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2011年6月

118・After the quarrel

in誰かの部屋シリーズNo.4。タイトルはフォレストシンガーズオリジナル曲で、作詞は三沢幸生です。

長身細身、顔は綺麗で声は低くてどちらかといえば悪声で、性格はややゆがんでいて(私と波長の合うゆがみ具合希望)、素直ではなくて斜め読みや裏読みが得意で、頭がよくて話題が豊富。

我が身を完全にそっちのけにしまして、理想の男性像というのを簡単にひとことで述べますとこんな感じ。いちばん近いのはフォレストシンガーズの中では……彼かな。私のお気に入りキャラにはその要素がいくつかは入っているはずです。

しかし、長身美形ばっかり、頭がよくて性格の強い人間ばっかり、では小説世界はなりたっていかなくて、大嫌いなタイプの男女を書いたりもします。こんな奴とはお近づきになりたくなーい、という人物でも、書くのは楽しい場合もあります。

一人称で書いている短編が大半ですので、彼なり彼女なりは自己肯定をしていたりもして、「よう言うてくれるわ」とセルフ突っ込みをしながら書いているときもあります。

さなえだとかみぞべだとかいう、典型的嫌われキャラではなくても、私の嫌いな型の人間は出てきて、時としてその人物に思い入れを持ってしまったりもします。できの悪い子がほとんどのキャラたちは、みんな私の愛しい息子や娘ですから。

背の高い男性が好きな(しかし、長身って男性でも女性でも格好はいいけど、かさばりますね。狭い日本の狭い家の住人は小柄なほうがいいかも?)著者が創作した、若い男性のうちの小さいほう二大キャラが、今回の主役です。

フォレストシンガーズのメンバーのうちでは、幸生と章が小柄なのですが、脇役では酒巻國友と栗原準が小さい双璧。

酒巻國友、この時点で三十歳。二十五歳くらいでラジオのDJとなり、ようやく仕事も軌道に乗ってきました。フォレストシンガーズ全員の同じ大学、同じ合唱部の後輩です。

栗原準、愛称は「クリちゃん」。妻の桃恵とともに「フルーツパフェ」というデュオでプロデビューした、新人歌手。この時点で二十三歳くらいですが、既婚者です。フォレストシンガーズとは同じ音楽事務所所属の後輩。

ふたりともに男性の標準体型よりはだいぶ低くて細く、クニちゃんは声が低ーーくて、クリちゃんは声が高ーーいのです。

そもそもはフォレストシンガーズストーリィは、ルックスの描写は極力しないで、声の描写に力を入れる予定だったのです。が、声の描写ってバリエーションが乏しいのですよね。

高い、低い、太い、細い、透明な、ハスキーな、渋い、可愛い、綺麗な、美しい、割鐘のような、鈴をころがすような、etc。

類型的な形容しか私には思いつきません。

梢を渡る緑の風のような、地獄の底から響き渡る鬼の声のような、細く震える気の弱そうな……そういった比喩的描写とか? にしても限りがありまして。

なので、声ばかりでは区別がつきにくくて、ルックス描写もするようになりました。服装描写はなるべくしないで、性格は描写するのではなく、エピソードの中で、「ああ、酒巻くんってこういう性質なんだ」と読み取っていただければ最高です。

脇道にそれつつも、自己解説を続けます。

妻のモモちゃんに「帰ってこなくていいよ」と言われ、夜道をとぼとぼ歩くクリちゃん。クリちゃんが見知らぬおじいさんに恐喝されて暴力をふるわれているところへ、颯爽とクニちゃんが登場。そこからはじまる数時間の物語です。

