているようで、ただし、「向日葵」と書いて「ひまり」と呼んだりする場合も多いようです。

「ひまわり」は長すぎるし、「ひまり」っていい名前だとも思えませんが、若い親とは感覚もちがうんでしょうね。

いい年してますから、現代を舞台にしている小説を書いていても感覚が古いのは自覚しています。若者を書くには年を取りすぎたなぁ、って感じ。

それでも現代を書いていますから、流行ものも多少は取り入れて。DQNネームもよく出てきています。DQNネームは面白いですものね。

今回はそれは関係なく、「向日葵」の店の中で乾くんがうだうだと考えたり、店にやってきた人と触れ合ったり、というストーリィです。

今後も「向日葵」はいろんな小さな事件の舞台になります。

飲食店には他のお客もいるわけで、そういう人が邪魔になることも多いので、「向日葵」には他のお客がいない時間が多い。私の小説に出てくる店には暇な時間が多すぎる気がして、そんなんで経営、大丈夫? ご都合主義です。すみません。

番外46・十六歳のころ

意識的なのか無意識的なのかには関わらず、自身に自信のある人間は強い。
よそさまのブログを読ませていただいても、リアルな生活に於いても感じますね。
こんなに揺ぎない自信、どこから来るんだろ。さまざまなる意味でうらやましいわ。

得てしてそういう人間には想像力がない?
とも言い切れないのでしょうが、想像力欠如の人間も強いですね。

前者はほぼゼロ、後者はまあまああるつもりの私は弱いです。
年齢とともに厚顔無恥になってきている傾向はあっても、こんな私の手をひねるのは、赤子の手みたいなもので。

比喩的な意味ではありますが、人間として大切なものがどんどん摩滅させられていっているような。
そこまで考える必要もなく、もっと厚顔になればいいのか。
そんなことすらもわからなくなりつつある今日このごろ。

弱いというかヤワというかの私は、最近は精神的にも肉体的にも疲れています。こんなものを読んで下さっている方、ご不快でしたらすみません。

さて、「黒い炎」で幕を開けた第五部の最初の番外編は「十六歳のころ」。主人公は小笠原英彦です。

番外編1が「at sixteen」ですから、意味は同じです。そのころにはフォレストシンガーズから離れていた英彦は「at sixteen」には出てきません。

二十二歳でフォレストシンガーズを脱退した英彦は、十年ほどの歳月を経て、昔の仲間たちと再び触れ合うようになります。かなり卑屈になっていた英彦は、すこしずつ自分や自信を取り戻している。彼には才能があるから、そういうことも可能なんでしょうね。

自分を過小評価するという言い回しがありますけど、誰かの場合は過小評価じゃなくて、相応評価ですから……って、私のことはいいんだった。

そうやって昔の仲間たちに仲間入りできるようになってきたヒデは、フォレストシンガーズの周辺の人々とも知り合います。

そのうちのひとりが、文筆家のみずき霧笛。みずきさんとヒデはメールでやりとりをはじめ、フォレストシンガーズのもとのメンバーということで、みずきさんがヒデに興味を持って書いたのが「十六歳のころ」という半分以上フィクションの小説でした。

ブログをはじめたヒデがネット上で出会ったあれこれ、なんてのは、著者が経験したあれこれをアレンジしてあったりもします。

http://quianred.blog99.fc2.com/blog-entry-291.html

「十六歳のころ」はこちらです。
別に十六歳に戻りたくはない。もう一度やり直すなんてしんどいから勘弁してほしいけど、きらめく部分もある季節ですよね。

とうにすぎてしまって振り返っていればこそ、そう思うのかもしれないけど。

137・黒い炎

デビュー前のフォレストシンガーズの面々は、全員がアルバイトをしていました。

乾くんはギターやピアノの演奏をする酒場でギター弾き&歌うたいのアルバイト。店の名前は「月影」。

「月影」っていうのは著者がずいぶん昔に、発表のあてもないのに無我夢中で書いていたシリーズの主要キャラのひとりの名前です。エロティックな要素もあるファンタジーストーリィで、月影は美青年ふう外見の最強魔物。

