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2010年1月

番外11・憎み切れないろくでなし

浅草にプロマイド屋さんがあって(正しくは「ブロマイド」ですよね。puじゃなくてbu、ネットの文字は濁音と半濁音の区別が見づらい)、その店の人気トップはジュリ~~!!! なのだそうです。

プロマイド屋さんには若い子は行かないでしょうから、それもうなずけます。

ジュリー、沢田研二は昔からずっと好き。「歌が下手」なんて言うひともいますが、彼は歌は上手です。私は歌は下手ですが、上手下手はわかっているつもり。あくまでも「つもり」ですけど、確信を持って言い切ります。ジュリーは歌はうまいよ。

反論されるといじけるかもしれませんので、こんなたわごとも見逃してやって下さいね。たははっsweat02

そのジュリーの歌「憎み切れないろくでなし」をフィーチャーしました……って、フィーチャーなんて言うのか、こんなとき? なんでもいいんですけど、主人公は徳永渉です。

彼が自分でも言っております。この歌は徳永渉のテーマソングです。なんてぴったりの歌が存在していたのでしょうか。

番外3 「星に願いを」、番外8 「夏の思い出」から続くこの物語は、徳永&乃里子のお話ともいえます。しつこく、さらに続きもあります。

つまり要するに、本橋くんのモトカノのノリちゃんと、本橋くんの永遠のライバルたる徳永くんのお話なのですね。けっこうどろーっとしていると言えなくもありません。

晴海も出てきます。そしてそして、不遇な時代を乗り越えて、徳永渉もついにデビュー!! ってのがあって、ノリちゃんやタイガーに祝福してもらっています。

ところで、近頃、けっこう新作が書けるようになってきました。

私は小説を書くことが命の張り合いだったりしますので、書けない時期は鬱々します。ああ、ついに枯渇したか、と何度も何度も、書けなくなると思いました。

が、ユキちゃんではないので自分で「雄雄しく」とは申しませんが、何度も立ち直って書けるようになりました。

ですから、書けるようになっている現在は元気です。小説を書ける、書くことがある。ネタはあんまりなくて、短いものばかりですが、それでも、書けるってことは著者にとってはなによりなのです。

不特定少数の読者の方もいて下さるのですし、書ける限りは書きますからねー。ちょっとテンション高いかも。

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42・砂に書いたラヴレター

現在、過去、現在と時代があっちこっちする形のものもよく書くのですが、これもややこしいのかな。

プロの作家の方の小説にもそんな形のものはありますが、たしかにややこしい。時として頭が錯乱しそうになります。

ミステリだとその形がトリッキーさを加えて、読者を混乱に陥らせて惑乱するというのもあるのでしょうけど、ミステリを書いてるわけでもなく。。。

もしもややこしかったらすみません。もっとすっきりしたものが書けたらいいんですけどね。

今回はそんな形の短編で、主人公は隆也です。

タイトルはパット・ブーンの歌。

物語中にも出てきますが、ジュリーにも似た感じの歌詞の歌があります。「渚のラヴレター」。この曲、好き。「砂に書いたラヴレター」も好きです。

砂浜に文字を綴る。その文字を波がさらって消していく。んんん、切なくも素敵な情景……詞を書くひとは書きたくなるのでしょうね。

学生時代ストーリィにも出てくる香奈は、隆也の大学時代初の恋人でした。そんな香奈とめぐり会い(これまた偶然)、二度目の恋、二度目の……ありますよね、こんなことも。

「数え切れない雨」のラストシーン近くで、ドラマティックに浸っている隆也が、ドライヴインで再会したのが香奈でした。これはその続編ともいえます。

嫌いになって別れたのではないのだから、一度は消えた恋心が再び燃え上がる。ロマンティックでなくもない?

本橋くんがいつも想像しているような、「女とふたりっきりのときの乾はああでこうで……」といったあたりも描写してみました。書いてて恥ずかしかったりして。

隆也から見た香奈と、他のひとから見た香奈がちがった人格のような? そのつもりで書いているのですが、うまく書けているでしょうか。

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41・あまのじゃく

ジッタリンジンというグループは、スカ系であるようです。「ずんちゃっちゃ、ずんちゃっか、ずんちゃっちゃっちゃっ」ってこのリズム、大好き。

ずんちゃっちゃ、なんてのはカタカナで書くべきでしょうか。私はひらがな表記のほうが好きで、「どきどき」「わくわく」「ずっきーん」「むっかっ」なんかもおよそはひらがなで書くのですけど、変なのかな。

「どきどきする」と友達が手紙に書いていたのを見て以来でしょうか。ひらがなのほうが好きになってしまった。雰囲気がいいとでも申しますか。

「ひと」「いろ」「ちいさい」「みなさま」などもひらがながいい。漢字使いやカナ使いにも人の好みはあらわれますよね。

「人々皆」というふうに、漢字が続くのも嫌い。私はなにかと好き嫌いが多い偏食家なのです。

まーた脱線してますが、タイトルはジッタリンジンの「あまのじゃく」です。

ジッタリンジンって現在も活動しているのですね。ベストアルバムのころの可愛くていながらパワフルな声の女性ヴォーカリストではなく、別の女性が参加しているようで、新しいジッタリンジンは聴いていないのですが、どう変化しているのでしょうか。

