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2011年10月

決まりました

階段から落ちて骨折、だなんて友人の報を聞き。

うちの母も退院はしたものの、なんだかんだのと私を振り回す。

でも、骨折した友人のほうがずーっと大変ですよ。ご家族も身体の不調を抱えてらっしゃいますものね。

入院してらっしゃるようだからここは見られないだろうけど、Mさん、この機会にゆっくり静養して下さい。

母がそんなですから、夏に行った短期バイトは無理かなぁ。

あれはギャラはいいのだけど、あまり顔を見たくない奴がいるし、ちょっと遠いし、時間も長いし、母が急になにかしら言い出したら、休まなくてはならなくなるかもしれないし。

でも、失業してのんびりしていられる経済状況でもないし……かといって、都合のいいバイトなんかないし。

どうしようかと悩んでいたころに、郵便局の年末年始アルバイト募集葉書が届き、面接に行ってきました。

高校生だって雇うのだし、たくさん応募してきていたから無理かと悲観していたら、本日、採用葉書が舞い込んできました。

短時間、短期間、収入は微々たるものにしかならないでしょうけど、とりあえずちょっとだけ仕事が見つかって、まあ、今の私だったらこのくらいのほうがいいから、12月になったら働きにいってきまーす。

127・古い日記

日本の女性シンガーさんとしては稀有な声と迫力の持ち主、和田アキ子さんの「古い日記」です。

主人公はヒデ。

小笠原英彦はフォレストシンガーズアマチュア時代のメンバーで、プロになる前に脱退して、そのことを気に病んでぐじぐしめそめそしていて、フォレストシンガーズの仲間たちには会いたくない、会えるはずもない、と決め込んでいました。

それでもやっぱり会いたくて、会ってもかまわないのだと知って、シゲに無理に連れていかれた形で、真次郎、隆也、幸生、章と再会しました。

再会はしたものの、わだかまりがありすぎて昔のようには彼らと接しられない。そんな時期にフォレストシンガーズのマネージャーでもあり、学生時代の友達でもある山田美江子から、宅配便が届きます。

日記は日記でもwebの日記。フォレストシンガーズ公式サイトに彼らがランダムに綴っていたブログをプリントアウトしたものを、美江子が英彦に送ってくれたのでした。

ヒデもその後にはパソコンを買い、ブログをはじめてけっこうな人気ブロガーになり、昔の仲間を肴にしてネタにするってうしろめたくもあるなぁ、と考えつつも、快感にもなっていくのですが、このころはそんな心境には程遠かった時期です。

心境的にもなんでもネガティヴにとらえてしまうけど、すこしずつすこしずつ、心を開いていく。昔の仲間ともと通りに笑い合いたい。ヒデがそう考えるようになったひとつのきっかけが、美江子からのこのプレゼントでした。

まあ、それだけのお話です。

自分は書いて読んでもらいたがるくせに、よそさまの小説ブログはあまり読まなかった私が、楽しいですよぉ、とのオススメで開眼しまして、近頃はよそさまの書かれた小説を読み、わ、これ、素敵、すごい、勉強になる、うまいなぁ、こんな発想、私もできたらなぁ、などなどなどと考えるようになりました。

ネットの世界でだけはシャイな私を捨てて積極的になろうと決めていますので、コメントも書きます。

感想文は下手だし苦手だし、著者の方の考えとはまるで見当ハズレのことを書いて、失笑されないかと不安でもあるのですが、私はコメントをもらうと非常に嬉しいのだから、お怒りは買わないかな、と。

そうしてコメントを書くと、みなさまは寛容に受け止めてくださって、私のブログにも訪問して下さいます。おかげさまで相互リンクも増えました。

http://quianred.blog99.fc2.com/

こっち↑のブログ、「茜いろの森」です。

やっぱりね、小説ブログを作ろうというほどの方は、それぞれに個性的で面白い物語を書かれます。文章もお上手ですし、中にはプロにだってなれるのに、敢えてなろうとしない方もいらっしゃるのだろうな、と思えるレベルの方もちらほら。

私は下手なのにやってる……どどん、落ち込み、だったりもするのですが、コメントを下さる方も増え、「茜さんの書くもの、スキ」と言って下さる方もいらして、なによりもなによりも励みになっております。ありがとうございます。

