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2009年12月

24・Bye Bye Recollection

今でもまだ若い章が、もっと若かったころ、ロックバンド「ジギー」をやっていたころに、その当時はまだ恋人ではなかったスーが作詞して、章が作曲したという設定の曲が、タイトルになっています。

「ジギー」というロックバンドは実際にありますね。

「ZIGGY」、バッドボーイロックだとか、ビジュアル系の走りだとか言われているバンドです。

どうも「ZIGGY」が活躍していた時期は、私があまり音楽を聴かなかったころなのです。それでも存在はなんとなく知っていたのですが、章の「ジギー」を書きつつ、ある日ふと思ったのでした。

「ZIGGYっていたよね? どんな音楽やってたんだろ。聴いてみよう」

となって、CDを聴いてみました。

そしたらなんとまあ、私の好みにぴたりあてはまるではありませんか。

「ZIGGYはかなり売れてたんだぜ。おばさん、なんで記憶があやふやだったんだよ」

章がぶちぶち言ってますが、あやふやだったものは仕方ないじゃないか。

「ZIGGYというロックバンドはいるが、章の「ジギー」はカタカナなんだし、「ジギー」は「ジギー」であって、もう別の名前になんかできない」

そう決意して、「ジギー」は「ジギー」で押し通すと決めました。

そんな「ジギー」時代の知り合いの美少年が、失恋して傷心を抱えている章のもとを訪ねてくる。章は幸生とは別の手段で、失恋を癒すのでした。

初詣エピソードもあります。

こうして何度も気持ちを入れ替えては、「俺はフォレストシンガーズの一員として生きていくんだ」と決心して歩き出す章は、が、今後も何度でも揺らめいて、揺らめいて揺らめいて……章、これからどこに歩いていくの?

Drams

えーと、この文章が本年ラストになりますので、ちょこっとご挨拶です。

みなさま、ありがとうございました。

よいお年をお迎え下さい。

そして、来年もよろしく。

みなさまにとって新しい年が、素晴らしい一年になりますように。

「茜いろの森」、「あかねのブログ」、双方をよろしくお願いします。

♪(o ̄∇ ̄)/

23・she's my girl

しばらくぶりに自己解説に戻ります。

今回のタイトルは、乾隆也作詞作曲の歌です。

既成の歌ではないタイトル、作詞したのはほんとは誰だ? なんてタイトルを使うと、冷や汗たーらたらー。

主人公は幸生。

初詣と、その前の函館での仕事での、章との恋のライバル対決ストーリィです。

ユキちゃんには自覚はなくもないのですけど、男のサガなんですって。

失恋したらこんなことしてまぎらわせて、そのくせ、脳裏で仲間たちと会話している。ユキちゃん自身の心の声が、仲間たちの声で聞こえてきているのかな。

困った子ですね。若気のいたりですか。

この短編はとても短いのですが、このくらいのほうが読みやすいのでしょうね。

やたら長いのもあって、自分で読み返したりしていても時間がかかるし、どうしたらいいのかなぁ、と、苦悩しています。

それでも「茜いろの森」はアクセス300を超え、「あかねのブログ」は800を超えました。こんなブログなのに、来て下さる方がいらして感激です。

「あかねのブログ」のカウンターは、私自身が出たり入ったりしているのもカウントされるので、正確な数字は謎なのですが。。。

また横道にそれた。

今回はあまり、解説するほどのこともないので、このくらいで失礼します。

Aab142

イギリス、フランス最終回

イギリス・フランス旅行

10(最終回)

どうもね、夜のパリは薄気味悪い。バッグをひったくられないようにしっかと抱えて、歩いていました。

 もはや時間が遅いので、飲食店以外は閉まっています。なんにも買えず、メトロにも乗れず、タクシー代が高くついたので夕食もたいしたものは食べられず、なんだってパリでラーメン? なんてことになってしまいました。

 やはりパリはロンドン以上に物価が高いのですよ。私が作ったほうがなんぼかおいしいだろうと思えるサラダも高かった。

 ホテルはこの旅ではいちばんまともで、バスタブがついています。レトロな形のテレビからはフランス語が聞こえる。当然なのですが、フランス語ニュースって変な感じ。

 一夜明けて、まだまだ暗いパリの街を歩きました。メトロの駅でも英語は通じないし、小銭がないので自動販売機が使えない。ロンドンでもパリでも、地下鉄の自動販売機でお札が使えないのは、ちょっとカルチャーショックでしたよ。

 ただただ歩き、遠くにぼんやりシルエットのエッフェル塔は見ましたが、川の好きな私なのに、セーヌ川は見られずじまい。セーヌ河畔には憧れていたのですけどね。

 ようやく店を開けたカフェで朝食にしました。パリではろくなものを食べていなかったので、クロワッサン、ジャンボンをはさんだバケットサンド、カフェオレのフランス朝食がおいしかった。ジャンボンを知らなかった連れは「ジャムのサンドイッチ?」と思っていたそうですが、ハムです。