「夏祭り」などは何度もカバーされていますし、「今、聴いても古くない」とどこかに書かれていました。中心人物であるらしき男性は、現在も活躍されているみたいです。

主人公は美江子。

宮崎のフォレストシンガーズの仕事に同行した美江子が、金子将一、徳永渉と再会し、あれやこれやとありまして、仕事の面も私生活も充実している(?)二十六歳、自称「乙女」の秋の数日ってところです。

マネージャーはまかされているタレントやシンガーの仕事には、常に同行しているのでしょうか? オフィス・ヤマザキはすこし変わっている? そのあたりも私はよく知らないのですが……毎度毎度の無責任ですみません。

ともあれ、こうしてひとつの季節をすぎ、美江子にもフォレストシンガーズにも、今後も数多の試練や喜びが降り注いでくるのです。

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40・最後の学園祭

またすこし形態がちがっていまして、この物語は本橋視点のデビュー前のエピソードから開始します。

こういうのってややこしいでしょうか? 1、2章は本橋、3、4章は幸生となっています。あ、1章って「1あきら」ですよね。実は私もそうやって変換してるんですけど、関係ありませんでした。

あきらではなく「1しょう」は、初期のころに書いたフォレストシンガーズ五人と高校生少年の出会い。正義の味方、シンちゃん登場!! でした。

3章で視点が幸生に移り、高校生少女だった吹奏楽部キャプテン、華絵(はなえ)ちゃんとの再会となります。

華絵ちゃんにも酒巻くんにしたように、学生時代の思い出を語り、学園祭に出演してもらえませんか? なんて頼まれて、幸生はその気になる。

あと、幸生ってのは人間ではない生き物とでもお喋りします。時にはひとりででもお喋りしています。

無口でいると口の中が干潟になって、ムツゴロウが飛びはねるのだそうでして。

それはともかく、高校の学園祭によってとあるおじさんとも出会い、お父さんとはこんなものか、と感慨に耽ったりもするのでした。

タイトルは徳永英明の歌。

徳永英明氏は私も大好きですが、遠い昔に「ザ・ムッシュ」という大阪ローカルで人気のあった、フォークソングトリオがいたのです。

ドカチン、ゆうちゃん、アキラちゃん、と呼ばれていた三人のうちの、アキラちゃんが徳永章さん。大好きでした。

ライヴに行くということはまだ考えられない年頃で、彼らはテレビにも出ません。出ないというより呼んでもらえなかったのか、たまたま私が見る機会がなかっただけなのか、映像としてはまったく見たことがありませんでした。

ラジオとレコードと、雑誌の写真くらいしか見たことのない徳永章さんに、ちょこっと恋したりしてましたよ。私も可愛い乙女だったんだなぁ、って、自分で言うなって。

ザ・ムッシュはやがて解散し、彼らは普通のおじさんになったのでしょうか。ゆうちゃん、山本雄二氏はラジオには出ているのかもしれませんが、別に現状を知りたいわけではない。ただ、CDがほしいなぁ。

レコードだった時代の、さして売れていなかった人々の歌は、CDになっていない場合もあるのですよね。ザ・ムッシュを探していたら、トリオの歌を集めたCDに「泣き虫ロポポ」が収録されているのを見つけました。

なつかしくて涙が出そうになる。私は徳永章さんの歌う「失恋の歌」が大好きだったのですけど、あの曲はCDにはなっていないのでしょうか。

そういえばアリスの方たちとザ・ムッシュ、バンバンは仲がよかったみたいで、谷村新司氏とばんばひろふみ氏がテレビでちらっと、ザ・ムッシュの名を口にしていましたっけ。

そういうわけで、私の中では徳永さんというと、徳永章氏なんですよね。

徳永渉くんと章くん(あきらというお名前の方は知り合いに多くて、知人友人の彼らとは別の字の「あきら」にしたくて、この漢字にしたのですけど)が私のキャラにいるのも、どこかで徳永章氏を意識していたのかもしれません。

長くなってしまいました。本筋とは無関係ですが、ザ・ムッシュを語ると熱が入ってしまうのですよね。

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番外10・二十四時間の神話

双生児男性デュオなのだそうですが、著者はVOICEというものをよく知らず、「二十四時間の神話」という歌なら知っていましたので、タイトルに使わせてもらいました。

いつごろヒットした歌なのでしょうか? 歌詞の内容からしてだいぶ前? 近頃はゆきずりの相手に捨てられるのは女とは決まったものではなくて。。。演歌の世界ではあいかわらず、男に捨てられた女が北へ旅したりしてますが。。。

この前のシゲのストーリィで、小田原のかまぼこ屋の娘として出てきて、シゲを悩ませた小田切渚が主人公です。

彼女は他の物語にはほとんど出てきません。カズハストーリィには顔を出しますが、合唱部にいた期間が短く、在籍していてもさぼってばかりという状態でしたので、数少ないメンバーの記憶にしか残っていないのです。