あのころはネットで発表するなんて想いもよらなかったけど、考えたとしても恥ずかしくてアップなんてできなかったでしょう。いろんな意味でそんな物語でした。

まったく日の目を見なかったそのシリーズのキャラの名前だけでも活かそうと、店名に「月影」。

大学を卒業してから「月影」でバイトするフリーターになっていた乾くんの前には、何人もの女性があらわれます。もてもて乾くんですから。

その中でもっとも深く関わったのが、イラストレーター志望の尚子。彼女には過去があり、その過去に深く深く関わっていたのが、富田登美彦でした。

大阪生まれでロッカーになりたくて上京し、「ブラックフレームス」というバンドを組んで活動していたトミーは、一時期、「月影」でアルバイトしていて尚子と同棲するようになりました。

ブラックフレームスは認められてプロになるものの、売れなかった。

「売れないままのあんたのほうが
こんなあたしには似合ってた」

という歌詞の「ギター弾き」がこの一連の物語のモチーフです。

「ライヴハウスで知り合った
若い女とギター弾き」

この歌は御堂筋が舞台なのですが、私の物語では東京のどこかの街。トミーと尚子と隆也のその後までを書いています。

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三月は「毎日更新」を実行していますが、四月はやめておこう。ただでさえいまやネタが乏しくなっているのだから、無謀な行為はやめようと決めました。

今年二度目の風邪で、喉ががらがら。ハナと咳がぁぁ、の状態です。紙おむつをして寝てばっかり状態の老猫と一緒に、私も寝ていたいわ。

136・十年ロマンス

1960年代にデビューして一世を風靡し、短い間だけ燃え上がってぱーっと散ったグループサウンズの代表的存在、ザ・タイガース。

そのヴォーカリストであり、GSの代名詞でもあったジュリーは、ショーケンやザ・スパイダースやザ・テンプターズの人たちとともにPYGというロックっぽいバンドをやり、ソロに転向しました。

ザ・タイガースのジュリーだったころには避けていた私は、今ではジュリーのソロもザ・タイガースのベストアルバムもレアアルバムも、PYGも、最近になってザ・ワイルドワンズと一緒に出したアルバムも、みんなウォークマンに取り込んでいます。

甘くて太くてセクシーなあの声も好き。ルックスは近頃はちょっと……ですが、三十代くらいだったころのあの気障のきわめつけってか、華美のきわめつけってのか、だったころはかっこよかったなぁ。時代の寵児のひとりだったのですよね。

もうずいぶん前に再結成したザ・タイガース(ピーではなくてシローがいましたが、ごく最近、ピーがステージに戻ってきたとか?)の「十年ロマンス」が今回のタイトルです。この曲の入ったアルバムもウォークマンに入れています。

章・一葉・真次郎・リリヤ・繁之・渉・隆也・大河・美江子・幸生が各章の主人公。

フォレストシンガーズ十周年を迎えるに当たって、記念アルバムをリリースするために章がエッセイを書けと先輩たちに命じられ……がストーリィの発端です。

彼らの大学の先輩のカズハは、昔なじみのパンクスの柴垣やっちゃんと「向日葵」で食事をして、俺たちのバンド、解散するんだ、と言われている。そこに真次郎が入ってくる。

どういうわけか柴垣VS本橋の喧嘩となり、ちょっとぼろっとなった真次郎は、このままでは家に帰れないので先輩の金子将一のマンションにシャワーを借りにいき、金子の妹のリリヤと遭遇する。

リリヤは娘たちと喧嘩して、兄のもとへ安らぎにきていたわけです。そして、大学生のときの片想いの相手、リリヤの話を聞いたシゲの心がゆらめき、こんなことではいけない!! と身体を動かして発散するために、野球の練習に出かけていく。

そうと知って試合を挑みにきたのが徳永渉。モモクリのふたりもシゲのチームで、徳永チームと対戦します。

その話を聞かされた隆也は、歌づくりのために若い人たちと触れ合おうと、母校に出かけていく。そこで出会ったのが加藤大河。大河と彼の助手の島田弓子さんと話して、いやぁ、勉強になった、と満足している隆也。

隆也が帰ったあとで母校にやってきた美江子が、白衣を着た美女と出会う。美江子は名も知らぬ美女は、彼女が助手をつとめる准教授に恋しているとか?

