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日帰りで金沢

時おりぼたん雪が降り、時に激しくなる。一時間も雪が降ると、一面真っ白になる。晴れるとその雪はじきに溶けてしまう。

寒いのは寒いけど風はあまりなく、雪の中を歩くなんて経験はほとんどない大阪人には、たいそう嬉しいのです。ガイドブックとデジカメのレンズが濡れるのは困りものでしたが、冬の金沢に来てよかったなぁ、でした。金沢の雪景色が見られて感激。

往きは阪急高速バス。帰りはサンダーバード。往復で七時間以上かかり、滞在時間は六時間ほど。あわただしくはありますが、経済的なことを考えるとこれが一番。帰りのバスもあるのですが、夕方早くには出てしまうので。

朝のバスに乗って北へ向かう。滋賀県に入ると雪景色になってきて、福井県では積雪の深いところもありました。金沢は到着したときにはすこし雪が見える程度だったのですが。

お昼は回転寿司。金沢に来たのは四、五度めで、先回からだと十年以上たっています。金沢と能登を旅した先回にも回転寿司を食べたので、今回も。バスの時間もあるのでゆっくり探していられなくて、ファッションビルの中の回転寿司屋さんに入りました。ひとりだとそんなに食べられるはずもなく、お安くつきまして、おいしかったです。

さて、今回の主目的は犀川です。
前に来たときにも見たことはあるはずですが、ゆっくり歩くのははじめて。川が好きというのもありますが、このあたりは私の小説、フォレストシンガーズシリーズのメインキャラのひとり、乾隆也の出身地なのです。

犀川を望む住宅地に建つ、豪壮なお屋敷で生まれて育った隆也くん、という設定で、バスを降りたら屋敷が見えてきて、なのにどこまで行っても門が見えない……なんて描写をした記憶もあります。

しかし、そういう屋敷のある場所まではバスでは行けないかも? なんとなくしか知らない土地を舞台にすると嘘も書いてしまいますね。ま、嘘ではなくフィクションってことで。

金沢駅からバスに乗って降りたのは「白菊町」。犀川大橋の近くです。このあたり「犀星のみち」というのがありまして、室生犀星の文学碑もあります。次第に雪が激しくなってくる。雪ってのは傘にも積もる。寒いけど嬉しいなぁ。いいなぁ、雪の金沢。最高。

寒がりではありませんので、二度程度の気温だったら平気です。むしろ歩いていると暑くなってくる。隆也くんはこの道を歩いたんだよね、と妄想全開snow

バスに乗ってみてはじめてわかったのは、白菊町と金沢の繁華街、香林坊は近いってことでした。ほんの二駅なので歩くことにしたのですが、雪がひどくなってくる。だったら建物の中に入ろうと決めて、21世紀美術館へ。建物と外の雪景色だけでも不思議な光景で面白かったけど、お金が必要な傘立てに入れなかったものだから、傘を盗まれた。ケチるといけませんね。

幸いにも雪は小降りになっていたので、次は金沢城へ。バスで回ろうと思っていたけど、金沢の観光スポットは狭いエリアに固まっているので、全部歩けました。
お城のとなりが兼六園です。もはや夕方になっていたので兼六園はパスして、金沢城公園を歩きました。真っ白な世界に行きかう人もあまりなく、これもまたいいなぁ。

ゆっくり歩いて香林坊まで出て、そこから金沢駅行きのバスに乗るつもりだったのですが、バスが混んでる。ここからだと1.8Kmだと書いてあったので、そしたら歩こう。結局、万歩計をつけるようになってからの最高新記録、28000歩以上をカウントしました。まだ足が痛い。

だけど、よかったなぁ。
最近はとにかく、ひとりで歩くのが好きなのです。連れがいると四時間も五時間も一緒に歩いてくれないだろうけど、ひとりだったら自分のペースで好きに動ける。