 英語もフランス語もさっぱりなのですけど、単語はちらほらとわかります。料理の本が大好きで昔からよく読んでいるので、特に料理関係は得意なほうかな。

 すこしは買い物もできたけど、結局パリは夜と朝だけ。空気に触れた程度で帰国の時刻が近づいてきました。

 今度はしっかりバス乗り場を確認して、ドゴール空港へ。空港ではチーズやワインやウィスキーも買いました。そしたら出国のときにチーズを見咎められて、思い切り検査されてしまった。あんたらがここで売ったんやろ、と言いたくなりました。

 空港の売店のヨーグルトも、機内食のパンにチーズにワインも美味でした。時間をかけて探せたら、フランスにはおいしいものはたくさんあったんだろうな。

 まあ、なにはともあれ、パスポートも財布も盗まれたり落としたりせず、無事に帰国の途につけました。

 いろいろと心配ごともあったし、アクシデントもあるにはあって、せっかくのパリが早足で通りすぎることになったのは残念でしたが、楽しかった。それなりにいい旅行でした。

 写真はメトロの駅、カフェの朝食、エッフェル塔、朝のパリ、帰りのエアフランス航空機です。

 これで旅行記はおしまい。

 10回もの長いだらだら紀行文を読んでいただいたみなさま、まことにありがとうございました。

 次回からはもとの自己解説に戻りますので、「茜いろの森」ともども、末永くよろしくお願い申し上げます。

091212_15030001 Cafe Too Pari Air

イギリス、フランス9

イギリス・フランス旅行

9

  実際に訪れる前のロンドンの漠然とした印象は、もうすこし落ち着いた静かな街でした。

 人種の坩堝であるとの知識はあっても、本当にその場所に身をおいてみないと、実感できないものなのですね。他のことにしても、慌しくも騒々しい街だ。ここはニューヨークか? いや、ロンドンです。

 早足で歩く人々。なにか食べながら歩いているひとも多い。「EXCUSE ME」ってよく言われた。「ちょっと、邪魔だよ、どけ」と言われていたらしい。それからなにかっていえば「OH MY GOD!!!」って叫ぶ。

 おのぼりさんがそんなふうに実感したロンドンともお別れ。それでも私はロンドンが好きですよ。美青年もたくさん見たし。うふふ。

 いよいよ今日はパリへの飛行機に乗ります。

 ロンドンの地下鉄はたったひと駅でも、ヒースロー空港までの長距離でも料金は同じ。40分だか50分だか乗って、ひと駅乗るのと同じ4ポンドって、はぁーーー、不可解。

 地下鉄が地上に出て、もしかしたらもう二度とこの目では見られないかもしれない、ロンドンの街を走っていきます。レンガづくりの独特の建物。お天気のよくないすすけた街を、地下鉄が空港へと一路、駆け抜けていきました。

 ヒースローって死にそうに広い。関空なんか目じゃないね、って具合です。

 時間に余裕を持って空港に到着したら、なんとなんとなんとなんと、なんとの百倍なんとっ、パリ行きエアフランスの私たちの乗る便がキャンセルだと言うではないですか。パリが霧のためだったそうですが、だったら遅れてもいいから出せよぉ。

 さあ、それからが大変でした。

 こんなんだったらパリに行ってもなんにもできないから、いっそ一日早く日本に帰ろうかとも言っていたのですが、そうも行かず、連れの英語に交渉は全面的におまかせして、四時間ばかり遅れるブリティッシュエアラインに乗れることになりました。

 ここまでは比較的順調に来ていたのですが、こんなところでキャンセルとは。最大アクシデントですが、こうなってしまったものはどうしようもない。

 お詫びの意味のようで、空港内のレストランチケットをもらいました。それがたったの14ポンド。これではたいしてなにも食べられないけど、最後にイギリスらしく、フィッシュアンドチップスとジャケットポテト、それに昼間から軽いカクテルと、お昼はわりと豪華版になりました。

 パブとはいえ空港なのですから、子供たちがいます。欧米人の子供は外見はとーっても可愛い。中身は日本人の子供となんら変わりもなく、ちゃんと食べないからってママに「あーん、食べなさい」なんてやられて、渋々口を開いたりしています。

 巨大なフィッシュアンドチップスは、噂に聞いていたほど脂っぽくもなく、からっと揚がっていて美味でした。巨大なじゃがいもにチーズを乗せてオーブンで焼いたと思しきジャケットポテトも、味は薄かったけどおいしかった。

 シードルを使ったのであるらしきカクテルもおいしかったけど、高かった。14ポンドもらっていなかったとしたら、もったいなーい、やめよう、となったかもしれません。

 いくつものターミナルを移動したりして、なにもしていないのに空港内でだいぶ疲れ、ようやくパリ行きの飛行機が離陸しました。

 イギリス人は日本人に似た部分があるといいますが、フランス人ってのはねーーー。いやいや、もしもフランスの方が読んで下さっていたとしたら(そんなはずねーじゃん)いけませんので、あまり…………むにゃむにゃ。