どっちかといえばすべてに醒めているタイプの渚。こういう若者はけっこういますよね。

そんな渚にも恋があり、恋はかなわず、そしてそして、いろいろとあって故郷に帰った渚のもとに、後年、片想いの相手がやってくる。

またまた偶然ではあるのですが、偶然をあまりにもあからさまにしないように、これでも頭をひねってはいるのですよ。単なる弁解、自己正当化ってやつですが。

まーったく、ミエちゃんが恋してた彼は、ほんとにまったく……こういう男って魅力的なのかな? 私は彼は決して嫌いではありませんが、主人公にはしたくない。なに考えてんのかさっぱりわからない。

とか言ってて、そのうち彼の物語を書きたくなるやもしれませんが、今のところはミエちゃんのためにも、書かないほうがよさそうです。

ところで、小説ではよく使われる手法ではありますが、過去のエピソードを登場人物が思い出すシーンで、そのときの会話までが再現されるっていかがなものでしょう? 人間の記憶力はそんなにたしかじゃないけど、フィクションなんだからいいのかなぁ。

いいのかな、いいのかな、と考えつつも、私も頻繁にやっているのではありますが。

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39・フォレストシンガーズ・ファーストワンマンライヴ2

「木綿のハンカチーフ」あたりでファーストワンマンライヴが決定し、「たこ焼きラプソディ」から続いてきて、1、2。

2のこの短編でファーストワンマンライヴストーリィは完結です。今回はシゲが主人公。

シゲとなるとヒデ、泉水ちゃんや実松くんとも電話で話しています。

そもそもシゲは口が堅いので、言ってはならないことは絶対に他言しません。たまーにはぽろっと言ってしまったりはするのですが、基本的には口外無用は律儀に守る性格です。

ですので、シゲだけが知っている事実ってのもあるのですね。

ワンマンライヴが終わり、シゲは仕事で小田原に赴きます。

小田原にも著者は一度、行ったことはあるのですが、あまり記憶にないかな。ケーブルテレビについてなどはフィクションですので、お気になさらないで下さいね。

かまぼこ屋は小田原にはたくさんありますよね? かまぼこがらみとブランコがらみの再会で、シゲの心には「他言無用」のエピソードが増えましたが、いつかは誰かに話すのでしょうか。

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38・フォレストシンガーズ・ファーストワンマンライヴ

コメントをいただくのはありがたいのですが、変なコメントをつけてくれる方もいるものなんですね。

ああいうひとって「かまってちゃん」? こんなふうに書くとむしろ喜ばれたりするのかもしれませんが、近頃二通ばかりありましたので、ニフティに通告して削除しました。著者はいい年のおばさんですから、あんなので動揺もしませんよ。

さて、気を取り直しまして、「木綿のハンカチーフ」からのファーストワンマンライヴシリーズ第三話は、タイトルもそのまんま、「フォレストシンガーズ・ファーストワンマンライヴ」1です。

ですから、今回は曲名タイトルではありません。

主人公は章。

章はその昔、ロックバンドをやっていましたので、小規模とはいえライヴの経験も何度もあります。フォレストシンガーズとなってからの初のワンマンライヴに胸ときめかせたり、ソールドアウトにならなくて落胆したり。

そういったお話ではありますが、RPGが入り込む会話をしたりもしています。

著者もRPGは好きでして、一時期はまりまくってました。FFが大好きだったなぁ。ドラクエよりもファイナルファンタジーです。

最近はPCゲームしかやっていませんが、ひとたびやりはじめると次々にやりたくなるのがRPGですよね。

それはそうと、このところ新しい作品も書き、書きかけて放置してあった小説を書き直したりもしていまして、つくづく思います。

「なに」「わかる」「ながら」「悩む」「思う」「考える」「苦笑する」「笑う」「ため息をつく」etcetcetc。

そりゃあね、こういったフレーズは普通にどこにでも出てくるものですが、他にも種々さまざま、やたら頻出する単語があって、「またこの言葉か」とばかりにうんざりしてしまうのです。

もっともっとヴォキャブラリーがほしいです。

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37・たこ焼きラプソディ

ファーストワンマンライヴ直前、幸生が酒巻くんを連れて大阪に行く。ただそれだけのストーリィですが、大阪は著者の本拠地でもありまして、ひっかけ橋は生まれてから何度、そこを通ったかな、ってものです。

ひっかけ橋だなんて言い方は古いのですよ。今どきの若い子だったら知らない? ってことはないでしょうか。

ずいぶん昔にテレビで、当時のサッカー日本代表の稲本くんと高原くんが、ひっかけ橋で対談のようなことをやってました。

正しくはあそこは道頓堀川にかかるえびす橋。だったはず。「道頓堀の橋」で大阪では通じますので、正式名称は……ちょっとあやふやです。

その橋の上で高原くんが言いました。

「おー、ここがひっかけ橋?! ここがーっ!!」

「おまえ、なに喜んでんねん」

大阪人の稲本くんが呆れた顔をして、はしゃいでいる高原くんを押さえつけていたような、そんな記憶があります。ひっかけ橋ってめったに見ないひとは、見ると嬉しいのかな?

