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2017年5月

テケテケテケテケ

*芦原すなお「青春デンデケデケデケ」

1965年、香川県観音寺市の高校生たちがロックバンドを結成し……。

「兄ちゃんたち、あれやって、あれ」
「そうそう、えーっと、ジャズ!!」
「そうや、ジャズやって!!」

ロックとジャズの区別のついていない、大人たちが面白かった。
これは原作も読み、映画も見ました。
香川弁なだけに、言葉に苦労した。メジャーな関西弁だったらともかく、といった制作秘話も印象に残っています。

だいぶ前に観たり読んだりしたので、記憶は薄れていますが、大好きでした。

Photo

*みうらじゅん「色即ぜねれいしょん」

いしかわじゅん氏と混同しそうになってましたが、いしかわさんのほうが八つ年上なのですね。
みうらさんは1958年生まれだから、「色即ぜねれいしょん」は1970年代かな。舞台は京都です。

これは映画だけしか見ていないのですが、みうらさんご本人も登場します。
南の島のユースホステルで夏だけ働く、ニックネームは「ヒゲゴジラ」。あ、みうらじゅんさんだ、と思ったらやはりそうでした。

主人公を演じているのは、ロックバンドのヴォーカリストで兵庫県出身なのですね。
道理で関西弁も歌もうまいわけだわ。

Photo_2

*奥田英朗「田舎でロックンロール」

時代としては「色即ぜねれいしょん」と同じころのはず、1970年代はじめ、岐阜県各務原市の中学生だった奥田氏がロックに目覚め。はまっていく顛末を描いたノンフィクションです。
これは映画にはなっていませんよね。

もっとも近々に読みましたので、記憶に新しい。

「音のよさ? そういうのってわからない。わかる人とわからない人がいて、私は不幸にもわからない人なのだ」

この感覚、わかりますよぉ。私もわからない。
この米、うまい!! ってのももひとつわからない。水がうまい!! もわからない。
まずい米や水ならわかるけど、特別美味な水や米ってねぇ……。

同じように、ベースのエッジがどうたら、ドラムの切れがこうたら、わかりませーん。
とはいえ、奥田氏の「わからない」と私の「わからない」はレベルがちがうようですが。

若いころにマニアックなものにはまり、俺はこんなの聴いてるんだ、どうだ、大人だろ!! と鼻高々、そういう感覚はすごくわかりますよ。
私はミーハーだもん、と開き直るのは、もうちょっと大人になってからかな。

なにかにつけてオクテだった私は、ロックにはまるのも遅かったのですが、奥田氏が書いておられることには共感できるところも多くて、読みふけってしまいました。

Inaka

鮮やかに残っている、ロックンロール三部作でした。


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