 フライト時間はごく短く、ドゴール空港到着。

 しかし、パリへのバスの乗り場がわからない。連れは英語はなかなかのものみたいですが、フランス語はさっぱりですし、やはりどうも、フランス人には英語は通じにくいのですね。日本人は、特に私は、他人のことは言えませんが。

 ほんとにもう、フランス人ってば、知らないんだったら知らないって言え よな。なんだってどいつもこいつも、ちがうことばっかり教えるんだーっ。

 怒りつつ諦めてタクシーに乗ったら、渋滞しているのもあって料金がどんどん嵩んでいく。結局は8000円くらいにもなってしまって、それでもなんとかホテルについたのは午後八時。

 夜のパリ、パリのホテル、朝のパリ、それだけしか経験できないのね。そう思うとがーっかりだったのですが、早く寝てしまうのはもっとつまらないので、近くに出ていきました。

 写真はロンドン最後のイルミネーション、でっかいフィッシュアンドチップス、パリで泊まったホテル近くのオペラ座、パリでは有名なデパート、ブランドものを扱う高級店のクリスマスデコレーションです。

 続く。

Pre_2 Fish Opera Dep X

 

 

イギリス、フランス8

イギリス・フランス旅行

8

  絵葉書を書いたのに、ポストオフィスがまったく見つからない。一軒だけ見つけたところは大混雑していまして、イギリスには郵便局が少ないのか? 

 今朝はホテルのひとに郵便局の場所を聞き、そこに行くのを先決に歩き出しました。

 遠い。なかなか見つからない。北海道に行くといつもよく歩くけど、似た気候の土地だからって、イギリスでも歩いてばーっかり。

 ぼやきながらもやっと発見したポストオフィスは、外見はコンビニみたいでした。これでは慣れない者には発見しにくくても無理ありませんね。

 とにもかくにもハガキを出し、ついでだからもっと歩いていると、CDショップ発見。

 イギリスでは日本では手に入れにくいCDを買いたい。旅の目的のひとつがそれだったのもありまして、重たくなるのは気にしないことにして、店に入っていきました。

 あ、あ、目がくらむ。

 広い店内のメイン売り場はROCK&POPS。私の大好物。ねー、章、キミもここにきたら眩暈を感じるよねー? などと、架空の人物にまで語りかけたくなります。

 いったいどういう順番でCDを並べているのか。アルファベット順かと思ったら、不意に順番が変わったりもして、実にわかりにくいCDたちを、丹念に見ていたら疲れます。

 私の好きな昔のブリティッシュロック、DURAN2、ROXY MUSIC、ロッドにスティング、それからそれから、日本ではもう廃盤になってしまっているのかもしれない、POWER STATIONのアルバムもありました。パワーステーションがあっただけでも感激。

 ずいぶんと昔に、DURANのジョンとアンディが、ヴォーカルのロバート・パーマーと、あともうひとり、ドラマーを加えて(ドラムのひとは知らない)結成した、パワーステーションが大好きです。

 DURAN DURANというバンドはニューロマンティックとか呼ばれていて、ダンスっぽい音楽をやっていました。素人考えではリズムセクションが勝っていて、ギターが目立たない珍しいバンド。ギタリストのアンディは不満だったのかな。パワーステーションでは楽しそうにギターを弾いていました。

 CDの単価ってあってないようなものなのか、これだけはイギリスでは安いです。二枚組で1000円程度のCDも買いました。

 そんなこんなでCDをたくさん買い、案の定すっかり重たくなったので、一旦ホテルに戻って荷物を置いて再出発しました。

 今日はイギリス最終日。お買いものの日です。

 コベントガーデンに行き、コーニッシュパイを食べ、鳩さんに残りを食べてもらい、紅茶を大量に買い、ピカデリー、リージェントとストリートを歩き、しばしバス停でぼーっとしていると、道を尋ねられました。道を尋ねられているとだけは理解できたのですが。。。

 焦った私は「NO NO NO!!!」

 私は旅行者ですから、道は知りません、と日本語だったら出てくるのですが、咄嗟に英語は喋れません。

 昔、香港で尋ねられたのですよ。
「CAN YOU SPEAK ENGLISH?」

 思わず「VERRY LITTLE」と答えてしまって、どどーっと英語で質問されてさっぱり会話ができなかったのに懲りていますので、今回はひたすら連れにおまかせして、私はなにを聞かれても「NO」で逃げてました。せいぜいがはろーとかさんきゅうとか、もーにんとか、ご挨拶だけで。

 スーパーで夕食を仕入れて、早めにホテルに帰りました。今夜もテレビは歌番組をやってます。

 うーむ、ドレッシングも味がない。食べものがなんでも味が薄い。キューピーマヨネーズを持ってくるべきだったと、スーパーの食べもので食事にするたびに感じました。次があったらぜひ持っていこう。