そんな記憶も踏まえつつ、ひっかけ橋の橋の上、たこ焼きを食べているユキちゃんとクニちゃんに、大阪にはよくいるガラの悪いおっさんが……河内弁で……そこに登場した正義のヒロインは、たこ焼き屋のおばあちゃん。

おばあさんってものを書くのも著者は好きでして、特に大阪の「おばん」「おばちゃん」は書いていて楽しい。

ユキちゃんはテレビに出演するために大阪に赴いたのですが、それは二の次で、別のお話になってしまいました。

それから、視点がユキ→クニと移り変わりますが、著者はこのような形態の、別視点一人称小説も好きです。わりかし書きやすい。ですから、今後も時折、この形の短編が出てきます。

タイトルはユキちゃんが書こうとしていて、未完成のまんまの曲名です。おーい、幸生、あれ、書けたの?

「……」

返事をしてくれませんので、書けたのかどうかは謎です。

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そりゃあね、こうだったらもっと嬉しいよ。

だけど、おばあちゃんも大好きだもーん。

↑幸生、談。

番外9・ケ・セラ・セラ

喜多晴海ちゃん登場の番外編9です。

本橋、乾、山田、この三人はやはりフォレストシンガーズストーリィではメイン中のメインですので、学生時代に彼らと同学年だった合唱部の仲間たちも、本編にはよく出てきます。

彼らの一のライバル、徳永渉の親友と申しますか、色っぽいムードは一切なくて、男の子同士の友達みたいなのかな、って感じの晴海は、本編にはさほどには出てきませんが、著者にとってはなかなかの重要キャラなのです。

学生時代からお節介焼き傾向のあった晴海は、合唱部の仲間たちの噂話の通でしたから、わりあい周囲の人間関係に詳しい。

そんなわけで、メインも脇役も取り混ぜての人間関係ストーリィですかね、これは。

もちろん晴海自身の境遇の移り変わりも。合唱部とは無関係の小倉花蓮ちゃんなんかも出てきます。

タイトルはスタンダードナンバー? 日本では越路吹雪さんあたりが歌って有名になったのですよね。いくらなんでも私もそこまで古いと知りませんが、歌自体は好きで知っています。

幾度かの恋をして、海外暮らし経験も経て、晴海はこの後帰国します。徳永くんとはずーっと、このままの関係かな? 著者としてはそのほうがいいんですけど、さて、どうなりますことやら。

そうなんですよ。時にはキャラってものは、著者の手を離れて勝手に行動してくれるのです。そこもまた小説を書く上での楽しみ。そんなふうになるというのは、乗ってる証拠なのかもしれませんね。

著者のちっちゃな脳みその中には、かつて想像し、創造したキャラクターたちがひしめいています。そうしてぴょこっと飛び出してきて、好き勝手に動き回りはじめる。

天からネタが降ってくる。なんてこともあるようでして、もっと降ってこないかなぁ。

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36・そんなおまえが

とにもかくにも時期的に古い順に、フォレストシンガーズストーリィを並べるつもりではいるのですが、番外編はその限りではありません。

番外編の場合、誰かを取り上げて彼なり彼女なりの学生時代から現在に至るまでを書いていたりもしますので、昔話もいっぱい出てくるし、どの時点でエンドマークをつけているかにもよるわけです。

本編の場合も、どうしても過去の話が出てきます。新しい時代を書いたあとで過去を書くと、矛盾が生じて頭を悩ませたりします。

ここ、変、なんてところもあると思いますが、重大な矛盾があれば、ご指摘して下さいね。なにせ著者はすかすか脳みそなもので。。。冷や汗。

今回は主人公は隆也。

ファーストワンマンライヴからは一時離れて、学生時代のお話からはじまります。のちにフォレストシンガーズの仲間たちとなる、真次郎、繁之、英彦、幸生がメインに登場し、その他の合唱部仲間も出てきます。

そして時は流れ、隆也二十五歳の秋。隆也にとっては「そんなおまえがとてもとてもとてもー」の彼とのエピソードです。

相手が相手だけに、こんな生易しい許し方をしてくれるの? なんて疑惑はあるのですけど、実は私、バイオレンスは大の苦手なのですよ。

そのくせ、ちょっとしたバイオレンスシーンは書きますけど、いつだって中途半端。一度は凄絶なる暴力シーンも書いてみたいものです。夢枕獏さんだとか、あのたぐいの作家の書くすんごいシーンとかね。無理だろうな。

タイトルはアリスの「おまえ」より。

こうして歌の中のワンフレーズや、歌の中の単語をタイトルに使ったりもしております。

Doozo ←甘いのはお嫌い?