本橋、金子、徳永、乾あたりだと颯爽と登場もできなくはないけど、クニちゃんじゃぁね。クリ、クニ、相手がおじいさんでよかったね、の巻でした。

著者は喧嘩のあとさき、真っ只中シーンを書くのが好きなのかな。実際の喧嘩はいやなものですが、物語のシーンとしては劇的ですものね。

http://quianred.blog99.fc2.com/blog-entry-255.html

小説はこちらです。

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アメブロ

自分でも小説ブログをやっていまして、他の方の小説ブログを読ませていただく機会もあります。

私のようにひとつの記事が長くて、一気に読めるという形態の方もいらっしゃいますが、おおむねはひとつの記事が短い。そのほうが読みやすいのでしょうね。

http://ameblo.jp/quianred/

アメブロはとても人気があるようですので、私も参加させてもらいました。三つ目のブログです。

こちらで「茜いろの森」の小説を分割アップはじめました。まずはフォレストシンガーズ全員の十六歳のころ、「At sixteen」から開始です。

すでにあちこちで宣伝しましたので、見に来てくれた方もちらほらと?変な設定をしているかもしれませんので、お気づきの点は指摘して下さいね。

こういう形の小説はそんなには世間にないかなぁ。なくはないけど、という形。私にとっては書きやすい形式を、フォレストシンガーズストーリィではよく取っています。

すなわち、視点が移り変わっていくというもの。

1・真次郎、2・隆也、3・繁之、4・英彦、5・美江子、6・幸生、7・章とか。

1・将一、2・渉、3・愛理、4・将一、5・渉、6・将一とか。

ひとつの出来事を視点を変えて書いていったり、まったく関係のないエピソードを集めて構築したり。どこかでつながっているストーリィだったり。

宮部みゆきさんの「長い長い殺人」、ひとつの事件を視点を変えて書いていく。語り手が財布であるというのがユニークで、私もこんなの、書いてみたーい、と思った次第です。

私が書くのはほぼ決まって視点は人間ですが、その形が好きなので、アメブロには最初はその形式の小説をアップしようかなぁ、と。

予定は未定ですが、ストックはいっぱいありますので、これからゆっくり分割していってアップします。

長い記事を読む暇のないみなさまも、すこしの余暇に短い小説を読んでやって下さいね。

そう言ってる私も、バイトをはじめると小説を書く元気がなくなっています。今日は休み(変則休日です)なのでこんな文章を書いてますが、仕事から帰るとブログ更新する元気もあまりないかな。

それにしたって長くてもあと一ヶ月ほどでしょうから、アルバイト終了ののちにはまた書きます。

できれば秋から長期アルバイトかパートがしたいのですけど、どうなりますことやら。仕事、ないからね~

Book

アルバイト初日

収入につながる仕事をしたのは実に久し振りで、早起きもわりに久し振り。

仕事自体は楽なのですけど、慣れてないから要領が悪い。これであの時給をもらったら申し訳ないかなぁ。

会社側も仕事の算段がしにくかったようで、今日はえらく早くノルマが終わり、私は言いました。

「そんなに仕事がないんでしたら、私は早く帰らせてもらうのはかまいませんけど?」

いやぁ、そんな、悪いねぇ……などと恐縮しつつも、早く帰らせてくれました。おまけに明日と明後日は休みだそうです。あのぉ、大丈夫ですか?

本格的に忙しくなってくるのは七月になってからかな。そのころには仕事には慣れてるかな。慣れるころにはアルバイト終了かもしれませんね。

早めに帰ったとはいっても朝が早かったから、けっこう疲れた。この分では小説を書く元気がないかも。

ってね、世間のみなさまはもっともっと働いてるんですから、このぐらいで弱音を吐くなよぉ、と自分に言い聞かせておきます。はい。

117・古いレコード

誰かのtweetにこんなのがありました。

「探しているあれがどこにもない。これはもう、熱帯雨林に頼るしかないな」。なに、それ? あーあー、あれかぁ。

そのamazonで、初の買い物をしたのがCDアルバム。古い古いLPレコードの復刻版ですね。それすらもすでに廃盤になっているようで、中古を出品しておられるご夫婦の方から買いました。

ご夫婦は年頃は私と近いのかなぁ。古いフォークソングがお好きなのでしょうね。どなたかのブログの中にも、「ザ・ムッシュも再結成してコンサートをやってくれないかなぁ」という一文がありました。