 写真はコベントガーデンの野外マーケット。ピザ屋のお兄さんがポーズを取ってくれました。ハロッズの 大きなくまさんやら、ショップのクリスマスツリーやらもあります。

続く。

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イギリス、フランス7

イギリス・フランス旅行

7

  もうもう、相当に足が疲れ果てている。早起きして出かける元気が徐々に消耗しかけていて、五日目の今日はゆーっくりです。

 朝食は大量版。トースト、ミルクティ、分厚いベーコンにソーセージ。ベイクドハムとビーンズの煮込み、目玉焼きもフルーツもある。そんなに食べられません。が、かりかり薄焼きトーストは美味でした。

 スティングが「イングリッシュマンインニューヨーク」で歌ってますね。

 「僕はエイリアン
  コーヒーよりも紅茶が好き
  薄焼きトーストが好き」

 そういえばイギリスのテレビは音楽番組が多いのですね。リバプールについたばかりの日には、ホテルの大きなテレビで、ロッド・スチュアートのスタジオライヴを見ました。ロンドンのホテルはテレビも小さいのですが、朝から音楽番組をやっているので見たりしていて、だらだらと遅めに出発。

 まずはバッキンガム宮殿に行きました。変わった馬に乗った衛兵さんの交代風景を見たりもできたのですが、凄まじい人手にはちょっとうんざり。それこそ世界中の観光客が集まっている。観光シーズンの京都の比ではございません。

 ぶらぶら歩いていくとセントジェイムズ公園に入り込みました。

 冬枯れですので花には乏しいのですが、小動物がいっぱいいる。グースに鳩に小鳥たち、黒鳥、白鳥、リス、ペリカンまでがいる~~。

 風情のいい公園を通り抜けると、官庁街に出ました。ここにも赤い服の衛兵さんがいて、近寄っていくと馬に二度、ダウンの袖口に鼻面を押しつけられました。あっち行け、と言いたかったのでしょうか。

 疲れたので二階建てバスの二階の最前列にすわり、大きな窓からロンドンの街を見ていました。
 
 カムデンタウンで降りて「バーガーキング」へ。ロンドンにはたいしておいしいものはないけれど、じゃがいもはおいしい。私はフライドポテトが大好きなので、日本ではあまり食べられないバーガーキングのポテトはおいしかった。

 ロンドンブリッジ、ロンドン塔……ここにかの、「鉄の処女」がね……拷問道具に興味はあるけど、見たらうなされそうだしぃ、ま、やめておこうか。

 ナイツブリッジでショッピングもしました。家族や友達や自分へのお土産。ロンドンは物価が高いです。大阪は世界第二の物価高都市だそうですが、安いものはいっぱいある。地元の人は安いものも知っているのでしょうけど、観光客なんだから仕方ないのでしょうね。

 夕食にはこのあたりでは名物であるらしき、日本料理の「みさと」に行きました。

 店員さんも日本人なのかな。日本語が通じます。私は時差ぼけもあまりしないし、和食が恋しくもならないタチのようなのですが、別に日本語が恋しくもない。連れがいるからかな。

 頼んだのは天丼と天ざるうどんで、天丼が先に運ばれてきました。

 うぎゃあ、超特大ヴォリューム。天ぷらがぎとぎとしてる。それでも味はなかなかでした。

 野菜の天ぷらを食べたらおなかがいっぱい。お昼のフィッシュバーガーもポテトもわだかまっていますので、いつまでたっても天ざるうどんが運ばれてこないのを幸い、キャンセルさせてもらいました。

 店は流行っていて混雑していて、他のひとたちが食べているお寿司や揚げ物にしてもすっごい量。これでないとロンドンのお客さんには満足してもらえないのでしょうか。

 精力的に観光地を歩く元気は少なくなっていますが、買い物もできたし、今日も楽しかった。

 写真は、衛兵さんと馬、人間だらけのバッキンガムの園庭、公園のペリカンくん、雨にけぶるロンドンブリッジ、特大天丼です。

 続く。

Uma Niwa Park Hashi Ten

 

 

イギリス、フランス6

イギリス・フランス旅行

6

 関空を飛び立ってから四日目の本日は、日本語バスツアーです。行く先はコッツウェルズ地方。

 連れ以外の日本語を聞くのは久しぶりって気がします。

 VICTORIA駅から出発するバスツアーは、運転手さんはイギリス人でしたが、ガイドさんはおそらくロンドン在住であろう日本女性。

 ツアーのお客さんは、東京から来られた女性ふたりと、私たちふたり。計四人だけで、パスは広かった。

 運転手さん以外は日本女性ばかりのツアーがロンドンの街を出発して、郊外へと向かっていきます。

 ガイドさんは当然でしょうけどイギリスに詳しくて、知らなかったことをたくさん話してくれました

 たとえばなにも知らずに、ロンドンの街を小説に登場させるとしたら、何の気なしに書いてしまいそう。

「クルマを駐車場に入れて料金を支払い……」
 
 いえいえ、ロンドンには有料駐車場はないのですよ。無料だったらありますが、普通に駐車するのでしたら路上で、違反ではないのですって。へええ。

 郊外からロンドンに入ってくるには、税金が必要だとか、そのようなお話も聞きながら、ゆったりバス旅行。相当に足が痛かったので、バスは私にはありがたかったです。

 最初の目的地はストーンヘンジです。

 巨大な石の数々は、SF育ちの私には、宇宙人がなんらかのメッセージのために建造したのかなぁ、と思えてしまいました。

 次なるはバース。お風呂の町です。

 石灰岩で作られた家並みの続くバースは、とても綺麗な街。雨がふっていて足が痛くて、私はひいひい言っていたのですが、満喫しました。

 そしてそして、本日のメインイベント、かな。

 カッスルクーム。この小さな村は「世界でもっとも可愛い村」といったコンテストで何度も優勝しているのだそうです。ほんとに素晴らしく可愛い村で、私にとってもイギリスでいちばーん好きな村になりました。