   俺の作ったフルーツパフェが食えないのかー、

     なーんて言ったりして。

35・木綿のハンカチーフ

33・白い冬の続編となっております本作は、主人公は本橋真次郎です。

フォレストシンガーズファーストワンマンライヴが決定し、みんなしてハイになって、野球の話なんかもしています。

章はあいかわらずトラブルメイカーで、いざこざしておりますが、あとの四人でなんとかして収拾をつけるのですね。

タイトルは太田裕美。この歌もフォークソングの一種でしょうか。かなり流行りましたよね。

いつのころからか女の子が都会に出ていき、男の子が故郷で待つといった歌も出現するようになりましたが、その昔は田舎を出ていくのは男の子で、女の子はひたすら「わたし、待ーつーわ」状態だったな。

演歌にもフォークソングにも、都会に行ってしまった彼と待つ彼女が、いつしか気持ちも境遇もすれちがっていく、というのが多かった。

遠距離恋愛の歌でもあるわけです。

この歌はひとつのモチーフとして使っていまして、シンちゃん自身の境遇ではありません。

温泉場で知り合ってシゲに押しつけたシンガーの塚本氏と、シンちゃんの飲み屋での再会。塚本氏の奥さんとの出会い。

このふたつは連動していまして、ワンマンライヴのストーリィへと続いていきます。

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34・シングルベッド

まだまだまだまだ、ロックにもスーにも未練たっぷりの章のお話です。

章23歳。お酒にも女にも眠気にも弱い章が、高校時代のロックバンド仲間と再会します。彼の名は青樹、「せいじゅ」です。

物語っていうものは、偶然がないとなりたたないかな? 偶然イコールご都合主義とも申しまして、できることならなるべく偶然は排除したいのですが、そうも行きませんでね。ぶつぶつ。

タイトルはシャ乱Qです。

シンガーソングライターはこの世に多々いるものの、上手下手ってありますよね。私は曲については、好き嫌いでしかものを言えませんが、詩のほうだったらちょっとくらい言ってもいいかな。ほんのちょっとだけね。

その昔の方でしたら、○○さんの作詞は才能がきらめいてるけど、××さんはもひとつだなぁ、とか。

今どきの方だったら、△△さんの歌詞は瞠目に値するけれど、□□さんはたいしたことないな、だとか、生意気にも言っているわけです。

そのでんでいくと彼は……ま、しかし、「シングルベッド」は曲も詩も好きです。曖昧にしているようで言ってるのと同じ? 素人のたわごとですからー、お気になさらないで。

シングル布団にくるまって、うだらうだらと昔を抱きしめて、章の23歳の冬がすぎていくのでした。

ねぼすけ章、いつまでも寝てるとまた遅刻するよ。

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33・白い冬

まずはじめに章が著者の頭の中に湧いて出てきて、そこからキャラが次々と生まれ出て、それにともなってストーリィがふくらんでいった。

フォレストシンガーズストーリィとはそのようにしてできあがっていったのですが、書きはじめたばかりのころとは、徐々に設定が変わっていったり、キャラの性格が変化していったりもしました。

それでも最初の設定は揺るがず。

○○大学(明確にはしていませんので、内緒。なんで内緒なのかはわかりませんが)男子合唱部に入部した、本橋真次郎と乾隆也が当時のキャプテン、高倉誠に見出され、一年生デュオを組む。

そこからフォレストシンガーズははじまったのです。

そのときにふたりがステージで歌って、デビューした曲が、ふきのとうの「白い冬」です。

ものすごーくヒットした曲、ふきのとうの代表曲。

「今どきの音楽なんてやかましいばっかりや」と言っていたうちの母も、たしか「ええ歌やな」と言っていた記憶があります。

当時は私はそんなには興味なかったのですが、後年になって聴いてはまりました。男性の高くて美しい声にも惹かれるようになったのは、ふきのとうの歌の魅力のせいもあったのかもしれません。

あのころ売れていたフォークデュオ。

ふきのとうは春の風、H2Oは初夏の風、雅夢は秋の風。なーんて、私はそう考えています。

そのタイトルをつけた今回は、主人公はシゲです。

白い冬の温泉場にやってきたフォレストシンガーズは、旅館の娘さんや同業者の中年男性と触れ合う。昔を思ったり、シゲははかなくすぎた夏の恋を思ったり、将来を思ったりもしています。

露天風呂の夜空に上っていく、隆也と幸生のハイトーンヴォイス。私もこの耳で聴いてみたいなぁ。

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番外8・夏の思い出

日本の唱歌のスタンダードといえばよろしいのでしょうか。今回のタイトルは下川乃里子の「夏の思い出」です。

飛ばさずに番外編解説に参ります。

淡路島から上京してきたノリちゃんは、歌が好きで合唱部に入部し、本橋くんの特技によって彼と親しくなり、交際するようになり、いっときは幸せでいて、つらい気持ちも味わう「恋」の只中にいました。

番外編ではメインキャラではない人々に

「本橋がけっこうもてるのはなぜだ?」

「あいつはなかなか悪い奴」

「女の子を泣かせて」

「もてるくせにすぐに女の子と別れてしまう」

「好きだったのにー」

などなどと言われている本橋くんに、ノリちゃんはこんなにもね。

捨てたつもりが、忘れたつもりがそうはできず、何年たっても本橋くんを思っているノリちゃんの前に、徳永渉が出現して……といったストーリィです。続編もあります。

女の子はルックスがいいほうがもてるのでしょうけど、そうとも限らないし。男性よりも女性のほうがより、異性の中身を見るんじゃないかと、私は思っていますが、いかがでしょうか?

