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2010年8月

大河ドラマ・龍馬伝part5

二回分の「龍馬伝」を見られなかったので、録画してありました。昨夜、「侍・近藤長二郎」と「薩長同盟ぜよ」を続けて見終わって、感想を書きたくなりました。

龍馬はあいかわらずええかっこしているだけなので、無視。ってーか、なにを言ってても説得力がないんですよね。はいはい、勝手にええ格好してたら? と言いたくなるのは偏見でしょうか。

それよりも、長二郎……彼が海援隊のみんなに「私利私欲に走ってはいかん」「我々は利を求めてはいかん」「おまえは所詮は武士ではないきに」などなどと責められて反論するところ、私の胸がとっても痛かったのです。

サムイとかイタイとか言う、悪口ではありませんよ。長二郎の気持ちがわかりすぎて、胸がきりきり痛かった。現代の人間から見ると、長二郎の言葉のほうがまったき正論ですよね。

ねえ、長二郎さん、侍なんてのは綺麗ごとばっかり言ってるよね。利益は求めない、だとか、金はいらん、だとかって言っても、長二郎さんがお金の算段をしなかったら、まともにごはんも食べられないのに。だから武士なんて嫌いさ。

なのに、長二郎さんは武士になりたくて、最後もそうやって死んでいったんだよね。あの、切腹がなかなかできずに怯えてしまっているシーンもリアリティがあって、この回はずっとずっと胸が痛かった。

と、こんなふうにセンチメンタルになってしまいました。私は幕末は好きですが、侍ってやつは嫌いなのです。矛盾してますが。

「薩長同盟」のほうでは、龍馬……ついにお龍さんに告白されちゃったね、というのはあったのですが、それはそれとして。

見廻り組が新選組の屯所にやってきて、「おまえたちは我々とは身分がちがう、おまえたちはただの人斬り集団だろ」と近藤さんを罵る。それを岩崎弥太郎がじっと聞いているシーン。今回はあそこが強く印象に残りました。

弥太郎はあのとき、上士に見下げられて虐げられていた土佐の下士と、新選組は似ているのか? と感じたのでしょうか。だから、「坂本龍馬が……」などと口にしてしまったのか。弥太郎の意図がわからなくて首をかしげたのですが、はじめて新選組を人間たちとして描いてくれたシーンに思えて、私は見入ってしまいました。

小説では見廻り組と新選組の確執というか、身分の高い武士の子弟である見廻り組と、多摩の郷士階級の息子が中心である新選組との身分の差というか、そういう部分に触れている場合もあります。が、ドラマでははじめてではなかったのか。

「新選組!」では見廻り組の佐々木只三郎はかっこよかった。新選組と協力して、京の町から不逞浪士どもを撲滅しよう!! というふうに描かれていました。

今回の近藤勇は人間的で、別の面を見せてくれてよかったです。

どうもね、私の感覚からすると、ああいうことを言うのは土方の歳さんではないのかと……いえ、これも先入観ですね。その歳さんは、ああして近藤さんが地面にすわり、隊士たちもすわったあとで、最後にすわる演技をしていたとか? うん、らしい。なんて思ってしまいましたよ。

どうせ龍馬サイドから描いているのだから、新選組の扱いなんてただの敵役だろうと思っていたら、案外? それとも、これだけ? もうちょっと突き詰めてやってくれないかなぁ。あまり期待するとがっかりしそうですが、とにかく、新選組と見廻り組の関係は新鮮でしたし、このシーンは好きでした。

今日は「龍馬伝」に於ける新選組って感じの感想になってしまっていますが、やっぱり私は幕府側に目がいくのですよね。松平容保さんが出てくると、会津の人々には薩長同盟が不幸のはじまりだったのだ、と思いますし。

どんな事柄でも同じなのかもしれませんが、「幕末」というものは、視点を変えればまったくちがう光景が見えてくる。今さらながら痛感しました。

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allways

一時、古書店に行くのが趣味だったころがあります。歴史関係の本やら、古い雑誌やらの掘り出しものを見つけると嬉しくて、けっこう癖になるものなのですね。

お金はないので高価な本は買えませんでしたし、我が家の近くの古書店が閉店してしまったのもあって、最近は行っていません。古本屋さんは流行らなくなって、中古ゲームソフトを売る店に変わってしまったりしたのです。

太平洋戦争当時のものもあります。昭和三十年代のものもあります。いずれも婦人雑誌。他にも新聞の「おんなの気持ち」(毎日新聞ではこのタイトルですが、他の新聞にも同じようなコーナーはありますよね)への投稿を集めた本もあります。

一度だけ「おんなの気持ち」に投稿して新聞に載せてもらって、その文章が単行本に収録されて、って経験があります。

婦人雑誌のほうでは、昭和十年代はもちろん、戦争中そのものの記事。「代用食の作り方」だとか「銃後の母として」だとか「食料品を節約するためには」だとか。

いくらなんでも私も一応は「戦争を知らない子供たち」(このフレーズも古い)ですので、そこまで古いと実感が湧かないのですが、昭和三十年代になると、「ALLWAYS」の世界ですねぇ。あの映画も好きだったな。

映画の話しではなく、雑誌の話しでした。昭和三十年代当時の雑誌や新聞の読者たちの声を拾ってみますと。

「村の若嫁会でお金を出し合って購入して、私のところに回ってくるのを楽しみに読んでいます。雑誌を読むのはわくわくはするのですけれど、小説となると恋だの愛だのと汚らわしくていやらしい不潔なのばっかりで、顔が赤くなってしまいます」

(当時の農村の若嫁さんにとっては、恋や愛って汚らわしいって感覚だったのですね。実は布団の中でこっそりと、胸をときめかせて読んでいたのでは?)