「ザ・ムッシュさよならコンサート」。彼らはMCも売りで、軽妙な大阪弁のお喋りが楽しくて、メインヴォーカルの山本雄二さんはDJもやっておられましたから、アルバムにはトークもたくさんおさめられています。

当時人気のあったキャッシーだとか、谷村新司氏(彼はもはや大物ですね)だとかがゲストに来ていて、なつかしい。

MCでゆうちゃんが言っていて、彼らもテレビに出ていたのだと改めて知りました。そしたら私も見たことがあるのかもしれません。

「テレビで自分たちを見ると変な感じですね。ああーっ!! 僕らが動いてる!!」

私はテレビに出たことはないし、出たいともひとっかけらも思いませんが(ラジオにだったらちょっと出てみたい。巧みにリードしてくれる人と、小説や好きな歌の話しがしたいなぁ)、そういうものなんでしょうね。

彼らは大阪では一時期、けっこうな人気でしたから、好きだったという方もけっこういるのですよね。私はもちろん大好きでした。特に徳永章さん。好き好き。

前置きがずいぶん長くなりました。今日の自己解説は、「古いレコード」。ザ・ムッシュです。……なんでムッシュにザをつける? ミスターチルドレンに匹敵する変なグループ名だなぁ。彼らと彼らの間には有名度の差がありすぎるけど、案外……それはないか。

amazonから送られてきたザ・ムッシュのアルバムを聴き、この歌も好きだった、あの歌も好きだった、上手ではないけど、音がはずれてるけど、解散ライヴで感傷的になって泣きかけてるからよけいにひどいことになってるけど……苦笑、なんて感じだったのです。

そして思った。アルバムの曲からどれかひとつ選んで、その歌をモチーフに物語を書こう。フォレストシンガーズの彼らが古いレコードをかけて……レコードなんか持ってるのはいい年の人間だから……そうだ、乾くんのおばあちゃんは? 

乾隆也の祖母、さな子は民謡と演歌とフォークソングが好きだったのですから、レコードも持っていたはず。金沢の旧家には土蔵があり、隆也くんは子供のころに悪さをすると、ばあちゃんにそこへ入れられていたのです。

土蔵の中から出てきた古いレコード、母が隆也にそれを送り、隆也はレコードプレイヤーを買う。現在でもミュージシャンだったらアナログのプレイヤーを持っているのでしょうけど、当時は隆也くんは貧しいので、まだ持っていませんでした。

当時、フォレストシンガーズデビューから三年。隆也と真次郎と美江子は二十七歳。同い年の友達同士の三人が隆也の部屋で「古いレコード」を聴き、過去の恋を想う。

他にもザ・ムッシュの好きな歌はいっぱいあるけど、これはもうなんたって「古いレコード」で決まり。「古いCD」よりもさまになるタイトルですよねぇ。

http://quianred.blog99.fc2.com/blog-entry-254.html

↑「古いレコード」はこちらです。

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読書ノート6

①荻原浩「サニーサイドエッグ」

二重人格というのは今、目にすると白けますね。一時は流行ったものですが、ま、この小説はそれをメインテーマとはしていないのでいいでしょう。

最上俊平。前作の「ハードボイルドエッグ」の続編。待ってました!! って感じ。このひと、好きです。かっこつけても決まらないところが大好き。ハートボイルド小説のヒーローがかっこつけて決まると、女が読むとしらーっとしません? 最上さんだとそうはなりませんからね。

荻原さんはたいへんに作風が広くて、たいていの作品の根底にユーモアが流れているのが大好きです。清々しい風が吹いています。

それにしても美人ってすべてを凌駕するのだなぁ。彼女がワケアリであろうとも、好みのタイプの美女ならば男は突き進む。

リアリティがあっていいのかもしれませんけど、前作のようなおばあさんっていうのもいいんじゃありません? 綾さんでしたっけ。彼女はどうしたのだったかなぁ。細かいところをすぐ忘れてしまうのですけど、次は彼女も出してあげて下さいね。