 ホテルも兼ねているマナーハウスでアフタヌーンティ。これが本日の楽しみでもありました。

 日本でも一度、たしか吉祥寺のホテルのラウンジで友達にごちそうしてもらったことがあるのですが、スケールがちがう。甘党でもない私にはとうてい食べきれない。

 多種のケーキ、スコーン、ジャムにクローテッドクリーム、薄くもないサンドイッチ。私が気に入ったイングリッシュブレイクファーストという名の紅茶とミルク。悪いけど、半分しか食べられませんでした。

 お茶の時間には四人でお話して、楽しいひとときをすごしました。
 英語はそんなに得意でもなさそうなのに、ふたり旅をしていらっしゃった、名も知らない東京の女性たち、ありがとうございました。

 すでにとっぷり暮れた高速道路を、バスがロンドンへと戻っていきます。渋滞していたので時間がかかりましたが、デジタルウォークマンで日本の音楽を聴いて、こんなところで演歌なんてのも乙だなぁ、と、私はいささか不思議な心持になっていました。

 VICTORIA駅では、わりと英語の喋れる連れがツアー仲間の女性たちのお手伝いをしたりもして、足が痛いので塗り薬を買ったりもしました。

 英語が喋れるとはいえ、意思疎通はむずかしい。ドラッグストアの親切なお兄さんは私に「医者に行け」と言っていたらしい。怪我でもしたと思ったのでしょうかね。

 夜はスーパーで買ってきたサラダメインの食事にしました。

 アフタヌーンティがおなかに残ってる。あのひとたち、みーんな食べてたなぁ、すごい食欲だったなぁ。あなた方も無事に日本に帰って、今ごろはどうしてらっしゃいますか? 旅の道連れはなつかしいです。

 写真はストーンヘンジ、バースの川、カッスルクームの村、アフタヌーンティほぼ全容、マナーハウスのクリスマスツリーです。

続く。

Stone_2 Bi_2 Ca_3                 Tea Houce_2

イギリス、フランス5

イギリス・フランス旅行

5

  ガイドブックは嘘つきなんですよ。
 見方が悪かったのかもしれませんが、ロイヤルアルバートホールに行くにはどこの駅で降りたらいいのか、ということが曖昧というか、ここが近いだろうと降りた駅からめちゃくちゃ遠い。

 ポリスマンは十五分くらいだと教えてくれたのですが、そんなそんな、とてもとても。

 すでに私の足が悲鳴を上げていたのもあり、あちこちよそ見していたのもありで、行けども行けどもたどりつかないのです。

 ヨーロッパはもちろん、クリスマスイルミネーションに関しては本場ですから、街を彩るツリーや電飾の美しいこと。見ていたら飽きないのですけど、いつになったら到着するのやら。

 もういやだよー、と音を上げそうになったころに、ようやく目印のあたりが見えてきました。

 昨日、写真をアップしたスケート場のイルミネーションもとてもとても綺麗でした。日本とはセンスがいっぷうちがっているのですね。

 そしてやっとやっとたどりついたロイヤルアルバートホール。イギリス随一のホールかな。クラシックの演奏ももちろん行われます。

 今夜のライヴは、日本でネットで予約していった「ブートレックビートルズ」。海賊版ビートルズです。

 日本ではあまり有名ではないようですが、you-tubeで見たところでは、特にポールがよく似てる。世界各国でライヴをやるのですし、本国ではロイヤルアルバートホールなのですから、たいしたものなのでしょうね。

 開演前にはたぶん日本ではまず買えないはずの、ブートレックビートルズグッズを買いました。ホールには私がずっと前からほしかった、ちっちゃなギターを置いていました。フィギュアではないのですが、念願の品物も買えました。

 リバプールではギターやドラムのキーホルダーも買えたし、さすが、イギリスは音楽の本場。

 案外ホールは大きくなかったけど、聴衆は満席。私の周囲では若いカップルがいちゃいちゃしてる。中年さんもけっこう多い。

 そんな中、ビートルズそのまんまのライヴが開始されました。

 聴衆は大半が英語に堪能なのですから、時にはみんなで合唱になったりもする。
 
 MCにも笑いが起きる。皮肉たっぷりのパロディタッチだったそうなのですけど、私にはわかりませーん。

 英語はわからなくてもいいのです。ビートルズの歌だったらたいてい知ってるもん。

 私は別に熱烈ビートルズファンではなくて、ジョンはジョンでもDURAN DURANのジョンがいいよー、っていうミーハーなのですけど、ジョンって言ったら普通はジョン・レノンですよね。DURANのジョンはCDショップにしかいなかったもんねぇ。