そんな話を漠然と美江子に聞かされた幸生は、あっちこっちと気持ちをそらせながらも、これからのフォレストシンガーズがするべきことは……などと真面目な考察もします。

ラストは歌。中年ロマンスじゃなくて、十年ロマンスです。

といった、その章から次の章へとつながっていく物語になっています。私の拙い解説ではさっぱりわからないでしょうから、興味を持って下さった方はぜひ、こちらにどうぞー。

http://quianred.blog99.fc2.com/blog-entry-285.htm

「十年ロマンス」をもちまして、第四部が完了。フォレストシンガーズは新しい局面を迎えます。

135・少年時代

声も歌い方もあまり好きではないので、歌もあまり好きではない方の歌のタイトルです。

この歌だけは好きなんですよねぇ。あの澄んだ声に似合っているので、フォレストシンガーズでならば乾くんに歌ってほしいです。

フォレストシンガーズでは。

本橋真次郎→太く低いバリトン。話しているときの声がそのまんま、かすれたり細くなったりしないでなめらかに歌う。

乾隆也→透明感のあるテナー。基本的には高い歌声だが、普通は抑えたトーンで低く話す。低めの声で歌うといくぶんハスキーになってセクシー。

本庄繁之→黒人シンガーほどではないので、響きのよさにやや欠けるバス。話すときも歌うときも低い。音域は広いので、テナーに近い高い声でも歌える。

三沢幸生→高くて甘いテナー。話す声は少年っぽく、女っぽい声でも話せ、歌える。声のバリエーションは豊かで、時に歌を聴くひとを幻惑する。この声、男、女?

木村章→ものすごーく高いハイハイトーンテナー。ロバート・プラントみたいな金属質の声で歌う。話しているときにも高い。得意技はヘヴィメタシャウト!!

という感じです。

「うちの電話、盗聴されてる」とまで言う(誰が無名の母娘の電話を盗聴するねん?)、被害妄想母の現実離れ話につきあわされるとへとへとになりますが、こういう現実離れ話題は楽しいのですよね。

気を取り直しまして、今回のお話です。

フォレストシンガーズが沖縄での野外ライヴに出演します。ジョイントライヴで、司会は酒巻國友。そのライヴを、沖縄在住の医師、知念秀介が聴きにやってきます。

秀介は酒巻、椎名、長嶺、岸本とともに学生時代には「ファイブボーイズ」を結成していた、合唱部のメンバーです。彼が一年生の年のキャプテンは三沢幸生でした。

同じライヴにやってきていた、もとフォレストシンガーズのメンバー、小笠原英彦が二日酔いでしんどくなってふらふらしていたら、医師としての義務を果たしていた秀介と遭遇します。

実はこのふたりは……という著者も驚いた事実waveがありまして、英彦が秀介をフォレストシンガーズの楽屋に連れていく。

そして、酒巻くんも含めて八人で宴会をやる。主人公、ヒデと秀介の視点を交互に使って、みんなの感慨や大騒ぎなどを書きました。

http://quianred.blog99.fc2.com/

小説ブログはこちらです。

もっと書きたいなぁ、とは思うのですが、ネタが沸いてこない日はどうしようもないし、バイトから帰ると肉体的に疲れ果て、そこにまたあちこちから電話がかかってきて疲れ果て、なかなか書けない。