特に小説ブログの場合(まして、私のブログは一編が長めですし)、アクセスに比してコメントはたいへん少ないのが普通だそうですが、私のブログはアクセスが少ないわりにはコメントは多いほうで、そういう方が何人もいらっしゃるからなのですよね。コメントは本当に嬉しいから、感謝感激です。

「あかねのブログ」だったら見て下さっている方も、よろしければ小説ブログにもいらして下さいね。

フォレストシンガーズをはじめとして、BLっぽいものも妄想っぽいものも、恋愛ものもSFまがいも、微量エロチックも微量SMもありますよぉ。

ご訪問を心よりお待ちしております。

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傷だらけの天使

残念なことに閉鎖されてしまったブログの主催者さまに教えていただいた、「傷だらけの天使」再放送。BS日テレで半月ほど前からはじまりました。

矢作俊彦氏が小説にしたのを読んでいたので、細かい部分を忘れていたのもなんとなく思い出し、改めて予備知識ができていました。

オープニングのあの音楽。冷蔵庫を開けて手当たり次第に食べものを取り出して、品がいいとはとても言えない感じにショーケンが食べるこれ、斬新だと評判になって、誰かが真似をしていたのではありませんでしたっけ。

のっけからショーケンったら……ってか、ショーケンが好きでやってるわけではないのですが、男性はうしろ姿だったらオールヌードを全国のみなさまに見せてもいいんですね。

たしかリチャード・ギアが、自分のヌードに高価格をつけたとかって噂もありましたが、そうか、ふむふむ、なんて変な感心をしたりして。

街の風景や人々のファッションや「朝食セット150円」の文字や、公衆電話。あれから三十年以上がたつと、日本中のひとがたいていケータイを持つようになって、公衆電話が絶滅寸前になるなんて、SF作家でもあまり予想してませんでしたよね。

そうかぁ、これって私が○歳のときにやってたんだ。私はたぶん全部は見てないけど、いきなり最終回になってショックだったのは覚えています。

いとこたちがうちに泊まりにきていて、明日もまた遊べるねって楽しみにしていたのに、急に彼らのお父さんが車で迎えにきて、がっかりしたのに近いみたいな落胆。あ、はい、彼らです。私のいとこは六人。全員が男の子です。

ショーケン演じるオサムちゃんのかっこいいこと。ワルっぽいというか、ワルではあるのですけど、女性や子供には根は優しいのですよね。オサムちゃんにも子供がいるという設定が絶妙ってか。特に当時の女性たちの心をくすぐったのでしょう。

服装はもちろん当時の流行だけど、あの太いズボンだとか、シャツの胸元を開けて着崩してるところとか、当方の年齢ゆえもありましょうが、今見てもかっこいいです。

それに、煙草をばかばか吸って。
「煙草を吸う男がかっこよかった時代がありました」なんて、館ひろし氏が述懐しているCMがありますよね。まさしくその通り。時代だなぁ。

でも、私は(これも当方の年齢ゆえか)かっこよく喫煙する男はかっこいいと思う。ヒステリックな嫌煙論者は嫌いです。禁煙に成功した者ほど煙草を悪し様に言うという、あれ、サイテイにかっこ悪い。ヘルシーってそんなにいいことか?

「るろうに剣心」が実写になるそうで、ヘヴィスモーカー斎藤一の描写はどうするんですか? 子供の教育に悪いから、斎藤さんには煙草は吸わせない? そしたら別人の斎藤一になっちゃいますけどね。

と、脱線しました。失礼。

「傷だらけの天使」に出てくる女性たちも、当然時代を反映してますよね。初回の子持ちの主婦。真野順子さんだったか、名前がちょっとちがってるか。妙に色っぽいというか。

別の色っぽさ、哀しみを漂わせる悪女の緑魔子さん、きゃーー、なつかしい。このマキシドレス。簡単に男とベッドインしてしまうところ。ほんと、時代だなぁ。私がシナリオを書くのだったら、あそこで兄ではなく、自分を撃ってしまう気もします。