 ブートレックビートルズは、誰かさんがお望みの美青年ではなく、キャリア30年なのですから立派なおじさんですが、どうせ席から遠くて見えないんだからいっかー。

 ビートルズの歴史に沿ったライヴは楽しく、和やかに、熱気を帯びて進行していきました。その間も前の席でカップルたちがキスしてるよー。欧米人は人前でこんなふうにするの、平気ですものね。目障りだぞ、ってこっそり言うのは、日本人のひがみです。ふんだ。

 とにもかくにも二時間半ほどのライヴ、堪能させていただきました。

 帰りはもうひとつ近くにあった地下鉄の駅から乗ったので、そんなには歩かないですみました。こら、ガイドブック、こっちの駅のほうがずっと近いってはっきり書けよな。

 帰りついたホテルの部屋はたいそう狭く、シャワーしかなくてバスタブがなくて、足の疲れは癒せないのですが、寝たら治ると信じて、おやすみなさい。また明日。

 写真は、ロイヤルアルバートホール外観、ライヴ会場(写真を撮ってもいいライヴって、日本にはないような……)、ブートレックビートルズライヴの、バックスクリーンの写真と彼ら本人たちです。美青年でなくてすみません。

 続く。

Albert Albert2 Live1 Help Live2

イギリス、フランス4

イギリス・フランス旅行

4

 ロンドン到着。

 霧の都、雨が多い、寒い、イメージ通りのロンドンでした。

 ホテルに荷物を置いて、ときおり雨のちらつく中をテムズ川へと向かう。私にとってはテムズ川も憧れの地です。

 ウェストミンスター、国会議事堂、ビッグペン。

 観光地を赤い二階建てバスが何台も何台も走りすぎていきます。

 昔から小説を書いていた私は、ブリティッシュ美青年ってものも大好きでして、よくそういった綺麗な男の子を小説に登場させていました。

 タイムマシンものというか、タイムトラベルストーリィが大好きで、「永遠なんて誓えないけど」っていう小説を書きました。

 サッチャー首相だったころの当時から未来へとやってきた美青年が、未来の女性と出会って恋に落ち、彼女を連れて過去のロンドンに戻る。テムズ川に浮かべた船でアンドロイドの楽団が演奏しているシーンなんかも書きました。

 そのテムズが目の前に広がっている。感無量。

 トラファルガー、ピカデリー、ソーホー、とめぐっているうちに夕方になってきて、昼ごはんを食べそびれていた私たちは、中華街の安めのチャイニーズレストランに入りました。

 ガイドブックにも載っている有名な店らしいのですが、うーーーん、うーーーーーんのうーーーーん。

 黄色くて細いカップラーメンの麺を脚色(?)したような麺に、ワンタンまで黄色いのが大量にのっかっているワンタン麺。

 チャーハンかと思ったらあんかけごはんみたいな、海老と玉子のごはん。お米は当然、日本のものとは大違い。

 麺やごはんはまだしもだったのですが、野菜炒めはひどかった。油っこくて味がない。

 こんなに悪口を書いているのですから、店の名前は明記しないほうがいいですね。食べた気がしなくて欲求不満のまま、ベーカーストリートへと向かいました。

 ここは言わずと知れた、ホームズの本拠地。シャーロック・ホームズには中学生くらいのころにはまっていたのですよ。

 ホームズミュージアムには入りませんでしたが、お土産を買いました。

 それからそれから、くまのパディントンで有名なパディントン駅に行きました。たしかパディントンの銅像が建っているはず、というのに見当たらず、コーニッシュパイの店でローステッドポテトを買って、じゃがいもはおいしいのでやっとおなかが満足して、銅像はないかのなぁと言いつつ。

「あ、回転寿司の店がある。見にいこうか」

 となって見に行くと、そこにさりげなくパディントンベアがいました。回転寿司の店を見にいってよかったー。

 さてさて、本日のメインイベントは、夜の「ブートレックビートルズ」ライヴです。INロイヤルアルバートホール。わくわくとロイヤルアルバートホールに向かい、足がいだだだだーになるのは、明日に続くことにします。

写真は、街を走る二階建てバス。シャーロック・ホームズ。雨のロンドン。ハロッズデパート。ロイヤルアルバートホール近くのスケート場のイルミネーションです。

続く。

2bus Holmes Town Harros Skate

イギリス、フランス3

イギリス・フランス旅行

3

 ヨーロッパは日照時間が短いようで、イギリスも天気がよくても、朝は八時半ごろから、夕方は四時前くらいまでしか太陽が出ていません。

 したがって動ける時間が少なくて、すぐに夜になってしまう感覚なのです。

 しかもリバプールの街は、その日は日曜日だったからだそうなのですが、お店の閉店時間がたいへんに早い。レストランやパブは例外ですが、ブティックなんかは五時には閉まってしまうのです。