「三十六歳の母です。この間、赤い寝巻きを買ったのです。子供にはびっくりされましたし、いい年をして恥ずかしいのですが、娘のころにはこんな服は着られなかったので、平和な時代が嬉しいです」

(平成の時代ともなると、六十代でも赤いセーターくらい着ますよね。三十代で赤い「寝巻き」が恥ず

かしいとは、時代は変わったなぁ。私たちが子供のころの三十代って、相当におばさんでしたものね)

「町にスケート場がある、文明の中心、東京がうらやましい」

(当時は都会と農村の格差が大きかったのでしょうね。母からもっと昔の話を聞きます。母は大阪のど真ん中生まれですので、小さいころからレストランなんかにも連れていってもらっていたようですが、そのころはさらに格差が……昭和三十年代でも、農村にはスケート場はなかったのか……)

( )内は私の感慨です。読者の声は私の記憶に頼って書いていますので、正確ではないかもしれませんが、おおむねはこんな感じ。

ああ、時代は変わった、ですよ。

私が若かったころとだって、時代は変わりました。いつのころからか、「二十代はまだ子供。三十歳になってやっと、大人になるんだ」と、私よりも十ほど年下の女性がそう言ったのを聞いたときにも、そんなふうに感じました。

だって、私たちだと、三十になるとこの世の終わり、人生はほぼ終わった、でしたものね。そうは思わなかったひともいるのでしょうけど、同世代の女性はたいてい、そんなことを言っていましたよ。

「私、二十九歳の最後の日に死ぬねん」。そう言っていたひとは、もちろん今でも生きていますが……はははdog

二十代後半で「もうおばちゃんやし」「こんな若い服、着られへん」と私も言っていましたので、今となっては損をした気分です。二十代なんて若かったのにぃ。悔しい。

そう言っている私も、あと十年もしたら振り返って、「あのころはまだ若かったね」と言うようになるのでしょう。人間ってそんなものですね。

大河ドラマ・龍馬伝part4

幕末は私の趣味のひとつではありますが、小説はけっこう読んでいても、研究書はたいして読んでいない。研究書のほうは読むとすれば新選組をメインとする幕府サイドでした。

会津関連やら伊庭八郎やら星恂太郎やら、箱館戦争関連本やら、そのたぐいは研究書も古書店を漁ったり、知り合いの方に譲ってもらったりもして、まあまあ読みました。新選組の同人誌に入っていますので、親しくしていただいている研究家の方がいらして、いろいろなお話も聞かせてもらっています。

そうして研究書も読んだ幕府サイドの史実にしても、ザル頭はじきに忘れてしまうのですよねー。

本を読んでも忘れてしまうし、龍馬については史実ってよくは知らないし、司馬遼太郎先生が上手につかれた嘘を信じていたりもして……まったく、その程度ですので、史実と照らし合わせて矛盾してない? なんて部分については書けません。知識が乏しすぎますので。

ですから、ストーリィについて書くとしてもミーハー文章ばっかりです。

私のブログにどこからともなく入り込む、PR文のようなものの中に、龍馬伝についてのサイトがありました。好奇心で見てみましたら、「期待していたのに、龍馬伝ってちーっとも面白くない」ってのがありました。

「面白くないのははあんたがバカだから」ってレスもあり、「脚本の矛盾に気づかずに、面白いと言ってるほうがバカ」ってレスもあり、見知らぬひとであろうに、バカバカ言う~? ではあったのですが。。。苦笑。

むろんそんなレスを書く方の中にも、史実に大変に詳しい方もいらっしゃるのでしょうけど、ミーハーファンでもいいではありませんか。面白くなかったら文句言ってりゃいいんだし、矛盾があっても面白かったらいいんですよ。

「新選組!」……この話題ばっかり出てきますが、大河の幕末もので本気で熱心に何度も見て、強く強く印象に残っていますので、出てきてしまうのですね。

あれなんかは最初から、非難ごうごうだったみたいですね。なんだって龍馬と近藤、土方が友達なんだーっ!! あり得なーい!! だそうで、お気持ちはわかりますが、マンガにもそういう設定のものがありましたし、私はそれもアリだと思って見ていました。

「龍馬伝」にしてみても、ほんのちょっとは史実も知ってるつもりの者が見ると、変なのーー、って部分は多々ありますよね。でも、私が言うには僭越ですので、言わずに、ではなく、書かないでおきます。

ただ、あれはないでしょ? あれって? あれですよ。

武市と以蔵が処刑されるのを阻止しようと、龍馬が土佐に舞い戻り、後藤象二郎に向かって言う。「吉田東洋を暗殺したのはわしやきに」。

それってなんの意味があったの? 牢番さんやら弥太郎やらをも身の危険にさらしてまで、あんな真似をする必要がどこにある? 武市と以蔵が処刑されるのはまぎれもない史実なのだから、やったってしようがないぜよ?

いくらなんでも牢屋に他に人がいないってのも変だし、要するに龍馬にいい格好をさせたかっただけでしょ? ドッチラケー、ってのはあれでしたね。

怒りつつ見終わったあとで、後藤象二郎と龍馬の和解の布石か、それ以外考えられない、となったものの、結論は出ていませんね。いっそ、龍馬暗殺の黒幕を後藤象二郎にしますか? 伯父を殺した龍馬を深く濃く恨んだ末の犯行とか?

あれについては今後、どう展開させていくのか見守りましょう。なにかしらの意味を持たせてくれないと納得できない。

それから、亀弥太を殺したというので、龍馬が新選組を、近藤勇を殺してやりたいほどに憎むってのもありますね。納得はできるのですが、それを見ていてふと考えました。

新選組ってのは当時の幕府の警察組織みたいなものなのだから、私利私欲や私怨で亀弥太を殺したんじゃないよ。「自分のことはどうでもえい」とか言ってる龍馬のほうが、幼馴染を殺された私怨で動いてるじゃないの。

いえ、龍馬が新選組を嫌うのはいいのですよ。結局は誰も彼もが、でっかいものを我が手につかみたいだとか、藩のためだとか、あいつは大嫌いだ、だとかで動いてる。それゆえの革命でもあるわけですよね。

だったら龍馬だけが、日本のために一切の私利私欲を捨てる、なんていい格好すんなよな。

と思ってしまう私は、やはり幕府びいきなのです。龍馬をかっこよく描くための大河ドラマだとは承知の上で、新選組に肩入れしたくなる。好き嫌いはどうしようもありませんね。