②山本文緒「アカペラ」

いっぷう変わった恋を描いた短編集でしょうか。

山本文緒さんだとか氷室冴子さんだとかは、ご自分でおっしゃるのですね。「私は倫理観が希薄だ」と。作家だからこそ言っていい台詞なのかも。

そういう感覚と比較すれば、私は常識的な倫理観に縛られている。浮気娘を書くのはけっこう好きですが、結婚している人間は配偶者以外の人間に恋をするな。恋のゲームを続けていたいのだったら結婚するな。というような基本的潔癖感覚のようなものを持ってます。

小説だからいいと言っても、十五歳の女の子が実の祖父のようにして同居していたおじいちゃんとベッドインというのは、ついていけませーん。

五十歳の女性と三十八歳の男性の恋の結末は切なくて、こっちだったらいやではないのは、身勝手かも? どの短編にも工夫がこらしてあって、小説として面白かったです。

③斎藤美奈子「物は言いよう」

フェミコードっていうんですよね。「ピーッ!! そのフレーズ、セクハラですよっ!!」との警笛を鳴らす本です。

フェミニズムには昔から関心がありまして、読めば読むほどむずかしく、私は結局は半端フェミニストにしかなれないままですが、過激な論もうなずける論もありますよね。昔よりはフェミニスト嫌いが増えているようでもあります。

まったくフェミニズムってのは尽きせぬもので、きっと私は一生、うーん、どうなんだろうね、と言い続けているような気がします。

セクハラにしたって大変に微妙な問題で、好意を持っている男性に「お、今日は綺麗だね」と言われると嬉しくて、大嫌いなオヤジに同じことを言われると、「仕事に関係のないことを言うな、セクハラっ!!」となるわけで。

もっと重要な問題だと論外ですけど、この程度だと男性は大変だなぁ、と思ってしまいますよ。その昔は、「女の子はちょっとさわられたり、いじられたりしていうちが華」だったりもしたのですよねぇ。

この本にしましても、うなずける部分もあり、そこまできりきりしなくてもよくない? それではなんの発言もできやしない、と思う部分もあり。私も無意識で書いてるなぁ、と思う部分もありで、勉強になりました。

④乃南アサ「いつか陽の当たる場所で」

昔から大好きな作家です。しばらく彼女の作品を読んでいなかったのですが、やっぱりうまい。ただ、なんだか世間の一般常識的な感覚がステロタイプかな、と思いました。山本文緒さんだったらちがう描写をするだろうな。

先日歩いた東京谷中、そのあたりの古い家で暮らしはじめた女性には、ひと回り年上の女友達がいます。彼女たちには人には絶対に言えない秘密がある。それは「ムショ帰り」。

私の好きな新米お巡りさんシリーズの主人公、高木聖大くんも出てきてにやっとさせてくれます。

主人公の芭子(はこ)は三十歳になり、友人の綾香は四十二歳になり、ムショから出てきて二年目を迎える。シリーズになるそうで続きが楽しみです。

惚れっぽい綾香は誰かを好きになってきゃあきゃあ楽しんでいる。苦しい生活を笑い飛ばそうとしているようで、実は「男にはコリゴリ」なのだそうです。

芭子のほうはこれから恋をするのかな。ムショ帰りの女を受け入れてくれる男性はめったにいないでしょうから、芭子が恋愛をするのだとしたらどんなふうになるのか、それも楽しみです。

⑤南木佳士「トラや」

小説家だとは知らなかったのですが、お医者さまでもある著者がうつ病だったころに、家に住み着いた猫のお話です。

病気の父親を抱え、妻は義父と夫の世話でいっぱいいっぱい。暗い家の中で我慢していた息子たちは、トラにどれだけ慰められたか。

父が死に、息子たちが独立し、妻とトラと平和に暮らす日々。トラは老いていき……猫に過剰に思い入れない、擬人化もしない。端正な文章とあいまって静かでしみじみした素敵な本でした。

⑥矢作俊彦「傷だらけの天使・魔都に天使のハンマーを」

ドラマを詳しくは覚えていないのですけど、そうかぁ、乾亨(いぬい・あきら)と木暮修(こぐれ・おさむ)だったのですね。アキラの苗字も漢字も記憶にはなかったのですが、もしかしたら深層意識に残っていて、乾隆也と木村章が湧いて出てきた、とも考えられる。

