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136・十年ロマンス

1960年代にデビューして一世を風靡し、短い間だけ燃え上がってぱーっと散ったグループサウンズの代表的存在、ザ・タイガース。

そのヴォーカリストであり、GSの代名詞でもあったジュリーは、ショーケンやザ・スパイダースやザ・テンプターズの人たちとともにPYGというロックっぽいバンドをやり、ソロに転向しました。

ザ・タイガースのジュリーだったころには避けていた私は、今ではジュリーのソロもザ・タイガースのベストアルバムもレアアルバムも、PYGも、最近になってザ・ワイルドワンズと一緒に出したアルバムも、みんなウォークマンに取り込んでいます。

甘くて太くてセクシーなあの声も好き。ルックスは近頃はちょっと……ですが、三十代くらいだったころのあの気障のきわめつけってか、華美のきわめつけってのか、だったころはかっこよかったなぁ。時代の寵児のひとりだったのですよね。

もうずいぶん前に再結成したザ・タイガース(ピーではなくてシローがいましたが、ごく最近、ピーがステージに戻ってきたとか?)の「十年ロマンス」が今回のタイトルです。この曲の入ったアルバムもウォークマンに入れています。

章・一葉・真次郎・リリヤ・繁之・渉・隆也・大河・美江子・幸生が各章の主人公。

フォレストシンガーズ十周年を迎えるに当たって、記念アルバムをリリースするために章がエッセイを書けと先輩たちに命じられ……がストーリィの発端です。

彼らの大学の先輩のカズハは、昔なじみのパンクスの柴垣やっちゃんと「向日葵」で食事をして、俺たちのバンド、解散するんだ、と言われている。そこに真次郎が入ってくる。

どういうわけか柴垣VS本橋の喧嘩となり、ちょっとぼろっとなった真次郎は、このままでは家に帰れないので先輩の金子将一のマンションにシャワーを借りにいき、金子の妹のリリヤと遭遇する。

リリヤは娘たちと喧嘩して、兄のもとへ安らぎにきていたわけです。そして、大学生のときの片想いの相手、リリヤの話を聞いたシゲの心がゆらめき、こんなことではいけない!! と身体を動かして発散するために、野球の練習に出かけていく。

そうと知って試合を挑みにきたのが徳永渉。モモクリのふたりもシゲのチームで、徳永チームと対戦します。

その話を聞かされた隆也は、歌づくりのために若い人たちと触れ合おうと、母校に出かけていく。そこで出会ったのが加藤大河。大河と彼の助手の島田弓子さんと話して、いやぁ、勉強になった、と満足している隆也。

隆也が帰ったあとで母校にやってきた美江子が、白衣を着た美女と出会う。美江子は名も知らぬ美女は、彼女が助手をつとめる准教授に恋しているとか?

そんな話を漠然と美江子に聞かされた幸生は、あっちこっちと気持ちをそらせながらも、これからのフォレストシンガーズがするべきことは……などと真面目な考察もします。

ラストは歌。中年ロマンスじゃなくて、十年ロマンスです。

といった、その章から次の章へとつながっていく物語になっています。私の拙い解説ではさっぱりわからないでしょうから、興味を持って下さった方はぜひ、こちらにどうぞー。

http://quianred.blog99.fc2.com/blog-entry-285.htm

「十年ロマンス」をもちまして、第四部が完了。フォレストシンガーズは新しい局面を迎えます。

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