私の好きな龍馬は、はじめて読んだお龍さんの小説に出てきた、お龍さんから見た恋人の龍馬です。タイトルは「龍馬の妻、おりょう」でしたか。他の小説やドラマに出てくる龍馬は特に好きではありませんので、悪口も言いたくなってしまうのでしょうね。
 
龍馬ってのは好きなひとはとことん好きで、嫌いなひとには滅茶苦茶に嫌われるのですよね。作家の何某氏だとか、某何氏だとかは、そこまで嫌うか? ってほどにお嫌いなようで。私はそこまでは嫌いではありませんよ。

こういった文章は私の手には余りますので、気持ちがうまく表現されてないだろうな。ほんと、ミーハー文章しか書けないな。好き嫌いでしかものが言えない私。

なーんて、言い訳しつつ、それでもやっぱり「龍馬伝」の今後の展開は楽しみです。龍馬暗殺の犯人を誰だとするのか、黒幕は誰にするのか、すでにラストシーンにまで心が飛んでいっております。

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番外32・ア・イ・シ・テ・ル

金子将一主役番外編、5-4です。

彼が愛する女に捧げるために即興で作った歌、「ア・イ・シ・テ・ル」。このタイトルは愛理ちゃんがテキトーにつけました。

なんだかんだと本人は理屈を言ってますが、身も蓋もない言い方をすれば、要するに金子将一は恋には真面目にならない、なれない奴だったのですね。

そんな彼を変えたのは愛理だったと。まあ、そういうことです。別に真面目に恋なんかしなくてもいいし、相手も真面目じゃないんだったらいいんじゃない? と著者は思っておりますが。

「俺ってもてたんだけどなぁ、俺は本気になれなかったんだもんな。そういうことだもんなぁ、しようがないよなぁ」というようなお話で、突き詰めて考えると著者もむかむかしますので、突き詰めては考えないようにして逃げます。

ここまで書いたら、この短編について書くことはなくなってしまいました。「ア・イ・シ・テ・ル」についてではなく、私が書いている小説もどき全般について書くことにします。

自分で書いている小説ながら、自分でも好き、と思えるストーリィと、こんなのあんまりブログにアップしたくないな、と思えるストーリィがあります。

気に入ってるつもりでも、あとから読み返すと「ううっ」となったりもします。

最近は暇があるとパソコンに向かったり、ニンテンドーDSでテトリスをやったり(ゲームの中で一番好きなのは、変形テトリスです)、音楽を聴いたりしていて、読書量は激減していますが、本を読むのは大好きです。これまでの生涯で読んだ本は相当数でしょう。とはいえ、たいていは忘れてますが。

プロの作家の書いた小説でも、文章の波長が合わなくて、読んでいてイライラってのはあります。自分の書いたものにもそれがあるのですよね。

書いているときと読んでいるときのリズムやテンポってちがうのだと、今さらながら気がつきました。乗って書いた文章を読み返して、リズムが悪い、と感じたりするのですもの。

台詞もむずかしいし地の文もむずかしい。小説を書くのはむずかしい。私がリズムよく感じていても、読んでくれる方とは合わないかもしれないし。ああっ、むずかしすぎる。

ブログに書いているこんな雑文でさえもむずかしい。むずかしいくせに書きたくて、いくら書いてもどこにも到達しなくて、むずかしい、むずかしい、とぼやいてばかり。

ネタが乏しくて長いものも書けず、短いものしか書けず、書いたものは無茶苦茶だったりして……嘆きしか出てきませんよ。それでもまた、気がついたらキーボードを叩いている。頭の中で愚痴をこぼしながらも書いている。

愚痴といえば阪神タイガースもね。この一文とはまったくの無関係なのですが、愚痴ぐちぐちのぐーちぐち、から阪神を連想してしまいました。今日の時点では阪神タイガースは一位。奇跡だ。いっそ四位になってしまえば? と自棄まじりに考える。

どうも暗いです。愚痴ばかりでごめんなさい。あんたが悪いんだよ、タイガース。毎年この時期にはこうなって……愚痴ぐちぐちの愚痴っ。

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大河ドラマ・龍馬伝part3

ミーハー感想その3です。

嫌いなキャラを書くとその人に思い入れのある方の気分を損ねそうですが、それでもちょっとは書いてしまうかな。今日は印象に残ったキャラをランダムに書きます。

ドラマの場合はその役を演じている役者さんの好き嫌いもありますし、幕末好きの私としてはもとから好き、嫌いってのもありますので、両方がごっちゃになると思います。

それから、私は新選組と幕府側のえこひいきですので、長州や薩摩は逆ひいきしている傾向もあると、お断りしておきます。

以蔵、武市、龍馬、女性たちについては前回に書きましたので、彼ら以外を書きます。

岩崎弥太郎は役者が上手。アクや癖のあるキャラを本当に上手に演じてますよねー。

龍馬の兄、坂本権平、杉本哲太さんが好み。「翔ぶが如く」で演じていた中村半次郎がよかったな。半次郎さんも好きなので、今回も出てきてほしいものです。権平さんもいい味があってよろしいですね。

近藤長次郎、役者さんもいいし、長次郎さんも好き。脇役の中では一、二を争う好きなキャラです。とぼけた味といい、存在感といい、光ってますよね。

望月亀弥太、幕末人としてはマイナーでしょうけど、マンガの主役にもなっていて、好きな人は好きなのですよね。私も好きです。役者さんもよかった。綺麗じゃないところがまたよかったです。

千葉重太郎、シナリオや演出によって、いろんないろんな重太郎像がありますよね。今回はさな子さんの(この方も大好きなのですが、今回は可愛らしすぎるというか? 龍馬がええかっこしすぎってーか?)兄としての面がクローズアップされている感じ。

となると、少々現代的すぎる感じ。この時代の剣術家が妹にこんなふうに? そりゃあないでしょ、とも思ってしまいますが、現代人の目には好ましいお兄さまですよね。

勝海舟、この方もいろんなふうに描かれます。今回はとにかく、年を取りすぎ~っ、だったのですけど、いいキャラでした。私としては「新選組!」の勝さんがけっこう好きでしたので、つい較べてしまうのですが。