乾隆也と木村章は私の小説のキャラです。私の感想としては関係あるのです。

DVDになってるんだったらドラマをもう一度しっかり見たいなぁ。アキラが死に、修がアキラの死体をリヤカーに乗せて夢の島に捨て、アキラを殺したと警察に追われていた。修は海外に逃亡し、日本に帰ってきてホームレスになった。

あれから三十年、五十代になった修がきわめて現代的な事件に巻き込まれる。私には現在のショーケンがあの姿で動き、あの声で喋っているのが浮かんできて、わくわくさせてもらいました。

シャークショと呼ばれる青年が修の手助け(半分は邪魔)をしてくれ、ドラマのキャラたちも年を取った姿であらわれます。そういえばそんな人、出てきていたなぁ、程度しか記憶がないのがもどかしかったのでした。

矢作俊彦著ってのがまたすごいですよね。ラストではシャークショが二代目アキラになるの? って感じで、映画にでもならないかしら。

水谷豊は頭の悪いアキラの役がいやでいやでたまらなかったのだそうで、それで現在は頭のいい右京さんをやっているのでしょうか。人気のあるドラマのようですが、私はあの右京さんが嫌いで、ほとんど見たことはありません。

アキラのほうがずーっと魅力的なキャラだと思うのは、感覚が古いのかなぁ。今、ドラマの「傷だらけの天使」を見ても面白くないのかもしれませんね。

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116・憧れ

とっかかりになる文章が浮かべば、するするっとほどけていったり。

どれだけ頭を絞っても、ひとつの言葉すらも出てこなかったり。

キーボードに向かっていると猫が肘に噛みつきにきたり(なんで急に噛みつくの? そのあとで舐めていくんやから、愛情表現……だと思っておきましょう)。

突如としてマウスが効かなくったり。

そんな日々です。マウスが効かなくなったときには焦りましたよ。パソコンは五年目に突入してますので、買い替えどきかな。ネットでもエラーばかり出たり、テキスト画面を呼び出すごときにやたら時間がかかったり。

今日はシゲの「憧れ」です。

タイトルはテツローくん作詞作曲の歌。シンガーソングライターって憧れの職業なのですよね。昔は歌謡曲の作詞募集なんてのに応募して、ハナもひっかけてもらえなかった経験があったりして、私も憧れていました。

歌は下手だけど詞だったら書ける、なんて思っていた若い子は大勢いたのでしょうね。曲は普通の人間には書けないけど、詞は日本語が書けたら一応は書けますし。という意味では小説も同じ。

「下手でもいいんだったら小説なんて、誰にでも書けますよね」
「下手だったら意味ないんだよ」
 
そんな会話を文筆家の先生とかわした想い出もあります。

作曲ができたらいいなぁ、楽器が弾けたらいいなぁ、絵が描けたらいいなぁ。文章だけしか書けない私は、昔から現在に至るまで、そんな「憧れ」ばかりを持って生きてきました。別名「ないものねだり」。

この物語に出てくるテツローくんのように、誰かが誰かに「弟子にして」というのも昔からよく書きました。「弟子」なんて落語家だったらともかく、今どきの若い子はなりたいとも思わないのかもしれませんが。

私もね、「下手だったら意味ないんだよ」とおっしゃった先生の弟子のつもりです。ご迷惑でしょうから面と向かっては申しませんが。

このストーリィは現実から逃れたくて、シゲに「弟子にしてくれ」と迫り、無茶を言う高校生テツロー、を書いたものです。テツローって私に似てるかもなぁ。

もうじきバイトに行くので書けなくなると思って、今のうちに書こうと決めてはいるのですが、そうなるとむしろネタが出てきませんね。

ちょっとえっちな偏愛小説を書いたり、フォレストシンガーズストーリィの過去のキャラクターを出してみたり、「書く」ということが一番好きなのだから、とにかくとにかくもっともーっと書きたいのです。