友人や家族と行って、美しい景色やおいしいものの感動などを分け合うのもいいのですが、私は根っからひとりが好きなのかな。寂しくもないし、ひとりは楽しい。

帰りのサンダーバードは所要時間二時間四十分で、往路のバスよりは二時間ほど時間が短縮できますが、もちろん、その分は高いんですね。バスと鉄道の両方を経験できて、いつでも同じが嫌いな私にはそれも楽しいことでした。

ところで、金沢出身の有名なミュージシャンというと? ごくメジャーなところはいないようでので、乾隆也、そうなれるようにがんばれよ。

Photo


観光都市のマンホールの蓋は愛想がない。京都もこんなふうなんですよね。

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犀川って荒々しい川なんですってね。この目でしっかり見て、たしかに、でした。

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激しくなってきた雪。

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あっという間に真っ白に。この雪が降るまでは金沢はたいして積もっていなかったのです。

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金沢城公園に建つ、「金沢の三文豪」像。
手前から室生犀星(むろお・さいせい))、泉鏡花(いずみ・きょうか)、徳田秋聲(とくだ・しゅうせい)。

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前田利家、加賀百万石の栄華の名残り。

Photo_7


サンダーバート車内で夕食。全部食べたわけではありませんhappy01

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コメント

こんにちは!

お邪魔します!

今日は本当に寒いですね。

寒くて我慢できない。

幸奈さんへ

コメントありがとうございます。
幸奈さんはどちらにお住まいですか?
大阪はそれほど寒くもありませんが、冬はまだこれからですよね。
あったかくして、お風邪など召されませんように。

また遊びにいらして下さいね。

雪の金沢も素敵ですね〜snow

昔、6月頃に一度行きました。

兼六園とか武家屋敷とか美味しい金沢料理を食べて、もう一度行ってみたいです。bullettrain

夕食美味しそうriceball

焼きいなりってどんな感じですか?

笹すしも美味しそう( ^ω^)おっおっおっ

ピエールドロンサールさんへ

コメントありがとうございます。
雪の金沢はよかったです。金沢は雪国でもありますから、冬に行けばこの景色はよくあるのでしょうけど、やっぱり感動的でした。

焼きいなりずしっていうのは、普通のいなりずしよりもお揚げが分厚いのです。大阪で言うところの厚揚げで、ちらしずしや鳥ごぼうごはんを包み、揚げを焼いてありました。
金沢のものなのかどうか、羽田空港で人気と書いてありましたから、東京にだったら売っているのかもしれませんね。

笹ずしもおいしかったですよ。
サバ、ブリ、鮭、鯛などがあって、私が買ったのは鮭と鯛、特に鯛が美味でした。
金沢、今度は泊まりたいです。

あかねさん、思わず記事にひかれてこちらにお邪魔しました。
あかねさんは一人で旅が出来る方なんですね。
私も一人で旅したいのですが、家族のお許しが出ません。
・・・
この記事を読ませて頂いて、勇気をもらいました。
まだ金沢は行ったことがないんですよね。
乾さんの出身と聞いて、思わずにんまり。
いいですねえ。
行きたいなあ・・・・。

美月さんへ

コメントありがとうございます。
今回は日帰りでしたので、ひとり旅ってほどでもありませんが、昔は泊まりででもひとり旅、しましたよ。

独身時代は母が絶対にひとり旅はさせてくれませんでしたので諦めて、独身ではなくなってからも、ぶちぶちは言われます。今も「メシは?」って感じですが、振り切って行っています。

経済的にひとりで泊りがけってのはできにくいので、日帰りで行ける範囲は限られてますけどね。
冬の間に滋賀県に行きたいなぁ。なんとか二月中に、のつもりでいます。

金沢は乾隆也の出身地ですので、とてもとても行きたかったのです。
雪の金沢、できることなら来年も行きたいです。犀川のほとりをもっと遠くまで歩きたいです。

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