本橋くんは顔はあれですが(どれ?)、ルックスはそう悪くもないし、中身もまあね、こういうタイプが好きな女性にはもてるのでしょう。そういうことにしておいて下さいね。

それにしても、「夏」の物語が多いですね。「青春」って夏かな。

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32・いとしのセシリア

サイモンとガーファンクルです。「いとしのセシリア」

去年、大久々で来日したS&Gの京セラドームコンサートに行って参りました。

聴衆の平均年齢は大変に高くて、団塊の世代といった年頃のおじさんが、「ポール!!」と叫んで、最後のほうでは感極まったかのごとく、涙ぐんでいましたよ。

きっと若き日にはポール・サイモンみたいにギターが弾きたくて、練習したりしていたのでしょうね。

御年67歳のポールとアーティは歌声は若々しく、パワフルなステージでしたが、アーティはラスト近くなると声が出なくなっていたみたい。ポールのほうが元気でした。

なににしても、我が目で見て我が耳で聴くのは最初で最後かもしれない、彼らのコンサートは、日本の若いミュージシャンたちよりもずっとずっと、私を感動させてくれました。「いとしのセシリア」もやってくれました。

というわけで、サイモンとガーファンクルの歌からタイトルをいただいたこの短編は、幸生が主役です。

章から続いてきた「ひと夏の経験」のラスト、裏話なんかも出てきます。

ヘアサロンで働くおねえ言葉の鬼塚さん、もっと出してあげたいのですけどね。

ラストってことはリーダー編がない? いいえ、一応あります。後日談ってことで、のちほど出てきますので、お楽しみに。

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31・海岸通り

あなたが船を選んだのは、私への思いやりだったのでしょうか♪

風の「海岸通」。風には名曲がたくさんたくさんありますが、これもまたそのうちのひとつだと著者は確信しております。

あのころの歌って、愛し合ってても結婚できずにいたら、彼女のほうがお嫁に行ってしまって、彼は指をくわえて涙ながらに愛したひとの花嫁姿を見送る、そんなのが多かったですよね。

現代にはあまりそういうのはないみたいで、時代は変わったのでしょう。

章の真夏の海からはじまるシリーズ第三話、主人公は乾隆也くんです。

他人のお節介を焼くのが習性になっている乾くんは、今回もまたそうやってて、後悔したり切ない心持になったり、リエちゃんやらリエちゃんのお母さんの気持ちにまで思いを残したりしつつ、肝試しで騒いでいたりもします。

そうして歌を歌いながら、フォレストシンガーズの五人とミエちゃんは、島を去っていく。

ところでところで、こんなブログのアクセス数がいつの間にやら1000を超え、著者は心から感謝しております。

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30・風あざみ

夏の海シリーズ第二話は、シゲのストーリィです。

タイトルは井上陽水「少年時代」より。

「陽水さん、風あざみって花があるんですか?」

「いいえ、わたくしの造語です」

というような会話を、テレビで聞きました。でも、「風あざみ」って素敵なイメージだなぁ、ってなって、このストーリィのタイトルに使わせていただいたのでした。

真夏の仕事が章の悲しい経験とともに終わり、夏もすぎていこうとしている東京から沖縄の離島にやってきたフォレストシンガーズ。今度はミエちゃんも同行しています。

そこで起きたいくつかの事件。あいかわらず章はこうでして、今回の主人公シゲも、あいかわらずです。

「あの話、よかったよ」と言って下さった男性がいらして、感激しました。それはもちろん、どんなお言葉でも感想をいただくのは嬉しいものですが、「よかった」と言っていただくのは、よりいっそう嬉しいなぁ、と。

いえいえ、褒め言葉を催促しているわけではありません。「こんなの、つまらん」ってのは、よほどでないと言えないでしょうしね。

私の考える「小説に於けるよい文章」とは、ストーリィはこびのさまたげにならない、自然にスムーズに読める文。

むろん、私はまだまだ到達していませんが、文章以上にストーリィは大切ですよね。ストーリィテラーってやつになってみたいものです。

今どきらしからぬ男の子のシゲですが、人間的には彼がもっとも、「いいひと」だなぁ、と著者は勝手に考えています。

○○さん、ありがとうございました。私もこの物語はけっこう好きです。

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29・天使の誘惑

ここからシリーズ開始。フォレストシンガーズデビュー二年目の夏のストーリィです。

シリーズ第一話は主人公が章。

この短編はフォレストシンガーズストーリィを書きはじめて、かなり初期のころに書きましたので、すでに文体がいくぶん変化しているようで、私の以前の文体だったのですね、これ。

タイトルは、ものすごーく古い曲、黛ジュンの「天使の誘惑」。年がばれるっての……ま、いいか。

その夏、海辺でのイベントに売れないグループとして参加したフォレストシンガーズ。章と彼らとのどこかしらぎくしゃくしている関係と、章の恋と悲惨な……あああ、章はまだまだこうなのね。

え? 苛めてないよ、私は。にゃはは。

ところで、文章につきましては、私なりのこだわりはあります。漢字使いやリズム、テンポ、ひとつひとつの単語、フレーズ。

時には勢いのおもむくままに書いていて、流れるように進む場合もあります。どこかでつまずいて完結させられないものもあります。

それにしても、同じ単語、同じフレーズばっかりだーーーっ、って、自分でうんざりしてしまうこともあります。

私はなんでこんな下手な小説を書いていて、いつまでも書いていて、人にも読んでもらいたがるの? 自問に答えはないようで、好きだから、書きたいから、としか言えないみたいです。