吉田東洋、すっごく雰囲気があって、鬼気迫っていて、う、う、う、でも、いいわぁ、でした。「メゾン・ド・ヒミコ」のメゾンのオーナーさん……あの役柄もよかった。いい役者さんなのですよね。舞踏家でもいらっしゃる役者さんが表に出て、東洋というよりも……かも。

山内容堂、これまたすっごい大殿でいらっしゃる。子孫の方からクレームはつかなかったのかと心配になってしまいました。こんな怪物って感じの容堂公は他にもいたのでしょうか。

鯨海酔侯と自ら名乗っていた容堂さんは、陽性で豪胆な酔っ払いご隠居のイメージがあったのですが、こんな一面もあったのですかね。この方もお年を召されすぎてはいましたが(龍馬よりも八つ年上なだけなのに)、超印象的でした。

沢村惣之丞、なかなかいいですよね。私はこの方は知りませんでしたが、有名なのでしょうか。

後藤象二郎、憎まれキャラなのでしょうけど、あの狂気の目が……今後の動向に目が離せない。龍馬との関係はどうなっていくのか。

西郷隆盛、どうしても私には西郷さんではなく、高橋さんに見えてしまう。違和感ありあり。彼も後半から本当に活躍するのですから、今後に期待します。

近藤勇……嗚呼、近藤さーん……まあ、志士サイドから見たらこう描かれるのは当然でしょうけど、「新選組!」の香取くんの近藤勇を、ああ、こういうひとだったのね、と納得していた方が見たら、いったいどう受け取るのか。

彼はどっちかったらこういう人ですよね。だから私は自然に受け止め、人斬りの残忍な目が素敵、なんて思って、お気に入りキャラのひとりにしています。ああいう目つきの男が実際に周囲にいると恐怖ですが、「狂気の目」が好きなのです。

沖田、土方はその他の登場人物、といった扱い方しかされていませんが、近藤さんはこれからも龍馬と敵対してつけ狙って闘うのでしょう。その点からして、近藤さんと龍馬が友達だった「新選組!」とはまったくちがいます。「龍馬伝」が史実に近いのは当然です。

高杉晋作、かっこよすぎっ!! 私は高杉が嫌いなので、どうしてもこうしても……あまり書かずにおきましょうか。

陸奥陽之介、後の陸奥宗光ですね。明治の元勲のひとりになる。彼は以前はそんなにはクローズアップされていなかったはずですが、今回は龍馬を取り巻く主要キャラのひとりで、嬉しいです。昔から興味があったもので。

このひねくれキャラも私の趣味ですので、長次郎とどっちが、ってほどのお気に入り。長次郎さんのほうがより以上に好きなのは、役者さんの差です。すみません。

中岡慎太郎、龍馬とともに斬殺された。そればっかりのキャラばっかり見ていたので、今回は詳しく描いてもらえるようで嬉しいです。土佐には幾度か行って、龍馬も慎太郎も記念館のようなものも見学して、慎太郎さんにもわりに思い入れがあります。

今のところは彼も、慎太郎というより上川隆也さん、なのですが、乞うご期待。期待してますよ。

以前に大河や他の時代ものに登場したキャラと同じキャラが出ていると、較べてしまう。以前の脚本とも較べてしまう、ってのは私だけではありませんよね。
 
信長なんかは何度も何度も大河に出てくるのだから、斬新な信長にするか、オーソドックスにするか、ってのも、脚本家は頭を悩ませ、闘志をかき立てられるのでしょうね。

脚本ってものは読むのも苦手、書くなんてとんでもない、の私が勝手なミーハー感想ばかり書いて、脚本家の方にもごめんなさい。って、読んでないっての。

今のところはこのくらいでしょうか。忘れているキャラもいるかもしれないし(忘れてなくても故意にすっ飛ばした人もいます。たとえば桂なんとかとか)、またなにか思いついたら書きますね。

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89・月のあかり

「大阪ソウルバラード」というCDがありまして、私の知らない歌もだいぶこのアルバムで覚えました。

「月のあかり」は別に大阪の歌ではないのですが、歌っている桑名正博が大阪のひとですからね。

♪この街から出ていくだけだよ

「この街」は大阪と見たわけですよね。

♪愛しているのさ、はじめて言うけど

このフレーズが好き。「愛している」はやたらに口にするべきではなく、効果的なところでひとこと、のほうがいいなぁ。

はじめて言ったのはこの街から出ていくとき、さよならとはちがって、愛してる、なのですね。

桑名正博という方は、大阪カラーっていうのか、泥くさいところがあって、そこがまたいい、とおっしゃる方もいるかもしれません。私は彼の声が好き。昔は彼の歌もかなり好きで、聴きすぎてしまった感がなくもなく、です。

その「月のあかり」を別れではなく、再会のお話のタイトルに使ってみました。

かたくなに昔なじみに会うことを拒んでいたヒデが、こうしてやっと……ね。立ち直ろうと考えられるようになったのは泉水ちゃんのおかげ。

ですから、一章はヒデ、二章は泉水ちゃんの視点です。

短い物語ですから、細かく解説はしないほうがいいですよね。ヒデとシゲと泉水の再会物語です。

それにしましても、近頃つくづく、自分で自分の書いたものを読んでいて思います。文章下手。。。

特に地の文が下手。会話のほうがずーっと書きやすい。その会話にしてみても、やはり小説の会話文は現実の会話とはちがう。現実に喋っているまんまでは意味がわかりづらいだろうし、かといって説明みたいになるとぎこちなくなるし。

今さら、改めてなに言ってんの? ではありますが、書けば書くほど悩みは深まるのですよ。

小説を書き続けてウン十年になりますが、昔のほうが自惚れてました。私の文章はけっこううまい。なんて思っていたし、そう言ってくれる人もいたのですが、どこがー。昔はさらにさらに下手だったよ。

そう思うようになったのは、ちょっとは進歩しているってこと? そうなのだったらいいのですが。。。

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At the max

小さな子供さんのいる方は別ですが、意外に大阪人は、USJだの海遊館だのって行かないものなのですよね。人によっては大阪城にも行かないかも?