このたぐいのドラマは、その回で触れ合った女性とも一話完結で、次の回には別の女性とベッドインしたり、恋をしたりするのですよね。

それからそれから、アキラ。私の頭の中には「アキラ」って名前が常にインプットされています。「あきら」さんという知り合いも多いのですけど(年賀状のやりとりをしている人の中では、あきらさんとひろこさんが四人ずついます)、そのせいではなくて。

三年ぐらい書いている小説の当初の主役も「アキラ」でした。アキラは今も私の中で息づいて、私と喧嘩しながら活躍というか、ひっかき回してくれています。

おそらくは、「アキラ」の原型は「傷だらけの天使」のアキラ。乾亨。

なんとかいうドラマのなんとか右京さんが嫌いだから、現在のあの方は好きになれなくて、「アキラ」だけでいいのです。ひどい偏見だけど、ファンなんてそんなものなのだからいいのです。ヒラキナオリ。

先回のアキラがよかったなぁ。兄貴に軽く扱われて、同じ部屋で兄貴は女のひととごそごそしてて、アキラはヘッドフォンかぶって見ないふり、聞こえないふりをして、女のひとが呼んでくれて、三人で狭いベッドで眠るのです。

兄貴に「おまえ、邪魔だ」って感じで押しのけられて、そうやって邪険にばっかりされて、それでも兄貴を慕う。実の兄貴ではありませんが、なんだか浪花節してますが、そういうところも昔の少女の心をそそるのですよ。

今度こそ最初から最後まで見ようっと。

ただね、主婦にはあの時間帯が困る。困るけど、現在は強い味方があるので、録画してでも見ます。当時は一般家庭で手軽に録画できる時代になるとも、あまり考えている人はいなかったでしょうね。

ストーブリーグ

四位に終わってクライマックスも無関係になり、阪神タイガースのシーズンは消化試合を残すのみとなりました。

クライマックスなんてどうせ負けるから、出なくていいんだもん、とは常に言ってますけど、寂しいものですね。

マートンの首位打者、能美投手の奪三振、球児のセーブ、新井選手の打点、などなど、記録のかかった選手もいるわけですから、残り三試合、きっちりやってほしいものです。

しかし、それだけ各部門で首位を争う選手がいるってのに、Bクラスなんですよね。私は真弓さんは嫌いではないけど、監督としてはやはり……だったのでしょうか。

来年からは和田監督になると決定したそうです。

和田さんはものすごく人気のある人で、もと名選手としてだけではなく、人間として好かれているみたい。阪神ファンで彼を悪く言うひとはいませんものね。

それだけに、私は心配です。

真弓さんだって選手時代はとても人気があって、特に女性ファン人気は絶大で、真弓さんの二代目の矢野選手以上のマダムキラーだったのに、監督になってすっかり株を下げたようでしてね。

和田監督も優しそうだから、真弓さんの二の舞にならないように祈っています。

あとはソフトバンク、今年こそクライマックスシリーズでも優勝して日本シリーズに出ないと、ファンが暴動を起こしますよ。阪神ファンだったらとうに荒れてますよ。

世論はすでに、「もうええやん、ソフトバンクに勝たせてやりいな」となっているそうですが、うふふ、楽しみ←ひとごとだから無責任。

126・ある日突然

トワ・エ・モアです。「あなたと私」って意味でしたよね。

女性と男性がデュオで歌っているグループは、結婚する場合が多い。たしかトワ・エ・モアは別々の人と結婚したような? 

男性ふたりと女性ひとりのグループも時々あって、ドリカム(ひとり減りましたが。。。←ここ、ちょい含み)が代表ですね。もっと古いところにはハイファイセットってのもいました。

五つの赤い風船から、ハイファイセットと紙ふうせんに分かれたのだったか。このへんの知識はちょぃあやふやです。だって、私はまだ生まれてもいなかったころの人気グループだもん←ここも含みってか、嘘?

ハイファイセットは小太りの男性と眼鏡をかけたすらっとした男性、ムードのある綺麗な女性間組み合わせで、すらっとした同士でお似合いのはずが、女性が小太りのほうと結婚して、子供心にもへーっとなった記憶があります。あれ? 私、生まれてなかったんじゃなかったの?