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夕顔の君

いつも私の小説を読んで下さっていて、私も読ませていただいている美月さん。

このブログからもリンクさせてもらっている、小説サイトを運営なさっています。

http://niji-noshima.cocolog-nifty.com/sora/

そちらに連載中の「夕顔の君」という小説を読ませてもらって、ふっと考えました。

私だったらどう書くかなぁ。どう続けるかなぁ。

美月さんにもご了解いただきました上で、ここにその枝分かれバージョンをアップします。「夕顔の君」をごぞんじない方には何のことやらさっぱり、でしょうから、興味を持っていただけたら、美月さんのブログをごらん下さいね。

「夕顔の君18・ボクの胸で泣いて」
http://niji-noshima.cocolog-nifty.com/sora/2011/05/post-b4fc.html

*******の前はオリジナル、以下はあかね筆の枝分かれバージョンです。

「夕顔の君」

「佳代さん・・・」

「私の名前知ってるの?」
「佐藤から聞きました」
「・・・そうなの」
本当はそんな話がしたいんじゃないのに。
あんなに必死であなたを探していたのに・・・会ったら話が出来ないなんて。
ボクはもどかしかった。
                        
「あのさ、山本くん・・・今から話すこと、すぐに忘れてくれる?」
「え?」

「約束してくれる?」
「・・・・・はい」思わず、はいと言ってしまった。
                       

「ごめんね。こんなこと君に話していいのか・・・
本当はもっと考えなきゃいけないし、一人で解決しなきゃいけないことなのに」
「大丈夫だから話してください」ボクにはある程度の覚悟は出来ていた。

ただ、もし佳代さんから、佐藤のお父さんのことめちゃくちゃ愛してるって
言われたら・・・・その時ボクは・・・どうするだろうな。
元々無理な片想いだったけど、失恋決定だ。
その先は・・・・。
「あ・・・・あのさ、私って本当はすごい冷たい人間なのかなって思っちゃう」
「どうして?」

「ホッとしてるの。・・・もう長いこと、愛されてないことはわかってた。
女の人がいるのもわかってて・・・・
1ヶ月前に赤ちゃんが生まれたって、こないだメールで知らせて来てね・・・
突然だったのよ。
でも全然悲しくなかった。
これで・・・本当にせいせいするわって・・・・・
スッパリとお互いの人生を生きていけるってそう思った」

*************

ボクは返事ができずにいた。

「山本くん、気にしないで。いいのよ、これでいっそ吹っ切れたから、離婚する」
「ええ?」

「子供にはわからない夫婦の機微ってあるからね」

佳代さんはボクを完全に子供扱いしている。
悔しいような、そんなの当たり前のような、ボクはそんな気持ちだったけど、離婚するって本気?
強がりではないの?

ボクにはわからない。わからない。わからないのは子供だから?

本当は泣きたいんじゃないの?
泣きたいんだったらボクの胸で……そう言ってあげたかった。

けれど、佳代さんはさばさばと笑っている。
言えるはずもない。
もしも彼女が本当に泣きたいのだとしても、ボクにそう言えたかどうかはわからない。

ボクの胸で泣いたらいいよ、なんて。

こんな感じです。いかがでしょうか、美月さん?

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マンホールの蓋と就活顛末

つぃっぷるのマンホール写真を見て下さったmorimoさんって方から、「界隈では普通の趣味です」とのコメントをいただきました。

そうなのですか、普通なのですね。そんな界隈があるのですねcoldsweats01

こういう趣味の方がいらっしゃるらしいと、なにかで、いつか、どこかで見た記憶はあったのですが、全国マンホール蓋写真のブログもあるのですねぇ。やはり写真集も出ていましたか。趣味の世界は奥深い。

私のように近くだの旅行先だので普通のマンホール蓋写真を撮っているだけの者は、自分のブログに内緒でアップしておきます。

morimoさま、私はtwitterも初心者で、つぃぷるも初心者です。コメントに返信しようとしたのですが、うまくできませんでしたので(返信を受けるのを止めておられるのでしょうか)、こちらで返事しておきます。