そんな大阪人の私は、海遊館近くの「サントリーミュージアム天保山」に行き、はじめて海遊館を見ました。外から見ただけですが、青と白にライトアップされたクジラちゃんが綺麗でした。

「サントリーミュージアム」にはなにをしに行ったのかと言いますと、その中のシアターで大阪で唯一、上映されている「ローリングストーンズライヴ」の映画を見にいったのでした。

彼らは初来日したのが二十年前だったのですってね。あのとき、私も思っていました。ローリングストーンズ、行きたい、見たい、でも、チケットは即刻ソールドアウトだろうし、高いだろうしなぁ……ぐずぐずしていてチャンスを逸してしまったのです。

そのワールドライヴツアーの一部、どこかの国の巨大な野外ホールかスタジアムでのライヴの模様をおさめた映画です。

ただいま、ミックもキースも六十七歳。ってことは、このライヴ当時はまだ四十代だったのですから、体格や身のこなしは若々しくても当然でしょう。そのわりに顔は老けてるから、十年前くらいの映像なのかと思ってしまいました。きゃきゃきゃ、ごめん。

ベースのビル・ワイマンはこのライヴのあとで脱退したのですね。なんとなく恥ずかしそうというかいやそうというか、そんなふうに見えたのはそのせい? 彼はもともととっても地味な縁の下の力持ちタイプでしたっけ?

ドラムのチャーリー・ワッツは渋くてかっこいい。彼のみは当時五十代ですね。チョイ悪オヤジっていうのか、若い女の子にももてそうなおじさんです。

ギターのロン・ウッド。後姿は少年のよう。細い細い脚を黒いパンツに包んで、ステージでも煙草を吸って、あの不良っぽさがたまりませんわ。ミックやキースとの年の差は四歳のようですが、ずーっとずーっと少年っぽくも見えます。

そして、私が昔から大好きなキース・リチャーズ。彼は不良だとかチョイ悪オヤジってレベルではありませんね。ほとんど犯罪者ですが、それでも好き。好きなものは好き。

えーん、キースの声なんて、歌ってるところなんて、はじめて見たよぉ。嬉しいよぉlovelyソロアルバムも出してるのね。ほしくなってきた。キースのソロが聴けただけでも、この映画を見てよかった、でした。

ギターソロもかっこいいけど、歌も素敵です。ただ、あれから二十年たったキースはどのような初老に変貌しているのでしょうか。中年のキースまででいいです。あんまり見たくない。怖い、見る勇気がない。

そしてそして、ロックヴォーカリストの代名詞? 不良ロッカーの代名詞? ミック・ジャガー。いやあ、やはり彼は本物のカリスマです。「このステージでは俺がキングだ!!」みたいなオーラを振りまいていました。

ああやって広いステージを隅から隅まで走り回るのは、今でもできますか? ジョギングしてるんですか? 女は嫌いなんですか? などなどと、昔、雑誌で読んだ知識で、映像の中で大きな口で歌っているミックに話しかけていました。

「アイマックスシアター」は画面が大きくて音も大きくて、最高のド迫力。ライヴを見にいってあんなに大きくミュージシャンを見られるなんて、まずないでしょうから、映画館で観るのもいいものですね。楽しかったです。

ローリングストーンズの生なんて、今度はいつ来日するか。来たとしても、もはやだいぶよぼよぼ、かな?……ミックはヘルシーロッカーかもしれないけど、特にキースは過去の不摂生がたまりまくって……でしょうから、古いロックがお好きな方にはおススメです。
 
 大阪以外ではすでに上映したのか、これからなのか、知らないのですが、大阪では八月いっぱい上映するそうです。

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大河ドラマ・龍馬伝part2

ショーケン以蔵の映像がyou-tubeに出ていると、教えて下さった方がいらっしゃいました。

うちのPCはどうしたわけか音がまるっきり出なくて、見せてはもらったものの、以蔵以外は誰が誰だかさっぱりわかんなーい、でしたので、音の出るPCで改めて見ました。

古い大河ドラマのシーンですので、もちろん演出は古い。昔の大河って暗いなぁ、とも感じました。you-tubeだからもあるのでしょうけど、昔の時代劇はおおむね暗くありませんでした? 暗いというのは雰囲気ではなく、映像が、ですが。

両親が大河ドラマを見る習慣を持っていませんでしたので、私が大河を見るようになったのは結婚してから。だから、昔の大河ってほとんど知らないのですよ。

昔を知らないので、古い演出だと言うのは僭越なのでしょうけど、ミーハー感想ですのでね。思ったことを思ったままに書いています。開き直り。。。

えーと、古いってのは否めないにしても、ショーケン以蔵はとってもよかったです。ショーケンってドラマに出ているとこんな雰囲気だったなぁ、と思い出し、このひとはショーケンにも見えるし、以蔵にも見えるなぁ、と感じた次第です。

私が好きだったシーンは、勝海舟がとらわれの以蔵に会いにいったところです。その前のシーンが不明ですので、なんだってああなったのかはわかりませんが、あんなことはあるわけない。あるわけないけどいいシーンでした。

あるわけないのにああなったのは、現在の大河が龍馬をかっこよく描くのに全力を挙げているように、このドラマでも主役の勝海舟をかっこよく描こうとしているから?

そのシーンでは勝さんに向かって、以蔵がこう言います。

「わしはこの人を知らんぜよ。この人はなにを言うとるぜよ」

ぜよぜよぜよ~って、それはいいんですけど、以蔵はどうしてこんなことを言ったの? さまざまに解釈できる言葉で、うーん、と考え込んでしまいました。

以蔵がなにを考えて言った言葉なのだとしても、そのときの彼の表情が胸にしみました。ショーケンは哀しそうな顔が本当に本当によく似合う。以蔵は罪人を運ぶ籠に入れられて、どんな気持ちで運ばれていったのでしょうか。

you-tubeにアップされているのはほんの短いシーンのダイジェストでしたけど、他の役者さんたちも以蔵も標準語土佐弁。龍馬伝の役者さんたちのほうが土佐弁はうまいんじゃありません?