まあまあ、それはいいとして、紙ふうせんも夫婦ですよね。チェリッシュも結婚してますね。古ーっ。

古い男女デュオの話題からはじまった今回の主役は、本橋美江子です。仕事上は旧姓の山田美江子を名乗っています。

私は旧姓が日本に十家族もいないような珍奇なものですので、仕事上でも普通に結婚した相手の姓を名乗りました。普通の名前になって嬉しかった。

でも、仕事では旧姓を使い続けたい女性はいますよね。私の知人にもいます。夫婦別姓も一時議論されていましたが、日本では定着しないかなぁ。

というようなこだわりもある美江子が結婚し、もちろん仕事は続けていて、フォレストシンガーズのマネージャーとして大阪に行くと、訪ねてきた女性がいた。

昔、とっても仲のよかった女友達と、特にわけもなく距離ができていって話もしなくなる、よくあることのそんな相手、美江子の大学時代の一時的親友、一枝佐里でした。

佐里と美江子は一夜、語り合い、美江子は大阪のホテルに帰る。ホテルでなんの気なしの食べたお饅頭に当たったのか、腹痛で大騒動。そして、翌朝。

それだけのストーリィです。

http://quianred.blog99.fc2.com/

「茜いろの森」に小説をアップしています。

このブログは人気がなくて、日によってはアクセスゼロだったりもしたのですが(私自身をカウントしない)、私があちこちの小説ブログを訪問すると、見にきて下さる方もいまして、すこしだけアクセスが増えました。

FC2の「オリジナル小説」ブログ部門人気ベスト100に入ったりして(8000以上のブログがありますが、放置してあるものももちろん多数)、嬉しかった。

リピーターになって下さる方は少ないでしょうし、小説まで読んで下さるのはほんの一部の方でしょうし、読んで下さっても飽きられてしまうのは経験済みですが、まずは来て下さらないとはじまりませんものね。

自分の楽しみのため、現実逃避のためが主目的のブログとはいえ、読んでいただいてコメントをつけてもらえるのは、とーっても嬉しいです。

通りすがりのそこのあなたも、よろしかったら「茜いろの森」を覗いてやって下さいね。

アメブロで小説の分載もやってますよ。

http://ameblo.jp/quianred/

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箱入りにゃんこ

箱が大好き~のくぅです。

見返り美にゃこの写真もあります。美というか腰太と申しますか。

ところで、母がまた入院してしまいました。

先回は心臓ペースメーカの手術のためで、順調に回復はしていても、なにしろ高齢ですから、あちこち衰えてきていたのですね。

それがようやく、すこし元気になってきたらまた。

今度は胆石。胆嚢は昔に取ってしまっていて、胆管に石ができているのだそうです。

内視鏡手術だから大層な処置ではないけれど、手術ではあるのだから、リスクは伴う。わかってはいるけれど、そんなことばかり聞かされると気が滅入ります。

八月に入院して九月に手術して退院して、十月にまた入院、手術。これからも繰り返すのでしょうか。ため息がこぼれます。

とはいっても、家庭でずーっと介護するよりは楽ですから、病院には感謝しないといけませんね。

暗い話ですみません。うちの明るいくぅにゃんを見てやって下さい。

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ニコっとタウンその後

前の記事にコメント下さった方、

個人的にもお知らせして、お気遣いして下さった方、まことにまことにありがとうございました。

どうしようかなぁ、と悩んだ結果、一度やってみたかったことを実行してみました。

これって不快に感じる方もいらっしゃるのかもしれませんが、「茜」は退会もできないのでしょうし、男の子のファッションもしてみたいってわけで。

「茜いろの僕」で再登録して、男の子キャラになりました。

「あかねいろのぼく」あるいは「あかねいろのしもべ」です。

再び、友達になっていただけると嬉しいです。

女の子のほうはそのまんま、着替えもできずに残るんだと思います。

一度、事務局に質問してみますけど、たぶん無理でしょうね。

もともと「茜」もニコっとは放置気味でしたのに、親身になって心配して下さったみなさまに感謝しています。今後ともご協力のほど、よろしくお願いします。

ニコっとタウンのお友達へ

このブログにいるアバターの美少女は、私のニコっとタウンでの分身です。

こんな女の子の「茜ちゃん」になって楽しんでいたニコっとで事件発生。いえ、私の個人的なものなのですけど、あちらでのお友達の中には気にして下さる方もいらっしゃるのではないかと思って、ブログも書いています。

