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シリーズ化

長く長く書いていますし、ひとつのテーマにはまり込む癖もありますので、私にはシリーズもの小説がいくつもあります。順不同に並べてみますと。

★バーミリオン・サンズ

J・G・バラードのニューウェイヴSF小説に「バーミリオン・サンズ」というのがあります。このネーミングが好きで、架空の新興国の名として使わせてもらいました。

時は21世紀初頭で、書いていたのは20世紀。昔の私が書いた時代がすでに来ている。携帯電話って、私も思いついていなかったな。持ち運びのできる家庭用電話だったら小説に出してましたが。

日本人の小説家、本村梢子がバーミリオン・サンズで暮らしはじめ、「ショーコ・M」の名でもの書きとして生計を立てている。

一方、イギリスの貴族の息子でイラストレーターのディーン・ロッカートと、アメリカの単親家庭で育った音楽家のアデルバート・ヒューズリーが、バーミリオン・サンズで友達になって共同生活をしている。

長身細身超美形で口が達者なディーンと、長身筋肉質ワイルドな美形のバートがそろって恋をした相手がショーコ。三人はバーミリオンサンズでトライアングルの恋人たちとなり、一緒に暮らす。

なんていう、女のロマンみたいなお話です。三人の恋人たちとはいえ、どろどろは絶対に書かないようにしたのもあって、女友達はたいてい言ってくれました。
「ショーコがうらやましい」

中には眉をひそめていた女友達もいて、「ショーコの男たらし」だとか「茜さんもこんなふうにしたいの?」とも言われましたが、現実では無理ですよね。ディーンとバートって私の書く男の原型みたいになっていて、彼らは後の私の小説キャラに濃く反映されています。

★L.AハチャメチャBL

シンガーのティム、ギタリストのクリフというふたりの美少年を中心に、男ばっかり出てくるロスアンジェルスミュージシャンストーリィ。

多少は過激なBLラヴシーンなんかも書きましたが、若かったからこそ羞恥心も少なくて、今では書けません。

「茜さんの書くシリーズの中では、これが一番好き」などと言ってくれた友達もいて、私も楽しんで書かせてもらっていました。茜さんはミュージシャンが好きなのです。ロスなんて行ったこともないし、ミュージシャンの世界もよく知らないくせに。

★ジョーカー

三人組のロックバンド、「ジョーカー」。

ギターの友永冬紀、ベースの松下尚、なんでも屋の感のある武井伸也。この三人は高校時代からの友達で、のちに加わったドラムの赤石耕平もいます。

長年売れなかったジョーカーが売れはじめ、自伝みたいな本を出すとなって、ライターに依頼する。依頼されて彼らと会った路子が、冬紀と恋をする。

そこからはじまったストーリィが、彼らの若き日、無茶をしていた冬紀の女性関係などにも遡っていき音楽の先輩や友達になった人々も出てきて……そのようないきさつで、シリーズになっていきました。

★BL小説家

若い女性作家の桜庭しおんは、同人誌出身のボーイズラヴ作家です。

長身美人男性的なしおんと、ぽっちゃり小柄なアシスタントのネネ。しおんの恋人の警察官、要もからんで、作中作も出てくるお話です。

★グラブダブドリブ

五人組のロックバンド、「グラブダブドリブ」。

ベースでリーダーの沢崎司(日本人)、ギターの中根悠介(フィリピンと日本のハーフ)、ヴォーカルのイギリス人、ジェイミー・パーソン、ドラムのアメリカ人、ドルフ・バスター、キーボードのアメリカ人、ボビー・オーツ。

全員が超美形で長身で、スーパーテクニックを持つスーパースターバンド。

とにかく彼らには入れあげました。彼らを取り巻く人々も大勢登場してきて、いまだ、私の書く別の小説にも出てきたがるのです。私が書きたがるのではなくて、出てきたがるのですよ。本当なんですってばぁ。

★綾音と俊英

小説家の牧野綾音と俳優の藤波俊英。

新選組小説を書いていたころにそこから派生して生まれてきた現代人です。新選組も私の中ではシリーズになっていたのですが、綾音とトシさんの中に含んでおきましょう。

トシさんは綾音が好きになり、けれど、綾音には別に彼氏がいて、恋を諦めたトシさんは綾音と友達づきあいをする。トシさんにもそのうちには彼女ができて結婚します。

時代ものは私にはむずかしすぎたので、新選組は書かなくなりました。新選組同人誌の方には書けと言っていただくのですが、書けませーん。トシさんと綾音の新選組がらみストーリィだったら、書けるかもかも。

★フォレストシンガーズ

そしてそして、現在も書き続けているのがフォレストシンガーズです。

以前はロックバンドばかり書いていた私が、ちょっとだけ方向転換してコーラスグループ。大学の先輩後輩関係の五人は、同年の仲間関係がもっぱらだったのともすこしちがっています。

リーダー、本橋真次郎、乾隆也、本庄繁之、三沢幸生、木村章。それから、マネージャーの山田美江子。初期のころのメンバーだった小笠原英彦。

この七人がメインキャラですが、彼らに関わる人々が次から次へと出てきて、番外編やらなんやらもあって、現実的ではない物語もあって、かつてない巨編になっているかもしれません。

ひとつのテーマにこだわるのは今でもですし、昔の物語のキャラが出てきたりもして、まだ続きそうな予感。

というわけで、長く書いたシリーズを列記してみました。

新しいシリーズを書きはじめると、完全にではないにしろ前のは忘れますので、ただいまはフォレストシンガーズに夢中。ではありますが、昔のシリーズもちょこっと書いたり、フォレストシンガーズに昔のキャラがからまったりしています。

こういったシリーズものがあって、書けているときが幸せ。フォレストシンガーズのみんなにはいつまでも私のそばにいてほしいのです。

昔は自分の小説キャラに恋をしたりもしてまして、二次元コンプレックス傾向のある一種おたくでもあったのですが、こっちが年を食ってきますと、恋はしなくなった。彼らは愛しい娘や息子たちです。

「茜いろの森」には私の娘や息子たちがたくさんたくさん生きて動いています。ブログもいつまでも続けられるように、いつまでも書き続けたいのです。

http://quianred.blog99.fc2.com/

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