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番外7・君は天然色

番外編七つ目、タイトルは大瀧詠一の「君は天然色」です。は~なやいで、うるわしのカラーガール♪

主人公は宮村美子、ミコちゃんです。

本編にもちょっとは出てきますが、ちっちゃくてころころっとしていて、本人は「ちびでぶぶす」だと思っているミコちゃんは、たいして目立ってはいません。

そんな彼女を主人公にしたのは、冒頭のシーンを書きたかったからというのもありました。ここまでの経験は私にはないけれど、こういう少女の気持ちってわかるなぁ。胸しめつけられそうに、私にとっては切ないシーンなのです。

そんでもってミコちゃん、けっこう変わった趣味なのよね。

だって、ミコちゃんの恋した相手はあれでしょ? 彼はルックスはいいんだけど、中身がね……と、喜多先輩が呆れてますよ。

ミコちゃんには幸生もああだし、ヒデもああだし、実松くんだって徳永くんだって、女性の先輩たちだって、可愛いな、っていう目で見てる。これからも強く生きていくんだよ。

そうしてミコちゃんは、今後もちらほらとは本編に姿を見せます。

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28 ・moonlight bluce-もうひとつのシーサイドバウンド

今回は多少変わった趣になっておりまして、27・シーサイドバウンドの特殊続編です。

「moonlight bluce」はチャゲ&飛鳥の歌。女心を歌った曲です。ムードたっぷり。

美江子の第一章は冒頭は27と同じなのですが、途中から変わっていきます。

二章からは視点が幸生になり、ちょっとばかりホラー? といった感じになっていきます。

こういった物語を解説するのは野暮ってものかな?

自分で自分の書いた小説を解説するだなんて、我ながら無謀なこころみをやっているものでございますわ。ははは、冷や汗。

幸生もヒデを想ったり、自らの過去の所業に思いを馳せたり致しまして、著者同様、冷や汗たーらたらの顛末となっています。

さて、また本題とは無関係なのですが、ブログかちょっぴり変更されました。

「ごあいさつ」ページは著者の「プロフィール」(ブログの右上にありますので、よろしかったらクリックしてみて下さいね)内の、「自己紹介」に移行しました。

ブログそのものはそんなには変わっていませんが、読みにくい、ここはこうしたら? などのご意見がありましたら、どしどし指摘して下さいませ。

よろしくお願い申し上げます。

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27・シーサイドバウンド

ザ・タイガース「シーサイドバウンド」

「踊りにいこうよ

青い海のもとへ」

グループサウンズナンバーっていうのは、一応は当時の「ロック」だったのでしょうね。当時は人気ナンバーワンのザ・タイガースは、今聴いてもなかなかいい曲を提供してもらっていたようです。

テンプターズのショーケンとタイガースのジュリーが人気を二分していて、まだほんの子供だった著者も、最初はジュリーが好きでした。

しかし、周囲の女の子たちがみんながみんなといっていいほど「ジュリー、ジュリー」と大騒ぎするので嫌気が差して、他にもっとかっこいいのはいないの? と探してたどりついたのがジ・オックス。

オックスの中で岡田志郎を選んだのは、当時からひねくれていたといえるのでしょうか。GSの主役だった人々は、今でもそれなりに活動しているようですけど、シローはどうしているのかなぁ。

それはそれとして、明るい曲がタイトルのわりには、美江子主役のこの短編は明るくはありません。

この物語は次なる物語の前振りのようなものですので、解説はそこそこにしましょう。

フォレストシンガーズと美江子が仕事で、大学時代の合宿がおこなわれていた浜辺に行ったものの、イベントが中止になって……といったストーリィです。

Mizunooto1_1

26・Every little thing,Every preciouse thing

いつからか、阪神タイガースのストッパー、藤川球児投手のテーマということで有名になったのですよね。リンドバーグ、「Every little thing,Every preciouse thing」

この歌は私も大好きです。リンドバーグのヴォーカルのマキさんは三重県出身だそうですし、声も歌も元気で、シゲと泉水のストーリィにはぴったりではないでしょうか。

しかも、シゲはタイガースファンですし。この時代では球児のテーマではなかったか? なのですが、とにかくぴったり。

初詣からはじまって、シゲはヒデを思っている。

いなくなってしまった奴なのだから、今では章がいるのだから、ヒデは切り捨てて歩こうと決意しても、シゲの心にはヒデがいるのです。

こういうところもしつこくて、私のキャラらしい気もしなくもないのですが、ヒデは行方不明ですからね。だからこそみんなして、ヒデの消息を気にかけているのです。

ひとりで母校の近くの神社に詣で、ふらふらと大学を訪ねたら、タイガーと会いました。徳永くんのストーリィにだけ明確に出てくる加藤大河くんもまた、私はけっこう好きです。

タイガーを一度じっくり書きたい。彼はロンドン出身で、私は彼の故郷をこの目ですこしは見たので、そのうちには書きたいと考えています。

そして、フォレストシンガーズもデビューして一年近くが経過し、彼らは新幹線で大阪へと向かいます。

新幹線内での幸生はいつものごとく。幸生のお喋りって私のツボにはまって、時々自分で書いて自分で笑ってるのですけど、自己満足でしょうか。面白いのは私だけ?