昨夜、ニコっとに遊びに行きました。

ちょっとしたミスでログアウトしてしまいまして、
ログインし直そうとしましたら、
保存してあったメールアドレスもパスワードも全然駄目なのです。

で、パスワードを変更してもらおうと、
その手続きをしたのです。
ですが、niftyのフリーメールってサービス停止してるんですよね。

すると、登録してあったniftyのメルアドでパスワード変更しても、無効じゃありません?
するとすると、ニコには二度と行けなくなってしまったのかも、しれません。

なんだかよくわかってないのですけど、
自分のブログから行ってみてもおためしモードになってますし、
これで退会ってことになってしまうかもしれません。

たぶんそうですよねぇ?
ニコに登録してあるメールアドレスというものが、存在しなくなっているのですもの。

ニコ友さんたちにはもう二度と会えないかもしれない。むこうでは私のブログのURLを公開していますので、見にきて下さる方がいらしたらいいんですけどね。

来て下さった方がいらっしゃいましたら、こっちのブログで交流していただくとありがたいです。コメントして下さいね。

それそもそれとも、どうにか復活する手立てってあります?
ごぞんじでしたら教えて下さいな。

なんのことやらわからない方には、すみません。読み飛ばしてくださいませ。

125・雨よふらないで

ザ・テンプターズ「雨よふらないで」です。

実はこのストーリィを書いたときには、この歌を聴いたことはないと思っていたのです。幸生を主人公にして短編が書きたい、グループサウンズの歌をモチーフにしたい、そのつもりでネットをさまよっていて、この歌を見つけました。

幸生といえばグループサウンズ。彼は現在三十代なのですから、もちろんGS全盛期には生まれてもいない。お母さんが好きで家にレコードがあり、聴くともなく聴いていた幼いころ、っていうのは1980年代だから、GSは遠い昔のヒットソングですよね。

将来はソングライターでもあり、歌手でもある三沢幸生になる少年ユキちゃんの嗜好に、GSがぴったりマッチしたわけですね。若い方がビートルズや古いロックに出会うきっかけが、ご両親だったというのはよくある話。

そんなわけで幸生が主人公のストーリィには、時々GSの歌を使います。幸生はジュリーのファンでして、それも母親の影響なんですが、著者も同じです。幸生くんのお母さん、気が合いますね。おほほ。

こうしてとある曲をモチーフにした小説を書いていて、デジタルウォークマンを聴いていますと、不思議とその曲が流れてくるのですよ。ランダムにして聴いていますので、創作の神さまが聴かせてくれるのかもしれませんね。

このストーリィを書き上げたあとでレンタルショップに行き、「テンプターズ全曲集」みたいなCDアルバムを借りました。「雨よふらないで」も入っていました。

あ、この曲、聴いたことある。実は実は知っていた歌で、忘却していただけだったようです。

ほんのガキんちょだった著者が最初に好きになったのはジュリー。でもでも、あまりにも周囲の女の子たちがこぞって、ジュリージュリージュリー言うのでいやになって、オックスの岡田志郎に走ったとは以前にも書きました。幼少のころからひねくれ者だったのです。

あのころはテンプターズって興味なかったけど、ショーケンが役者になってからは好きになりました。今ではショーケンの歌もけっこう聴いてます。ショーケンを取り上げたブログも読ませていただいています。

萩原健一ソロになってからの歌のほうが、当然大人だし、上手というのではないけど味があって、「別れの詩」が好き。「兄貴のブギ」も好きです。

話を戻して、幸生のストーリィ。

もとGSで現在は音楽評論家の初老男性のミニライヴを、幸生が聴きにいく。そのライヴハウスは奇しくも、若かった章が所属していたロックバンドがライヴをやっていた店。幸生はもとGS男性の歌に寒い心持ちになって、ライヴが終わる前に外に出ていってしまう。

突然のどしゃ降りの雨の中で拾った、捨て猫みたいな女の子。

女好き幸生としては彼女に欲望むんむんなくせに、ハードボイルドだぜ、なんて言っちゃって、彼女もうるわしき誤解をしてくれて、といった物語です。

雨というものも人間の琴線をふるわせるのですね。雨のつくタイトルの歌もいっぱい。「RAIN SONG」というアルバムも借りまして、いい歌がいっぱい入っています。好きでもないモリタカとかいうひとの歌を見直したり……いえ、聴き直したりして。