今年の大河の「龍馬伝」にどっぷり浸っている私としましては、別の役者が演じている龍馬や勝海舟に違和感がありました。武田鉄也氏の勝海舟って年を取りすぎているきらいはあるものの、なかなかよかったんだなぁ、と再認識したりして。

書いても意味のないことばっかり書いてますが、ショーケン以蔵はとってもよかったです。教えて下さったshowken-funさま、まことにありがとうございました。

今日は続きで、「龍馬伝」の女性たちについて書くことにします。

思えば私が幕末にはまったのは、龍馬の妻のお龍さんを主役にした時代小説を読んだのがきっかけでした。お龍さんから見た龍馬がとてもとても魅力的で、それゆえにお龍さんの恋心がひしひしと伝わってくる、素敵な小説でした。

ですから、私はお龍さんにたいそうな思い入れがあります。新選組にも思い入れがあって、新選組の敵方は基本的に嫌いなんですけど、それはまたの機会に。

「龍馬伝」のお龍さんはね……このところ可愛くなってきたけど、うーむ、まだまだかな。えらそうに言ってますが、私には物足りないんだもん。今後に期待します。とは言っても、結婚してからはほったらかされるんだから、この時代の女はつまらないですよね。

他の女性キャラでは、一番好きだったのは武市の妻のお富さん。続いて龍馬の姉の乙女さん。弥太郎の妻の喜勢さんもいい。あと、以蔵の恋人のお夏ちゃんもよかったかな。主要女性キャラではそのくらいで、あとはとりたてて印象には残りません。あのお登勢さんは嫌いだし。

まあね、私は好き嫌いでしかものを言えない奴ですので、お気に障った方がいらっしゃったとしましたら、ごめんなさい。にゃはは。

幕末の男たちを描いたドラマなのですから、あの時代なのですから、女性はあのくらいしか(ひとりの人間としても、掘り下げ方にしても)描かれなくて当然なのでしょう。とにかく、そんな時代ですものね。

歴女と呼ばれる歴史ファンの女性たちは、幕末の男たちについては私と似た感想を持っているそうです。すなわち。

「あの時代の男って家庭もなんにも顧みず、天下国家のためだとか言っちゃって、男ばっかりで大言壮語して、妻には親の面倒を見させ、自分は京都の綺麗な芸者さんとかと遊んでて、あんな男とは結婚したくなーい」

大々賛成です。でも、それでもやっぱり幕末って好きなのですよ。幕末歴女さんたちもそうなのでしょ?

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番外31・Special to me

ボビー・コールドウェル「スペシャルトゥミー」です。

AOR、アダルトオリエントロックでしたっけ。代表はボズ・スキャッグスですよね。ボズさんの歌も好きですし、彼のバックバンドからできた(のだと思います)TOTOは大好き。

ですが、ボビー・コールドウェルのほうがより以上に好きです。細めの優しい声。風の正やんと似たところもある彼の声は、私の一方の好きなタイプの声です。

もう一方の好きなタイプの声は、甲斐よしひろさんの声です。甲斐さんもハスキー気味と言えますが、ハスキーヴォイス、ダミ声っていうのも好き。顔が美しくて声が美しくない男性が趣味なのですよ。そういう人と恋をしたいっていうのでもないけど、ほぼ夢の世界の住人としてのそのタイプが好みなのですね。

で、主人公は酒巻國友。クニちゃん主役としては番外編NO5です。

酒巻のクニちゃんは自分自身のことだって考えてはいるものの、関心事の一番は金子さんと沢田さんで、この時点では次はヒデさんでした。

本橋くんとミエちゃんの行く末やら、燦劇のエミーの将来やらもあれこれ思い悩み、それらがひとつずつ解決していって、ちっちゃな身体が溶けていきそうな安心感を味わっています。

解決しない問題も多々ありますが、人生ってそんなもんでしょ。うんうん。

冒頭では泉水ちゃんと神戸のバーで出会い、いろいろと語り合い、それからまたまた、酒巻くんは先輩たちのごたごたに巻き込まれていくのでした。

このあたりの小説は同じようなことを視点を変えて書いていますので、解説もこのくらいにしておきます。

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大河ドラマ・龍馬伝part1

まず最初に、つかこうへい氏のご冥福をお祈りします。

そのつかこうへい氏の小説に「龍馬伝」ってありますよね。「幕末純情伝」と並ぶ「沖田総司は女だった」ってやつ。ほとんどフィクションばっかり、ってやつ。

大河ドラマのタイトルが「龍馬伝」だと聞いたときには、え? あれなの? でしたが、あれではありませんでした。オリジナルなのですよね。

坂本龍馬を福山雅治が……? ぎょぎょぎょ、でもあったのですが、幕末ものは大好きですし、龍馬にも興味はありますし、決まったときから楽しみにしていました。もちろん、年初から見ています。

例年だとよほど興味のあるとき以外は、プロ野球がはじまると大河ドラマを真面目に見なくなってしまうのです。たいてい最初のうちは見てますが、次第に興味が薄れてどうでもよくなってしまう。近年では全部見たのは「新選組!」くらいでした。

今年はずーっと見ています。今までのところの感想をひとことで言うと、福山龍馬をかっこよく描くのに全力を尽くしてるな? でしょうか。福山さんの龍馬は綺麗すぎて爽やかすぎるのですけど、まあ、見慣れてはきました。福山さんなのですから、綺麗なのは当然ですし。

先回の天然パーマの長い髪を束ねて、紺の浴衣っぽい着物を着ている姿は、坂本龍馬ではなく現代のミュージシャンで、格好はよかったですよね。あの姿、すっごく似合ってましたよね。福山ファンだったらぽわわーん、なのでしょうか。ファンでもない私も、あ、素敵、でしたよ。

福山さん、若いなぁ。あの顔立ちのせいと、顔にも身体にもよけいな肉がつかないせいもあるのでしょうか。男性は顔に贅肉がつくと老けてきて、脂切ってきて醜くなっていくー、って、私はそう思っています。