ま、それはいいのですが、それからシゲと泉水の再会。

今回はそのようなストーリィとなっています。

全然関係ないのですが、昨日、「茜いろの森」とは別のブログペットを、「あかねのブログ」に設置しました。

こいぬの「くーむ」。イギリスの村「カッスルクーム」からの命名です。

クリックしていただくと、なにかしら喋りますので、聞いてみて下さいませ。くーむが今後どう成長していくのか、私の小説のキャラともども、見守ってやって下さいね。

Clover004

番外6・you've gotta friends

まーた飛ばしてしまってました。

22「数え切れない雨」と23「she's my girl」の間には、番外編がはさまっています。どうも番外編をすっ飛ばす傾向があるようでして、申し訳ありません。

「you've gotta friends」、邦題は「君の友達」。キャロル・キングの不朽の名作です。

主人公は服部一葉、「カズハ」と読みます。金子将一、皆実聖司と同年で、本橋くんや乾くんよりも二年先輩に当たります。

著者が小柄なせいか、小柄な女性のほうが感情移入がしやすいのですが、カズハちゃんは背が高い。ロック好きなところは著者に似ていますし、性格も似たところがなくもないかな。

ロック好きだったのだけど、星さんのギターと歌に惹かれて合唱部に入り、高校時代からの彼氏となんだかんだとありまして、のちにフォレストシンガーズのメンバーとなる面々とも、すこしばかり触れ合ったりもする、カズハの大学時代のストーリィです。

番外編は本編では脇役となるひとが主役となる。同じ時期に触れ合う機会のあったメンバーは、フォレストシンガーズのみんなも出てきます。

主要キャラではない彼女や彼を描くと、別方向から合唱部や大学や、フォレストシンガーズの五人(プラス美江子も英彦も金子将一も、酒巻くんも徳永くんも)を描写できる。

そういった試みの番外編も6つ目。

できるものならば、番外編の彼女や彼の「その後」も書きたいものだと考えています。

Cakea

25・我が良き友よ

よしだたくろうが作詞作曲して、本人、及びかまやつひろしが歌っている「我が良き友よ」が今回のタイトルです。

いったいいつの時代の学生さん? ってほどに古い古ーいイメージなのですよね。「バンカラ」なんて、旧制高校でしょうか。

今回の主人公、本橋シンちゃんは古いタイプでしょうけど、ここまでは古くない。それでも、けっこう旧弊な男の子だから、似合ってはいると思っています。

面倒見がよくてキャプテン、リーダー気質で、ウルトラマン好きの正義の味方気質。短気で熱血で、章あたりから見るとうざかったりもする本橋くんです。

設定はフォレストシンガーズの全員が三月生まれ。ほぼうお座。だけど、本橋くんはおひつじ座かな。誕生日までは設定していないのですけど、乾くんよりは先に生まれているので、やはりうお座なのでしょうか。

昔は占いに興味がありましたが、今はあまりない。わりに詳しいのは星座占いくらいでして、それでいくと本橋くんはおひつじ座気質だなと思うのですが、どうでしょうか。

そんな本橋くんの、仲間たちのきょうだいとの触れ合い。

乾くんはひとりっ子ですが、ミエちゃんの妹、シゲの姉さん、幸生の妹たち、本橋くん自身の兄さんたち、それからそれから、学生時代の先輩や後輩も。

本橋くんをめぐる人間関係が軸になっているストーリィです。

ラストシーンはフォレストシンガーズの花見の宴。

咲きこぼれる桜の中で、飲んで歌って踊ってどんちゃん騒ぎ。本橋くんの胸には、フォレストシンガーズの今までと今後が去来しているのでした。

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あけましておめでとうございます

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小説の解説、旅行記、その他ちょこちょこと、旧年中にご訪問いただき、このブログを読んでくださったみなさま、まことにありがとうございました。

拙い文章、小説について、面白いと言ってくださったり、コメントを残してくださったり、別のところでアドバイスをくださったり、ご感想をくださったり、さまざまにお世話になりました。

ブログからつながって、新しい出会いもありました。

本年も書き続けていく心積もりでおります。

フォレストシンガーズの五人、プラス何人ものキャラたちも、今では私にとっては架空のキャラではないような……みなさまにとりましても、そういった親しみ深い存在になれれば、望外の喜びです。

幸……ほら、また出てきた。

「俺の名前についている、幸、幸生の幸はどこにあるー、とかってさ、その幸がみなさまの全身にも、心にも降り注ぎますようにっ!!」

著者のご挨拶を横取りした奴がいますが、その通り。

幸いっぱいの年でありますように。

未来永劫、みなさまが「幸せ」でありますように。いっつも幸せ(だよね、ユキちゃん?)な幸生の横入りでした。

本年もフォレストシンガーズとあかねをよろしくお願いします。

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