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読書ノート8

①万城目学「ザ・万歩計」

図書館で借りてきてから買った本を積んであるところを見たら、この本、ありました。馬鹿馬鹿、アホアホ。こういうのがよくあるんですよね。借りてきてからはっと思い出す。この本、前に読んだわ……ま、いいかー、の繰り返し。

まだ読んではいなかったので、読みました。

「鹿男あおによし」と「プリンセストヨトミ」を読んで、荒唐無稽ってのか、現実離れってのか。そういうたぐいの物語は好きなのですけど、マキメマナブさんの書くこのタイプ、波長が合わないみたいだなと感じていたのです。

ところが、エッセイだとすごーく面白い。

浅田次郎氏(小説も好きだけど、この方の書く「男に都合のいい優しい女」が猛烈にむかつく)、三谷幸喜氏(ドラマはもうひとつ好きになれない)と同じく、エッセイだったら好き、の作家さんエリアに入るのかもしれません。

旅エッセイだとどことなく宮田珠己氏のタッチに似てますね。文章がうまくて発想がぶっ飛んでてリズムがよくて、やはり常人ではないのだと、私はフツーの人間なのだと改めて実感しました。

②奥田英朗「野球の国」

荻原浩氏と作風が似ていると常々感じていたのですが、この方のほうがずーっと人が悪い。偏屈。小説でもそういう性格ってあらわれている気がします。

現実に交流があるわけではありませんので、私の恣意的な考えにすぎませんが、奥田さんはつきあいにくそうだなぁ。結婚しないほうがよさそうですよ←ほっとけって? 実際、してらっしゃらないようですね。

これもエッセイで、この方の場合はエッセイも小説も好きです。奥田さんとは桁がちがうとはいえ、私もひねくれてて偏屈ですから。

なにやらの本を読んで息子が感動して涙ぐんでいた、それを眺めていた親が、素直な子供に育ってくれて嬉しい、とまた涙ぐんでいる。

奥田さんではないどなたかがそう書いておられて、私は白けました。

素直ってなんとかの代名詞じゃないのぉ? 私はそんな子に育ってほしくないな、立ち止まって物事をななめから裏から、なんだったら四次元からも(どうやって?)見るような人間のほうが好きだな。私だとそんな感じです。

話がそれまくりました。引き戻しますと、このエッセイは野球を観るためにする旅がメイン。奥田さんは中日ファンで、阪神ファンからすると仇敵チームですが、エッセイは楽しませてもらいました。

③斎藤智裕「KAGEROU」

一時話題になっていた、水嶋ヒロくんが本名で発表した小説です。図書館に予約して八ヶ月ほどかかってようやく手元にやってきました。

それだけ人気があるとも受け取れ、買ってまで読む気はない人が多いとも受け取れる。

実はひねくれ者の私は、読んで嘲笑したいつもりで借りたのです。まあね、粗探しをするつもりになればいくらでもありますよ。でもでも、思っていたよりもいい。面白い。

なんとか大賞を受賞するほどではないだろうけど、SFとして読んでも悪くないし、シニカルな死生観みたいなものが漂うのも悪くないし、私の感覚とは合っているのでしょう。

にしてもね、ヒロくんってかの有名なあそこの大学出じゃないか。学歴がなくて教養があって、その他諸々ですごい(ひとことではいえない諸々)人を尊敬する学歴コンプレックスの私は、それでむしろ白けました。この感想もある意味、偏見ですよね。反省。

④浅田次郎「福音について」

「勇気凛々ルリの色③」。このエッセイ集、一冊は読んだかな。

軽妙でリズムがよくて文章力は抜群で、猫の話やら競馬の話やら学生時代の話やら、修羅場をくぐった話やら小説の話やら、時として笑わせてもらえ、時としてウェットにしんみりする。浅田さんのエッセイは最高です。で、時として腹も立ちます。