 日本人みたくウィークエンドにまで長く働きたくないから、という理由もあるのだそうですけど、真偽のほどはさだかではありません。

 そんなわけで実質初日はさっさと店が閉まってしまう街を抜けて、ホテルの近くで夕食にしました。

 早くホテルに帰って寝て、明日のロンドンへの電車旅に備えます。

 イギリスの鉄道ってものは日本人には不思議で、地下鉄でさえも時間帯によって料金が異なるのですよ。カルチャーショックでした。

 リバプールクイーンズスクエア駅から、ロンドンユーストン駅までの列車の旅。

 これまたなんだかややこしい法則によって、日本円にすると4400円くらいから14200円と幅のある運賃で、安いチケットを買っていた私たちは、車両のいちばんうしろの席。窓を作ろうとしたら作れるはずなのに、窓のない席にすわりました。

 改札もない。車内の検札もない。降車してから切符を渡すわけでもない。

 それでも、指定席なんだからここにしかすわれないのか? なんとなく釈然としないのですが、ルールは守らないといけないと思い込んでいる日本人の我々は、おとなしく窓のない席でロンドンに到着しました。

 えーと、私はひとり旅ってわけではなくて、「私たち」なのですが、連れが正体をあきらかにしてほしくなさそうなので(年下の女性です)、「私たち」とだけ書いておきますね。

 どうも私は「起こったことをありのままに」書くのが苦手で、脚色したくなる変な癖を持っているのですが、今回は真面目に「起こったことをありのままに」書くつもりです。

 そうして、ロンドン到着。

 写真は、リバプールのBBC放送局にあった写真。リバプール駅の黒いコートの美女。駅のテディベア、私たちの乗った電車。ロンドンのシンボルのひとつ、ビッグペンです。

続く。

Bbc Sta Bear2 Vir Big

イギリス、フランス2

Story Santa Bas Stra Yakei

イギリス・フランス旅行

2

  イギリスに到着してはじめての朝。実質的には初日が明けて、ホテルでの朝食はコンチネンタルブレイクファーストです。

 トーストなどのパンにバター、はちみつ、ママレード、フルーツ、そしてミルクティ。シンプルな朝ごはんでした。

 朝食を終えてリバプールの街に出ます。

 「ビートルズストーリィ」の見物。私にとってはなつかしかったりもする、ビートルズの歴史が綴られていました。ここにいた受付の青年は美形だったなぁ。写真を撮っておけばよかった。

 それから街を歩き、昼食はサンドイッチやジュース。たいして珍しいものではありませんでした。
 
 それにしても、もはや脚が疲れている。こんなことでこの先どうする、とおのれを叱咤して、次なる予定の「マジカルミステリーツアー」のバスへと乗り込みました。

 バスツアーのタイトルで、ファンには一目瞭然。リバプールのビートルズゆかりの地をめぐる短時間のツアーです。

 私たち以外には東洋人の見当たらない乗客を乗せ、ガイドさんも当然英語のツアーは、ビートルズの曲をB.G.Mに、リバプールの住宅街へと走っていきます。

 ジョージやリンゴの育った家、ジョンとポールがはじめて出会った教会。ストロベリーフィールズ、ジョンの家。などなどを回り、雨の中をバスが走っていく。

 夜にはイタリアンの食事をしましたが、リバプールではあまりおいしいものはありませんでした。

 写真は、朝のビートルズストーリイ建物。どこかでやっていたらしきイベントのためのサンタファッションの男女、マジカルミステリーツアーのバス、ストロベリーフィールズ、リバプールの街のクリスマスイルミネーションの五枚です。

続く。
 
 

イギリス、フランス1

イギリス・フランス旅行

1

 イギリスに憧れ続けて○○年。とうとう夢が実現する日がやって参りました。
  2009年12月5日、KLMオランダ航空で、関空を旅立ちました。
 今日から数日に渡って、イギリスとおまけのフランス旅行記をアップしていく予定ですので、よろしくおつきあい下さいませ。

 アムステルダム経由で、約12時間の飛行機の旅。
 一枚目の写真はアムステルダムスキポール空港のクリスマスデコレーションです。

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  たどりついたのはイギリス、リバプール。ビートルズのふるさとであるこの地ですので「ジョンレノン空港」の名がついています。

 到着したのは現地時間では夜でしたから、ホテルに直行して寝ただけ。
 ホテルのすぐ近くにある、「ビートルズストーリィ」という一種の博物館の写真です。
 夜ですので暗くて見にくくてすみません。

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  リバプールの街のクリスマスツリーと、リバプールの夜の景色。
 ケータイの写真ですので、暗いしぼけているし、なのですが、まずはこの五枚をアップしておきます。

 狭くてすこしばかり寒いホテルの部屋。
 だけど、この街はジョン、ポール、ジョージ、リンゴも若かりし日に、ロッカーらしく斜に構えて肩で風を切って歩いていたんだなぁ、と感慨を新たに、このたびの旅がはじまりました。