まあ、福山さんはいいのです。龍馬伝の話題です。

ここまでずーっと見てきて、一度では書き切れませんので、時々、気まぐれにとりとめもなく、感想を書いていくつもりでいます。

前半のお気に入りナンバーワンは、岡田以蔵。以前から彼には興味がありまして、彼を主人公にした舞台や小説も目にしてきました。近年は「人斬り」以外の彼の一面もクローズアップされるようになってきて、嬉しい限りです。

ショーケンがやっていた以蔵がとってもよかったとよく聞くのですが、残念ながら私はショーケン以蔵を見ていません。見たい。

「新選組!」では龍馬が斎藤一に向かって「おまんを見ちゅうと以蔵を思い出すきに」くらいの台詞を言った、ただそれだけだったような記憶があります。実物は出てきませんでした。龍馬や勝海舟のドラマとなると以蔵が登場しますよね。私も今までには一、二、三人くらいは見たけれど、別にどれもたいしたことないな、程度でして。

が、しかし、今回はよかった。

剣には強く、人間的には強くなく、武市を慕いすぎてほぼ恋になっていて、それでいて、女の子にもすがっていたところがまたよくて。

勝海舟の台詞にこんなのがありました。

「人になにかを言ったとして、はい、さようでございますか、って認めるのは、この以蔵くらいのもんだぜ。なぁ?」

そう言われた龍馬は納得。以蔵はぽっかーん。もしかしたら私、「龍馬伝」の中であのシーンが一番好きかも。記憶だけで書いていますので、台詞に誤りがあるかもしれません。お許し下さいませ。とにもかくにも、少々華奢すぎて弱々しいルックスで、綺麗すぎるとも言えましたが、佐藤健くんの以蔵は、私が見たドラマの以蔵像の中ではナンバーワンです。

武市はちょっと……悪くはなかったのですけど、私としてはもっとクールなほうがいい。人間的弱みを見せすぎるっていうのか、熱すぎるっていうのか、一個の人間としてはいいのですけど、私のイメージとはちがったのですね。

今回のドラマに限らず、近頃の大河は現代的解釈が多すぎるっていうところも、気になります。私の勝手な意見ですけど、武士はもっと武士らしくしろー。人前でめそめそするなー。

「龍馬伝」の中で本当にもっとも強くて「らしい」のは、武市の妻のお富さん。今のところは私はそう思っています。

次回に続かせて下さいね。

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88・世界中のラヴソング

真次郎・隆也と視点が移っていく、ふたりの想いです。

タイトルは本橋真次郎作詞、ただいま練っている途中の詞です。

学生時代から友達だった、女がひとり、男がふたり。友達がいつしか変わっていくってこともよくあるのでしょう。とてもありふれたストーリィなのでしょうね。

男がひとり、女がふたり、って場合ももちろんあるのでしょうけど、小説にはそのタイプは少ない気がします。女がひとり、男がふたり、のほうが著者も書きやすいのですが、どうしてなのでしょうか?

友達に恋人を奪われるっていうのも、歌にもよくありますよね。

アルフィの「無言劇」だとか、杏里の「悲しみが止まらない」だとか、男性にも女性にもあります。どっちかっていえば男は怒りを彼女に向け、だからって未練ったらしいのは男らしくなーい、となって歯を食いしばって耐える?

女は泣くのですよね。そして、彼氏を奪った友達に怒りを向ける。小説にもあったそのタイプの物語が、いくつも頭に浮かんできます。

もちろん、そういった場合の恋人を盗られたひとの心の動きにも、個人差は多いのだと思いますが、男のほうがすかっとしてるとは限らないでしょう?

この話題になると頭があっちこっちしてうまく書けないのですが、著者の小説では男ふたり、女ひとりの友達のうちの一組がカップルとなり、男がひとり取り残される。そっちですので、友達に恋人を盗まれるって話題は遠ざけておきます。

彼女と結婚したほうの男は、鈍感さには定評がある。取り残された男のほうは、妙に敏感なかっこつけ。こうなるのは必然ですね。

そして彼女は? ミエちゃん、ほんとになんにも気づいてないの? さあねぇ、と著者としてはとぼけておくしかありません。気づいていてもいないふりをするのは、思いやりなのかな。

いえ、ミエちゃんがふりをしているのではなく、とぼけているのは著者ですよ、あくまでも。

この作品もごく短いですので、あんまりくだくだしく解説するのはやめておきます。よろしかったら「茜いろの森」のNOVELカテゴリ、NO88を読んでやって下さいね。

いまだしつこくフォレストシンガーズストーリィを書き続け、ひとつのネタにもしつこくこだわる。著者の凝り性性格を反映して、当初の予定とはだいぶ変わってきました。

「茜いろの森」のNOVELは第三部で終了予定だったのですが、どんどん書けていっていますので、第六部まで続くかも、です。

近頃は短めにまとめているというか、ひとつのネタでは長く書けないというか、まとまりの悪い半端なものばかりなのですが、あっちのブログの小説はまだまだまだまだ続きそう。小説が書けなくなると生き甲斐をなくす人間ですから、書けている間は楽しいのです。

もの好きな奴だなぁ、と笑っていただいた上で、小説も読んでやって下さいね~~❤

Sutu14

にゃんこたち

我が家には猫が二匹います。

五年前の梅雨の日に公園をさまよっていた、感染症で目がくっついていたのを保護した「くぅ」。五歳。

顔が小さいので(どなたかの猫マンガに「今どきの若い子は小顔」だとありましたが、猫も人間もそうなのか?)小柄に見えますが、実はメタボ腹。女の子なのに体重はかなりあります。

五歳というと猫ももう若くはないお年頃だそうですが、くぅは若くて元気です。目は完治とはいかなかったようで、涙目が多いのですけど、そんなことは気にもせず、家の中を駆け回っています。

精神年齢は? 「あたち、三つなのぉ」だそうです。

玄関のドアが開くとはずみで外に飛び出し、出たものの怖くてすくんでいたり、「青ウニさん」と名づけた巨大なバランスボールが怖かったり、獣医さんに行くと恐怖に四肢の肉球に汗をじっとりかく、臆病にゃんこです。