もしも見て下さっていましたら、コメント、ありがとうございました。私も私にできる範囲で精進しますcamera

それから、先だって書いたブログの就活顛末も報告しておきますね。

偶然にも面接会場で出会った知り合い。あの彼はやはり私に気がついたようです。むこうから間接的にコンタクトを取ってくれて、「枠を空けておきますね」って言ってくれました。知り合いがいたというのはいい方向に作用したようです。

これはコネになったのかな。ま、なんだっていいから、使えるものはなんだって使え、ですよね。知り合いがバイト先の上司って、やりにくそうではありますが、文句を言うとバチが当たるのです。

ですから、正式契約はまだ結んでいませんが、たぶん、六月半ばから一ヶ月程度、バイトに行けると決まったようです。

朝が早い、遠い、不便な場所、etcetc、難点は多々ありますが、短期アルバイトだし、仕事を選んでいる立場でもありませんので、なんとかがんばってみます。

このブログやtwitterや、他のところにもコメントを下さったみなさま、ありがとうございまーす。がんばりまーす。

こんな偶然って……

就活中の私は、昨日も今日も面接に行ってきました。今どき正社員になりたかったら、年齢の数だけ面接に行かなければならない……私が求めているのはアルバイトなのですけど、それでもなかなかきびしいですね。

昨日は生まれてはじめてニュートラムに乗りました。大阪南港へと地上を走る、あれはモノレールなのでしょうか?

交通事情の便利な土地に住んでいますので、自宅近くからバスに乗って、さらにニュートラムに乗る。はじめての経験にちょっとした旅行気分。自宅近辺ではバスにも乗ったことがないのですものね。

ニュートラムの始発駅はボートレース場を見下ろす位置にありました。外からだったら見た競艇場はこんなだったのかぁ。

まぁ、昨日の面接はいいのです。交通費が出ないって言うしなぁ、それはあんまりだしなぁ、ぶちぶち。ま、近くに住んでいるひとに働きにきてほしいのでしょうね。

で、今日も行ってきました。

短期バイトなので大勢の人が集まるだろうと、堺市の会場を借りて行われた合同面接。今日は雨も降っていなかったので、自転車で行ってきました。

予想ほどでもなかったけれど大勢の人が来ていて、二名の応募者と一名の面接官が向き合います。私ともうひとりの女性を担当した男性を見て、んんん?

ええ? この名前……わりと珍しくてそうどこにでもある姓ではない。彼は私を知っているはずだ。私も彼とは昔々に会ったことはあるが、こんな人だっけ?

などと思いながらも、ごく真面目に面接をしながら、ちらちらっと探りを入れました。反応なし。同姓の別人なのかな?

面接が終わってから共通の知人にメールして尋ねると、私が思っていたその人だったそうです。面接が一対一じゃなかったのもあって、彼も気がついていても気づかぬふうだったのかもしれませんね。

面接官は他にもいたのに、よりによって彼が私の面接をするとは……それにしても上手にとぼける。っていうか、実はまったく気づいていないんだったりして?

どちらかは知りませんけど、もしも断られたら、彼が悪いんだと思っておこうっと。電話だけで断られたりもしましたから、断られてもめげない厚顔にならないと、仕事探しなんてやってられないもーん。

写真は堺市のマンホールの蓋。これって変な趣味なのか? マンホールの蓋の写真を撮るのが好きで、昔からどこかに行くと撮ってます。昔撮った写真はどうにもならないけど、横須賀や浦賀でも撮ってきましたので、近いうちにはアップしようかなぁ。誰も喜んでくれないかなぁ。

堺市の別バージョンと大阪市の分もつぃっぷるにありますので、よろしかったら見て下さいね。このブログにアップしたほうが、昔ながらの蓋のようです。

http://p.twipple.jp/QnVr5

私も、僕もマンホールの蓋の写真を撮るよ、って方がいらっしゃいましたら、ぜひ教えて下さいね。そんな写真集があるというような話も聞いたことがある気もするのですが。

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