 続く。 

 
 

ちょっとお知らせです。

「あかねのブログ」を訪問して下さるみなさま。

いつもありがとうございます。

筆者のあかねは12/5より、旅行に出かけます。

帰宅は12/13予定。

しばらく更新できませんが、

帰ってきましたらまたしつこく、

自己解説をやるつもりでおりますので、

しばしのお別れ。

再び更新しましたら、なにとぞよろしくお願い申し上げます。

22・数え切れない雨

このあたりは一連のシリーズになっていまして、フォレストシンガーズ二年目の新春に、六人で初詣に行ったエピソードを、視点を変えて幾度も使っています。

さて、タイトルは憂歌団。

この歌も大好きです。

憂歌団のヴォーカルの木村充揮さんは「天使のダミ声」などと評されているのだそうで、魅力的な声の持ち主です。

ハードロックも大好きだけど、こういった憂愁を帯びた曲も大好き。

さてさて、主人公は乾隆也。

過去の恋。現在の葛藤。

いくつもいくつも心にはもやもやがあるけれど、フォレストシンガーズは晴れてプロになれたのです。

そんな隆也が自棄まじりに「数え切れない雨」の中をドライヴしていたら、なんとなんと、といったストーリィになっていまして、世の中には偶然ってあるものなんですね。

このストーリィの続編はもちろんあります。

この先、どうなるんでしょうね。

「どうなるんですか。教えて」

「この時点では乾くんは知らないんだよね。あなたの口癖みたいなものでしょ」

「はい、なんでしょうか」

「神のみぞ知る」

「……うーーーむ」

またまたキャラと会話しつつ、今回はここまでにしておきます。

Love_sr06_ss ←誰、このふたり?

21・遠い恋のリフレイン

主人公は山田美江子。

タイトルはT・ボランです。

T・REXとマーク・ボランをもじってつけたというグループ名のT・ボラン。

バラードロックが彼らのジャンルなのですね。

ヴォーカリストのハスキーヴォイスが好き。「遠い恋のリフレイン」は、彼らの歌の中でもっとも好きです。

日本人でも海外のミュージシャンでも、男性の声の中でいちばん好きなのは、ハスキーヴォイスかもしれません。

関西ハスキーヴォイス男性シンガー。

上田正樹、もんたよしのり、桑名正博。

BORO、憂歌団のヴォーカルの……名前ど忘れ。

このあたりの男性歌手の声はみんな好き。

私の愛する声の持ち主ナンバーワンは、なんたって甲斐よしひろ。

はじめてラジオで彼の声を聴いて魅せられて、以来ずっとずーっと、彼の声が好きです。ええ、まあ、声だけなんですけど・・・むにゃむにゃ。

いえ、甲斐バンドの曲には大好きなのがいっぱいいっぱいありますよ。

例によって話が大幅にそれました。

ストーリィは、フォレストシンガーズがデビューした翌年、ミエちゃんも含めて六人で初詣に行き、そのあと……のお話です。

そしてそして、偶然だったのか必然だったのか、ミエちゃんは「好きだったひと」と邂逅を果たすのでした。

星さんってねーーー……

なんて言うと

「聞きたくない。言わないで」

ミエちゃんが怒りますので、星さんがミエちゃんの知らないところでなにをしていたのか、しているのかは内緒内緒。

恋はしたくてするものではない。

忘れたほうがいいと知ってはいても、そうはできないのが人の心。

うんうん、そうなのですね。

Mieko

20・アンチェインドメロディ

ライチェスブラザーズともライチャスブラザーズとも表記されるグループの、古い古い曲、「アンチェインドメロディ」も、私の大好きな歌のひとつです。

まったく章って奴はこだわりが強く、ひがみっぽくて、「恵まれない若者」だと自分をそう感じている。

私にも章に似た部分はおおいにありますので、彼の気持ちはわかるのですけどね。

前向きに強く生きているひとから見れば、章ってのはイライラさせる奴でしょうね。

「だってさー、あんたがそんなふうに書いてるんじゃん」

「だってさー、あんたがそんな奴なんやんか」

章は著者について、あんたのせいで俺はこうなったんだ、と思い込んでいるふしがありますので、いつもそう言って責めるのです。

知らないよ、私は。ふふふーんだ。

そんな章とえっちゃんと、乾くんとのおかしな関わりが軸のストーリィです。

章は稚内出身。

著者は一度、稚内を訪ねたことがあります。

夏だったのですが、稚内は寒く感じました。

地元の方々のように稚内を知らない大阪からの旅人は、こんなふうに考えました。

大都会に憧れて、東京に行きたいと熱望する若者たち。

稚内あたりで育った若者が、そんな気分にこりかたまるのは無理もないかなぁ。

大阪人は特別な夢でもない限りは、あまり東京に憧れたりはしないのですけど、きらきら輝く東京を夢見る気分はわからなくもない。

章はロックスターになりたかったのですから、そうなるとやはり東京を目指しますよね。

いまだ恵まれない若者の章にも、この先、きっといいことあるさ。ね?

Egui4

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