書くのだけが楽しみなのに、さまざまに阻まれていっそう疲れます。あ、こんなふうに書くと私も被害妄想かな? 苦笑。

134・Tomorrow

杉本竜一作詞「Tomorrow」
主人公は山崎数馬です。

フォレストシンガーズの所属事務所、「オフィス・ヤマザキ」の社長である太っ腹おじさん(文字通り、ウェストが太い。訓示、説教好き)のひとり息子、数馬は、中学生のときにフォレストシンガーズのお兄さんたちに出会います。

それから数年、何年かに一度はやるフォレストシンガーズの夏の合宿に、数馬は父親の命令でアルバイトをしにいくのです。

バイクがほしい、バイトがしたい、って、チェッカーズの時代かと思わなくもないのですが、今どきの子にもこんなのはいるでしょう。

説教は好きでも息子には甘いほうで「本橋が数馬に会うと殴りたくなるだろ」と懸念している敦夫パパは、バイト禁止の高校に通っている息子をよそでバイトさせるのは不安だ。だからって、バイクの免許を取れといって小遣いをやるのもなぁ。

と甘い葛藤をして、フォレストシンガーズにゆだねると決めたのでした。

設定に困ると、海辺の別荘、もしくは、若くてわがままな女の子を出す、というのが私の癖でして、今回は若くてわがままな男の子を出しました。

ほんとは数馬が気づいていないゲイのケがあって、本橋くんに恋しちゃったり……とたくらんでいたのですから、数馬に拒否されましたので、そのかわりには穂高が登場します。

反抗的少年、章を子供にしたような、という感じで書きはじめた数馬には苦労させられました。とにもかくにも、おばさんが高校生少年の一人称で書くのは荷が重いってのが第一。

こんな少年がちっとやそっとで改心して真面目な少年になるわけがないし、そうなってしまったら面白くないし、というわけで、ラストは「俺はこいつらみんな大嫌いだっ!!」なのです。

数馬はこの前のストーリィにもちらほら出てきますし、この後にも出てきます。

どうして乾くんにほっぺたを叩かれたのか(しかし、乾隆也、ええかっこしぃだよねぇ)、わからないままだった数馬は、大学生になるころにようやく、その理由に思い当たります。

小説279「Ob-la-di Ob-la-da」の数馬パートに、彼がつかんだその理由が出てきます。

というふうに、ささやかな謎を曖昧なままにして、続編を書こうと考えていたものの、忘れてしまったwobbly、なんてのもあります。忘れたのではなくて書けないものもありますがcoldsweats01、お気づきの点はご指摘いただけるとありがたいです。

http://quianred.blog99.fc2.com/blog-entry-280.html

「Tomorrow」はこちらです。

ここからは現実の話題です。

昨日、母を脳のお医者さんに診ていただいたところによりますと、軽い認知症の初期症状は出ているようだが、はっきりしない。ストレスから来ているのかもしれないから、トレーニングをしながら一ヶ月ほど様子を見ましょうとのことで、薬も出ませんでした。

それほど重くはなかったようだからまだよかったみたいですけど、医者の言うことって現実的ではありませんよね。同居しているのではないんだから、家族がフォローしろって言われても無理があります。

トレーニングというのは、ウォーキングと日記つけだそうです。ウォーキングはやると言ってましたが、ひとりで行くしかないのだから、よそのお方に迷惑をかける危険もある。日記なんかいやだと言うし、デイケアセンターも断固拒否。

それではどうしようもない。わがままおばばには困ったものです。だましだましつきあっていくしかないのでしょうね。

番外45「IF……?」

happy01IF、もしもこうだったら? SFの定番です。

いえ、もちろん私の書くものはSFとは呼べません。「だって、ほら、ファンタジーですから」はご都合主義のいいわけにも使えるようですが、ファンタジーでもありません。妄想です。