⑤江國香織「間宮兄弟」

「きらきらひかる」をはじめて読んでとっても好きで、友達にも勧めました。でも案外、たくさんは読んでいません。

久し振りで読んだ江國作品は、同居している三十代の兄弟のストーリィでした。

兄は細身、弟は太り気味のおたく体質。いたって普通な俗物でありながら、「俺って変わってるんだ」と思っているのであろう奴ら。そばに寄ってくるなぁ、と大方の女性は感じることでしょう。

恋には臆病で女が怖いと思っている兄とはちがって、弟は恋をしたら一直線にひた走る。なぜか自信満々になってひとりよがりに、迷惑な突っ走り方をする。ストーカー的恋愛人間なのでしょうか。

彼らを取り巻く女性たちも、みんなが現代的にしらーっとした空気をまとっていて、リアリティありますね。

大瀧詠一の「恋するカレン」の歌詞を思い出してみて下さい。僕がこんなに愛しているのに、きみは見せかけだけの奴を選んだ、ふられた僕以上に悲しい女だね、きみは。

正確ではないけどこんな感じ。キミキミ、キミの理屈はストーカーチックじゃないの? と私は歌の主人公に言いたくてむずむずしました。ものすごーく勝手な男の論理。この歌は他の解釈もできるのでしょうけど、間宮さんちの弟もこういう論理を持っていそうです。

だけど「恋するカレン」の男性よりは、間宮弟のほうが笑える分だけ救いがあるかも。

⑥柴田よしき「桃色東京塔」

あまりにも偶然が多すぎるのはちょっと、ですが、その偶然がやるせなさすぎる、切なすぎるものばっかりで、胸がきゅんきゅん痛みます。

東京の男性刑事と、僻地の女性刑事、彼女は夫が殉死して傷心を抱えている。そんなふたりが仕事で出あって次第に恋に落ちていく。過疎地の現実みたいなものも加わって、簡単には成就できない切ない恋。

続編があったらいいな、の余韻を持って終わりになる物語です。

⑦横森理香「エステマニア」

子供のころから自分の顔やボディにコンプレックスありまくりの女性が、綺麗になるために粉骨砕身のストーリィ。

私も昔は太っていて、雑誌のやせる薬の広告に心が動きましたよ。お金がなかったから買えなかったけど、この物語の主人公はなまじお小遣いには恵まれていたものだから、次々にためして泥沼にはまっていく。

その後は愛されたい症候群みたいになって、男にいつまでも見つめられていたいから、エステに通うのだけが生き甲斐の人生になっていく。

これはこれで切ないなぁ。私は自分のルックスの限界に早い段階で気づいたからよかったものの、こういう女性はけっこういるのかもしれません。ご自分を反映されている部分もあるからこそのエンディングって気もしました。

⑧富樫倫太郎「美姫血戦」

私のマニアック趣味のひとつ、箱館戦争関連半分フィクション時代小説です。

幕末、箱館にやってきた幕府脱走軍の人見勝太郎に「パンを作れ」と命じられた和菓子職人の藤吉。断ろうとした藤吉はひとりの女性に引き合わされる。彼女は藤吉がお世話になった武士の娘で、蘭子という名の十七歳の美女。彼女は労咳(肺結核)に罹っていました。

お姫さまのためならば、と藤吉はパンを作る決意をする。藤吉がパンを作るための大奮闘をしている間にも、旧幕府の一党はいくさのための準備を進めている。

土方歳三、伊庭八郎という私がファンである幕末の人々が出てきて、蘭子さんは実はトシさんに恋してる、なんてありがちの設定があって、人見、伊庭は蘭子さんに恋してるんだそうで。そうか、そう出るか、だろうな、とにやにやしてしまいます。

一時は散々にこの時代の物語を読んだので、オーソドックスだと物足りないんですよね。だから、こうやってフィクションをからませたもののほうが楽しい。こういった作品は史実を知った上で読めばこそ楽しいのだと思います。
 
仇討ち生命を賭した時代遅れの美姫は、時代遅れの死に方をした土方歳三を慕い、彼女と彼は冥土でめぐり合って結ばれた、のかな?

でも、私としては藤吉のパン作り大奮闘が面白かったのでした。

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介護というほどでもないけれど、手術後に弱ってしまって回復への道は遠い母にかなり手を取られて、自由時間は減っています。読書量も減っていましたが、印象に残った本もけっこうありました。

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