顔立ちは愛嬌のあるタイプかな。目に特徴があって美人ではないけどとっても可愛い。はい、猫バカです。

もう一匹のちぃは十八歳。十八年前の夏に、私の実家の外できょうだいとじゃれていたのを引き離し、一匹だけもらってきたのは、ちぃのあまりの美貌に一目惚れしたんですよね、私が。

ちぃの母親は半野良ちゃんでしたが、数年前に私の実家の近所で逝きました。半野良とはいえ、近所のみなさんに可愛がってもらっていたので、まあまあいい猫生だったかな。

そのちぃが、どうも近頃目が見えなくなっている様子。

くぅの顔の前で指を動かすと、くぅの目が人間の指を追い、しまいに手が出ます。

が、ちぃだと目が動かない。焦点が定まっていない。水を飲みにいくときにも方向がわからなくなるのか、壁に突き当たったりもします。

「ちぃ」と呼んでも無視するのは、面倒だからだと思っていたのですが、見えてないせい?

その他、いろんな理由で、見えてないのかなぁ、と思うのですけど、年寄り猫はなにもかもがめんどくさいのかもしれませんので、はっきりとはわかりません。

「うん、見えない」とも言ってくれませんし、年だから仕方ないのかとも思います。猫は人間みたいにあれこれ考えて悩んだりしないので、今の状態を受け入れて、一応は不自由なく生活しているようですし。

ちぃは最近、なにかをするたびに遠吠えします。「わおーん、あおーんっ!!」。うるさいんですけど、これも目が見えにくいせいなのだったら、仕方のないことなのかもしれませんね。獣医さんに相談しても、「年ですからねぇ」と言われますし。

老猫介護の日も近いか。なんだっていいから長生きしてね。ちぃのいない生活なんて考えられなーい、なのですよ。

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手前がちぃ、奥の黒いのがくぅ。

写真が暗くてすみません。

87・想い出の渚・そして……

三部作「想い出の渚」の主人公は美江子です。彼女と彼の問題にはここで決着がついて、そして……というタイトルです。

ワイルドワンズの名曲「想い出の渚」も大勢のシンガーがカバーしているのでしょうね。

著者のウォークマンに入っているのは、TAMIANのハワイ語バージョンと、なんとなくのんぴりしたリズムになっているBEGINの沖縄ふうバージョンです。

話はそれますが、BEGINがカバーしている「チャコの海岸物語」は「いーやーさーさー」の合いの手が入って、サザンのオリジナルとはまったく趣がちがうのですよね。はじめて聴いたときなは笑ってしまいました。

現代日本人に限ってみても、「渚」に「想い出」のない人間はたぶんいない。それゆえに日本人心をそそる歌なのでしょうか。若いひとだったら言うかな。

「間延びしてるー」

かもしれませんが、著者はこの歌は大好き。いつまでたっても聴き飽きず色褪せない歌だと信じています。

本当に音楽ってものは、個々人の趣味でいいのですよね。音楽を発する側だって趣味からはじまっているのでしょうし、聴き手はそれだけでもいいんじゃないかな。評論家でもない聴く側はそれでいいのだと思います。

「古くさい曲~」だとか「○○のジャンルは嫌~い」も、素人はいいか。好き嫌いはあって当然。人間だもんね、と、あらゆることがらに偏食の多い著者はそう思います。でも、案外音楽の偏食は少ないのですが。

ストーリィはと申しますと、すでに他のキャラが彼女と彼の結婚についてとやかく言ってますので、当事者ならではの視点のつもり。つもりです。

白無垢に銀の総刺繍の内掛けは、銀無垢とも呼ぶのですね。著者の結婚式衣装と同じです。著者のとなりに立っていた背が高くて背中の長い、必然的に脚の短い新郎は洋装でしたが。

ミエちゃんの夫となった本橋くんは、うちの夫よりもやや背は低いですが、脚はずーっと長い。うちのよりも若いですしね。

で、思い出したことがあります。昔、地下鉄の切符を買っている夫のうしろ姿を見ていたら、隣に夫と同じくらいの身長の男性がやってきた。同じくらいの背丈で腰の位置がちがうー、と私は思ったものです。

誰かさんの脚の長さはいいのですけど、本橋くんの紋付袴姿はけっこうかっこいいだろうな。ミエちゃんの花嫁衣裳も美しく、まあ、それなりに匂いたつ新郎新婦だったわけです。

心からめでたいと思っているのはシゲちゃんだけのようですが、それでもみんなで祝福して、フォレストシンガーズのマネージャーとリーダーは、長すぎた長すぎた春をすぎて結婚したのでした。

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盗み聞き

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午後六時半すぎ、生ぬるくて湿った風が吹き、ひゅーどろどろ……ではなくて、そんな風でもないよりはまし、陽射しぎんぎらもなくなった街を、自転車で走っていました。

我が家子からだと自転車で行ける距離の某公園、某スタジアムで野外ライヴがあったのですね。写真を見ていただければ誰なのかも、それがどこなのかもおわかりだとは思いますが、一応、曖昧にしておきます。

特別にファンでもないし、ファンだったとしてもチケットは即刻ソールドアウトでしょうけど、嫌いでもないし、外からでも聴こえるだろうということで、ミーハー趣味で行ってみました。

お祭りみたいな雰囲気の某公園。いろんなグッズを売っていました。

ここだったらよく聴こえるのであろう場所に、会場に入れなかったひとなのか、無料で聴きたいひとなのか、大勢がすわっていました。

ジョギングやウォーキングや家族連れや、音楽を流してダンスしているカップルや、いつも賑やかな公園が、ひときわ喧騒に満ちていました。

音はちょっとは聞こえましたよ。ヴォーカルのアツシくんがMCをやって、女の子たちがきゃーーーーっ!! 歌も途切れ途切れには聴こえました。

ちょこっと見にいってきただけで、盗み聞きですし、ま、こんなものでしょう。

それにしても近くのコンビニやら居酒屋やらたこ焼き屋やらは、儲かったでしょうね。ほくほくだっただろうな。

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