こんなのは一回だけのはずが、別の誰かの視点でも書きたくなって、現在のところはpart4まで進んでいます。

今回が基本となったストーリィです。

「なーんか変だ。こうして確認してみること自体が変なのだが、とにもかくにも確認しよう。

 俺は木村章、十七歳。ヴォーカルグループ、フォレストシンガーズのメンバーであるのだからプロシンガーである。高校は中退して、最近になってフォレストシンガーズに参加した。

 他のメンバーは、リーダー本橋真次郎と乾隆也が三十一歳、本庄繁之が三十歳。そして、俺と同時に新加入した三沢ユキが十六歳。

付き人は酒巻國友、歌手志望の十六歳。」

というような設定ですので、無茶苦茶な妄想でございます。すみません。

これを書くすこし前に「A girl meets a boy」という、三沢幸生が女の子だったら、のストーリィができていましたので、著者による著者の亜流と申しますか、ワンパターンと申しますか。はい、後者ですね。

こうやって遊んでいるのが高じて、「お遊び篇」というのもできていくわけです。

フィクションの世界では私の好きなパターンがあります。数種類ありますので、いくつも読んで下さった方でしたら、あ、あれとあれ? とお気づきになっていただけるかもしれません。改めて書くほどのことでもありませんが、そう、あれとあれ、あれとかあれとかです。

「IF……」の世界の中での大人の男が三人、少年ふたり、少女がひとり、彼らの相関関係、こういうのもあきらかに私の好きなパターンです。

あくまでも「フィクションの世界で」ですので、現実だったとしたら私は怒るかもしれない。他の人が書いているのを読んでもむかつくかもしれない。自分で書いているのだけを許す、狭い了見の人間です。

自分で書いて自分で許してるだけでは虚しいですので、「私もこういう世界ってけっこう好き」と言っていただけると嬉しくて、ほわわーんとなります。いえ、嫌いでもいいんですけど、攻撃はしないで下さいね、趣味の世界ですから。

happy01

133・お菓子の国のお兄ちゃま

フォレストシンガーズストーリィの脇役のうち、大人になった彼らの身近にいる、若い女の子ふたりの視点で書きました。

「お菓子の国のお星さま」とかいう歌があり、お星さまはこんぺいとうだそうで、その歌をもじったタイトルです。

主役のひとりは栗原桃恵。愛称はモモちゃん。自称も時々「モモちゃんはね」です。私はいい年して自分を「ともちゃんはー」とか言う女が大嫌いですが、モモちゃんは私のキャラなので許す。

音楽事務所「オフィス・ヤマザキ」社長の名前が山崎敦夫。この事務所には杉内ニーナというベテランソウルシンガーがいます。彼女に次ぐ人気なのがフォレストシンガーズ。後に入ってきたビジュアルロックの「燦劇」がフォレストシンガーズを追い抜きます。

が、燦劇は活動休止となり、そのかわりにと社長が連れてきたのが、フルーツパフェでした。栗原準と栗原桃恵の夫婦デュオは、三沢幸生によって「モモクリ」にされてしまいます。

「ALL WAYS」の映画で茶川さんが「あんたほど貫禄も迫力もない男はいないな」と言われていましたが、これはクリちゃんのためにある言葉かも。

そんな夫の子守りと、デュオの仕事に日夜奮闘し、社長のお説教にも耐えているモモちゃんは、ひそかに強い男に憧れている。精神的浮気は時々しますが、結局モモちゃんはクリちゃんがいいのよ、だって、気楽だもんね、となって戻っていくわけです。

一方の主役は露口玲奈。オフィス・ヤマザキの事務員です。

年齢はこの時点で、ふたりとも二十五歳になるかならずか。昔だったら「お肌のまがり角」だったでしょうが、昨今ではぴっちぴっちギャルですよね。古っ……。

モモちゃんが本橋くんに憧れ、玲奈ちゃんは乾くんに憧れる。玲奈ちゃんは独身ですので、乾さんみたいな彼がほしいなぁ、と思って、かまってほしくていたずらをしかけたりもするのです。でも、フォレストシンガーズは玲奈ちゃんから見れば高嶺の花だったりもするのかもしれません。

