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独断的現代人感覚

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ラストの母の台詞に「勝手なことを言うな!!」と怒ってしまいましたわ。
半分くらいはあんたのせいだろ。
あんたも苦労したんだろうけど。一家のあるじがいなくなるとこうなるのも、この時代としてはありふれているのだろうけど。

このストーリィは原作を読んで知っていますし、そんな時代なのも承知していますが、敢えて現代人視点で感想を。

55年も前に作られたアニメの「安寿と厨子王丸」
ちょうど今、関西では真っ盛りで、この雨で散ってしまうかもな、の桜が画面の中でも咲いています。
春、たぶん平安時代の関西地方でしょう。

繊細で綺麗な絵柄。
えらく現代的な言葉遣いで、厨子王が「僕」なんて自称するのですが、動物たちがたくさん出てくるのも、昭和の子どもを意識して作られているからなのでしょうね。

凄まじい格差社会。
お金持ちは尊敬され、貧乏人は下手をすれば売られてしまう。
厨子王がこうして最終的には成功できたのは、もとは身分が高いからだよね。

あの子も幸せなのかもしれないわね、との母の台詞。
一理なくもない。

そのほうが楽なのはまちがいないよね。
甘い自己憐憫、女であるがゆえの自己犠牲。
「女の足は遅いから」って、弟も子どもなんだから、言い訳にもなりゃしないよ。

江戸時代以前を舞台にしたドラマや映画だと、それが作られた時代を反映しますよね。
平成に作られた時代劇は現代的すぎて、その時代の人はそんな教育受けてないってば、そんな価値観ないってば、と苦笑してしまうのですが。

このアニメには昭和の価値観も濃く出ていそう。
女に教育はいらない。女は兄や弟のために身を犠牲にして、なんだったら遊郭に身を売ってでも兄弟を大学に行かせる、なんて思想があったもんなぁ。

あと、突然人買い禁止って。

厨子王さん、それも勝手じゃありません?
山椒大夫は仕事でやってるんだから、生活かかってるんだから、禁止するんだったら補償してあげて下さい。
ほんと、身勝手な奴らばかりだ。

ついでに、今年の大河ドラマについてひとこと。
「おんな城主直虎」なのにね。
直虎は実は男性だったという新事実が出てきているとは、お気の毒です。

私はムロツヨシ氏演じる瀬戸方久に注目中。
方久が出てくる回は真面目に見たくなります。
他は……期待してなかったら、こんなもんでしょ。


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