恋がしたい玲奈ちゃんに、金子将一が男性を紹介したり、突然出てきた徳永渉がわけのわからない行動をしたり、といったお話です。

http://quianred.blog99.fc2.com/blog-entry-278.html

以前にmixiにショートストーリィをアップさせてもらっていたころ、私の小説を気に入って下さっていた方がいました。その方はいつも私の書いたものを絶賛して下さるのですね。

「○○さん、褒めすぎですよ」
と返したら、おっしゃいました。

「褒めるだなんて、私は茜さんに対してそんな僭越な真似はいたしません」

ふーむ、褒めるって言葉は上から目線か。そういわれればそうだな。だったら私も、他人さまに向かって「褒める」って言葉を使ってはいけないのかな。

最近は小説ブログにすこしコメントがいただけるようになり、褒めていただくこともあるようになり(好きではない小説や気に入らない小説には、普通はわざわざコメントは残しませんよね)、そうなると○○さんのお言葉を思い出します。

私のほうは「褒める」という言葉はなるべく向けないようにしていますが、褒めていただくのは嬉しいですよ。なによりも、「茜さんの小説、好き」と言っていただくのが嬉しいです。

もしも小説ブログを読んでいただけましたら、「読んだよ」のひとことでも、拍手でも残してやって下さいね。コメントや拍手はほんとに嬉しくて励みになります。あ、でも、つまんねえ、と思われたら無視して通りすぎて下さいね。

132・ヒ・ラ・ヒ・ラ淫ら

インターネットの世界は匿名性であるだけに、それだけになんでも書けるのかなぁ、と感じるような事態がありまして、いい勉強になったなぁ、とも考えている今日このごろです。

しかし、これってどなた? もしかしたらもとから私の知り合いのひと? と考えてしまうのは、精神的によくありませんね。そこは匿名の弊害です。

抽象的な書き方ですみません。ここに書いてすこし、気持ちの整理をしたかっただけですので、読み飛ばして下さいね。

さて、本日は沢田愛理主役の「ヒ・ラ・ヒ・ラ淫ら」です。歌は高橋真梨子さん。私は女性シンガーさんの歌にはあまり興味がなくて、高橋真梨子さんは数少ない「大好きな女性歌手」のひとりです。

この小説をブログにアップしたころは、アクセスは一日にゼロ~二、三といったところでした。が、「淫ら」の文字に反応した方がいらっしゃるのか、この日はわりとアクセスが多かったのですね。

読者を増やしたくて官能やアダルトに向かったとおっしゃる方が、私の知り合いにも何人かいらっしゃいまして、ふむ、これか、と思った次第です。

このストーリィもまあ、私としては官能的ストーリィのつもり。

金子将一と恋人同士になった愛理が、将一の誘いでアジアのある島へバカンスに行く。そこで将一に言われて媚薬を口にし、エロティックな幻想に身をゆだねる。

言ってみればそれだけのお話で、こんなものは官能小説でもないのでしょう。私にはベッドシーンを克明に書くという技術がありませんので、官能には走れない。偏愛小説程度です。

幼さのある少年か少女と大人の男性の組み合わせが好きというのは、いずれに感情移入しているのか? 私はあくまでも傍観者が好きなので、そういうカップルを観察して「書く」のが好きなのです。

なんてことを前にも書きましたが、マイブームというものもあるわけでして、今はなにかな? あまりネタがなくて焼き直しが多いかも。

フォレストシンガーズストーリィを300編以上も書いていますと、とりあえずはその世界ができあがっている。自分で忘れていたりもするのですが、今までに書いてきた時代の先を書こうとすると、どうしても「説明」が必要になる。

説明ばっかりしているとそれだけで文字数が多くなり、短篇にならないよぉ、だったりするのです。

そんな苦労もまた楽しいんですよね。なにはともあれ、ネタがほしい、切実にほしい今日このごろです。

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「茜いろの森」もよろしくお願いします。

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